文化放送「超!A&G+」にて好評放送中の『本渡楓・天津飯大郎の本渡上陸作戦』の5回目となる単独イベントが2024年12月8日(日)、東京・科学技術館サイエンスホールで行われた。
「昼の部」は日笠陽子さん、「夜の部」は種田梨沙さんをゲストに迎え、「いちからスタート」というサブタイトルにちなんだ企画で盛り上がった。
ここでは「夜の部」の模様をお届けする。
開演前はステージ上で本渡さんと飯大郎さんによる『カードゲーム』対決が展開! 本渡さんがハマったことがきっかけで飯大郎さんもプレイすることになった……のだが、結果は「昼の部」「夜の部」ともに飯大郎さんが勝利という結果に。
淡々と進む試合を見守ってくれた参加者に感謝をしつつ、飯大郎さんの前説のあと、いよいよ本編開始! 種田さんと本渡さんは数々の作品で共演経験があり、なかでもオリジナルアニメ『ゾンビランドサガ』では、本渡さんいわく「とくにお世話になった」とのことだ。
まずは、毎週本渡さんと飯大郎さんが近況報告する、番組のレギュラーコーナー「ポエムのコーナー」。種田さんは最近観た劇場版『遊☆戯☆王』についてのエピソードを紹介。『遊☆戯☆王』と言えば「ずっと俺のターン」というネットスラングで有名だが、実際にそういうシーンがあってビックリしたそうだ(笑)
続いて、事前に募集したメールを読んでいく。
種田さんが『ゾンビランドサガ』で共演した田野アサミさんから「おっちょこ美魔人」というニックネームをつけられたというエピソードにちなみ、「種田さんが本渡さんにニックネームをつけるとしたら?」という質問が。
種田さんは、本渡さんに対し「そのときハマっているファッションで固めている」というイメージがあるそう。さらに「最初に事務所の宣材写真を見たとき『猫目がかわいい』と思った」ということで、「古着(いまハマっているファッション)の好みの猫目」と命名!
流れで飯大郎さんのニックネームもつけることになったのだが、飯大郎さんが席を外している隙に本渡さんと共謀して「リバウンド(※最近体重が戻ったことに由来) センター分け メガネ」と、見た目で命名していた(笑)
ここからは「いちからスタート」にちなんだ企画に挑戦!
まずは、数々のイベントで散々こすり倒された「黒ひげ危機一発」。ちなみに種田さんは以前、とあるイベントで「このゲームで場を面白くする自信がないので……」とNGを出そうとしたくらい苦手な企画だそう。だが、「ここは初心に戻って」ということでしぶしぶプレイすることに(笑)
すると、なんと1刺し目で黒ひげを飛ばすことに成功! 思わぬミラクルに大はしゃぎの3人(笑)
尺が余ってしまったので、本渡さんの提案で「ノーリアクションでプレイし、リアクションをしてしまった人が負け」という特殊ルールで続行することとなった。
すると、飯大郎さんが黒ひげを飛ばした際、ガチの「ビビりリアクション」を見せ、場内は大爆笑! スタッフの悪ノリで、ステージ後方のスクリーンで何度もリプレイが流されたうえ、種田さんと本渡さんから「このなかで一番新人っぽいですね」と言われてしまい、苦笑いの飯大郎さんだった。
続いては「答えをあわせまSHOW」。「●●と言えば?」というお題を受けて、2人(もしくは3人)の回答を合わせる……という、これまたスタンダードな企画。
最初は種田さんと本渡さんの2人でチャレンジ! 「芸人と言えば?」という飯大郎さんからの“分かりやすい”お題に「明石家さんまさん」(種田さん)、「東京03さん」(本渡さん)とボケをかます2人(笑)
また「野球と言えば?」というお題では、種田さんが種田 仁 元プロ野球選手の特徴的なバッティングフォーム(通称『ガニ股フォーム』)を披露し、会場を爆笑の渦に巻き込んでいた。
続いて「キーワードトーク」コーナー。用意された箱のなかに入った紙に書かれた「キーワード」をもとにトークを展開するという、古来より伝わるような企画に挑戦。
「最近気になっているもの」というお題では、本渡さんが「腕時計」と回答。飯大郎さんが最近高価な腕時計を購入したため、本渡さんも(金額を含めて)興味津々。言葉巧みに試着させてもらい、そのままステージから逃亡を謀る本渡さんだった(笑)
その後は「ブルドーザー」や「ビールサーバー」など、弾みそうもないキーワードを連続で引いてしまったものの、3人の話術で何とかトークを成立させて(?)いた。
お次は「エチュード企画」。ボックスから引いた2枚の紙を組み合わせたシチュエーションで即興劇を繰り広げる、アドリブ力が試されるコーナーだ。
今回は「小雨が降る遊園地で」「他人の思考を読むことができる能力者」というシチュエーションに挑戦!
本渡さんと一緒に遊園地に遊びに来た種田さん。はぐれてしまった本渡さんを探して歩いているところに、飯大郎さんがぬるりと登場。心のなかを読んでくる飯大郎さんから逃げようとする種田さんのもとに、今度は本渡さんが登場! 実は本渡さんも同じく思考を読む能力者だったことが判明し、ショックを受ける種田さん。
出会ってしまった能力者2人のやり取りを見守る彼女だったが、オチのつけ方がわからなくなってしまった2人から「あの言葉でオーディエンスの記憶を消してしまえ!」と振られてしまうことに……(笑)
ここで種田さんは番組名を絡めた必殺技を放つアドリブを見せ、見事に窮地を脱したのだった。
最後は「上陸サンタ大作戦」コーナー。
「夜の部」では“本渡サンタ”から「ハンドクリームセット」など(プレゼントのタグには本渡さんと飯大郎さんのサイン入り)が抽選で5名にプレゼントされ、イベントは幕を閉じた。
【イベント後コメント】
―本日のイベントの感想をお願いします。
天津飯大郎さん(以下、飯大郎):昼・夜ともに「いちからスタート」というテーマでお届けしましたが、どういう切り口であっても『上陸作戦』の雰囲気が感じられるのが分かった、いいイベントだったと思います。
本渡 楓さん(以下、本渡):私も『上陸作戦』らしさ、という言葉が板につくくらい、長いこと続けられているんだというのを改めて感じました。
飯大郎:ゲストの2人も、「これ、正解なのかな……?」というコメントに反してすごくフィットされていましたし、とにかく楽しかったです!
―「黒ひげ危機一発」では種田さんがキセキを起こされましたね。
本渡:あれはビックリしました……。
飯大郎:もう、「1時間耐久『黒ひげ危機一発』」でもよかったんじゃないかと思えるくらい、あのコーナーだけで盛り上がりましたね(笑)
―「答えをあわせまSHOW」では、飯大郎さんが「芸人と言えば?」というお題をいつまで天丼させるのかと思いました(笑)
本渡:梨沙さんが2回目で飯大郎さんの名前を書かれて「優しい!」と思いました。人柄が出ていてとても感動しましたね。
飯大郎:『上陸作戦』に初めて来てくれた種田さんの優しさに触れて、これが「『いちからスタート』ということなんだな……」としみじみ思いました。
―「エチュード企画」では、事前に打ち合わせしたのではないかと思えるような、見事な即興劇が展開されました。
飯大郎:能力者の僕と一般人の種田さんとのやり取りに、本渡くんがどのように入ってくるか注目していたんだけど、あれは見事だったね。
本渡:やってやろうと思っていました(笑)!
―最後は種田さんに「丸投げ」されていましたね(笑)
飯大郎:それこそ種田さんが見事なアドリブを見せてくださいました。
本渡:百戦錬磨のお2人が、なんだかんだ言いつつも番組に付き合ってくださったのは本当にありがたかったです!
―イベントと言えば、物販で一定以上のお買い物をしてくれた人を対象に「出張版」と題したDVDがプレゼントされますが、どのような内容になっているのか、少しだけ教えていただけますか?
飯大郎:今年8月に開催された「『本渡楓・天津飯大郎の本渡上陸作戦』上陸ファンミーティング」でプレゼントしたDVDとはまた違った色の内容になっています。
今回は「2024年振り返りスペシャル!」というタイトルのDVDを作らせていただいたのですが、だいぶアプローチが違うといいますか。あまり話すとネタバレになってしまうので、ここまでにしておきますが(笑)
本渡:私も、面白い方向に持っていこうと思えば持っていけたと思うのですが、1年を振り返ってみたらいろんな人や物事から影響を受けたのを思い出しまして。自分で言うのもなんですが、実のある内容になったんじゃないかと思いますね。
―ところで最近の放送では、飯大郎さんが遅刻をしてしまい、本渡さんが1人で30分しゃべり続ける……ということもありました。
飯大郎:あの日は僕が駆け付けになってしまい、本渡君も後ろに予定があるということで、融通がきかないスケジュールだったんです。
本渡:「飯大郎さんがいないまま収録したら、それはそれで面白いのでは?」という流れで(笑)
飯大郎:2本撮りの1本目があんなことになっていたなんて、僕は知らされてなかったですから。まあ、それも含めて『上陸作戦』なんでしょうね……(笑)
―最後に、2025年の抱負をお願いできますか?
飯大郎:こうして長いことやらせていただいていますが、個人的には「『来年3月末で終わります』と言われてもなんの不思議もない」という気持ちでおりますので、まずは番組の存続ですね。
本渡:私は久しぶりに佐賀県に行きたいです。現在、東京・大井町にある『國酒文化振興酒場 -佐賀-』さんが番組スポンサーについてくださっていますし、『ゾンビランドサガ』が放送されていたときは現地の方にたくさんお世話になりましたからね。
それこそ番組の企画で「フランシュシュ」(作中に登場するアイドルグループ)のメンバーと一緒にロケができたら素敵だな、と思います!
<レポーター/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>
【番組概要】
「本渡楓と天津向の『本渡上陸作戦』」
文化放送「超!A&G+」にて毎週金曜22:30~23:00 【リピート】毎週土曜19:00~19:30
好評放送中!
●番組公式サイト
https://www.joqr.co.jp/qr/program/sakusen/
●番組公式「X」
@hjsakusen
☆アーカイブ情報
番組イベントが昼・夜ともにアーカイブでご覧いただけます!
視聴期限:2024年12月15日(日)23:59まで
●チケット購入はこちらから
https://bunkaagqr.zaiko.io/e/hjsakusen2024