By, 2024年9月13日
声優とアイドルの活動を両立する、山北早紀、芹澤優、茜屋日海夏、若井友希、久保田未夢によるハイブリッドユニット「i☆Ris」。彼女たちの活動10周年をお祝いするプロジェクトの最終章と位置付けられた劇場版作品が2024年9月13日(金)より全国公開される。
5人が自ら選んだ思い出の場所で、その胸に秘めた想いを語り、印象的だったステージを当時の映像とともに振り返る、ファン必見のドキュメンタリームービーとなっている。
今回はそれぞれ北海道と秋田県から上京し、夢をかなえた山北早紀/茜屋日海夏に映画の見どころのほか、これまでの活動を振り返りながら語っていただいた。
―まずは、今年5月に公開された劇場版アニメ「i☆Ris the Movie – Full Energy !! -」についての反響をお聞かせいただけますか?
山北早紀さん(以下、山北):恐らく「i☆Risファンのための映画」という側面が強い作品だと思うのですが、たくさんのメディアさまに取材していただいたこともあってか、私たちのことをあまり知らない方にも観ていただけたようでビックリしました。
初見の方に「すごくよかったよ」と言っていただいたり、映画をきっかけにライブやイベントに来てくれた人もいて、とてもうれしかったです!
茜屋日海夏さん(以下、茜屋):私もネットサイン会中に「劇場版アニメでi☆Risのことを知りました」というコメントをいただいたり、「劇場版アニメを観て、現地参戦する決心がつきました」と言っていただいたりしたので、とてもうれしかったです。
―思わぬ“副産物”もあったということですね。
ちなみに今回のドキュメント映画の話はどのようなシチュエーションでお聞きになったか、覚えてらっしゃいますか?
茜屋:スタッフさんと打ち合わせをしていたとき、いきなり「今度ドキュメント映画をやることになったんだけど、いい?」と言われたような……。
もちろんうれしかったですが、「ライブやイベント中、映画にできるくらいカメラを回していたかな……?」と心配になりました(笑)
山北:私は確か、劇場版アニメのアフレコが終わった直後に聞いたと思います。「10周年、すごい気合いが入っているな!」と思いましたね。
―5人がそれぞれ思い出の地を訪れながら話をされていますが、山北さんは札幌、茜屋さんは秋田と、生まれ故郷を選ばれました。
山北:昨年5月に開催された「i☆Ris 8th Live Tour 2023~わっしょい!!!!!~」北海道公演が終わった翌日、札幌の市街地にロケに行きました。
茜屋:私はスケジュールの都合もありまして、日帰りで撮影しました!
―まずは茜屋さんにお聞きします。ご自身も使ったことがあるという、秋田空港の名物「おなごりホン」は茜屋さんが復活を後押しした形になったとか?
茜屋:大変恐縮ですが、どうやらそのようで……(笑)
「おなごりホン」は飛行機の出発前、出発する人と見送る人がガラス越しに電話で会話できる、とても素敵な電話機で、一度取り外された経緯があったみたいで。今回の企画を聞きつけた空港の関係者様が「ぜひロケで訪れていただきたい」ということで、設置を早めてくださったそうなんです。
とてもありがたかったですし、私も上京時に使った、思い出の「おなごりホン」の復活はうれしかったですね。
―山北さんは自身がプロデュースしたメイドカフェの店員さんと久しぶりに再会されました。
山北:まだご覧いただいていない方も多いと思うので、具体的にはお話できませんが、親に関するエピソードは本当に不意打ちで、思わず泣いてしまいそうになりました……。
「もしかして、普段あまり見せない姿をさらけ出してる……?」と思うと、観られることに若干の不安もありますが(苦笑)
―i☆Ris として活動する上で、印象的だったエピソードもたくさん語られていました。
茜屋:ユニット発足当初は本当に右も左もわからない状態で。「なるほど、曲にはパート分けがあり、ソロパートもあるんだ。なら私はメンバーのなかで1番にならないといけない」と、メンバーに対する対抗心を持ちまして。
なおかつ私はデビュー当時受験生だったので、「より多く努力しなければならない」という想いもあったんですよね。ガツガツしたスタンスにならざるを得なかったんです。
山北:私は昔からかわいかったりキラキラしたものが大好きだったので、「もしアイドルになり、過去を掘り返されてしまうことがあれば、メイドカフェで働いていたなら大丈夫だろう」という計算のもとでカフェ運営に携わった、という経緯があります。
―ほかのメンバーで気になったエピソードは?
茜屋:インタビューで「メンバーのなかでライバルは誰?」という質問を受ける際「優ちゃん(芹澤さん)」と答えることが多いのですが、彼女も私のことを意識してくれているみたいでうれしいです。
「とある公演で悔しくて泣いていたら、茜屋も泣いていた」というエピソードを話しているのを聞いて、結成時から同じ方向を向いていたんだな、というのがわかってうれしかったです。切磋琢磨できる仲間がいるのは最高ですね。
山北:私は(若井)友希ちゃんでしょうか? 彼女のご家族が出演しているのですが、私はよく友希ちゃんの親御さんと絡むので(笑)
友希ちゃんが地元・岐阜県でソロライブを行なったとき「お祖母ちゃんが観にきてくれたんです!」というエピソードを話していて「地方組あるあるだな」と思いました!
―お2人も地方出身ということですが、上京してからの苦労話はありますか?
山北:「東京の人は冷たい」という偏見のようなものがあったので、周りの人のことをどうしてもそういう目で見てしまうのはありましたね。独り暮らしも初めてでしたし、とにかく環境に適応するのが大変でした。元々、人に頼るのが苦手なタイプですし、メンバーは全員年下ですし……(苦笑)
でも、どんなに苦しい状況でも、親には一度も助けを求めたことはなかったです。どうしてもツラいときは、近くのスーパーでお菓子を買いまくってストレスを発散していました。おかげで当時、だいぶふっくらしていましたが(苦笑)
茜屋:私は小中学生のころから「早く上京して芸能活動をしたい」と思っていたので、東京には怖さよりも憧れのほうが強かったです。
そして、大学への入学が決まってからは「芸能界で頑張るぞ!」という一心で上京生活を満喫……というと語弊がありますが、独り暮らしが苦にならないくらいにはモチベーション高く暮らすことはできましたね。
ちなみに私のストレス発散方法は「シャドーボクシング」です!
山北:マイルドに言うと、ね(笑)
茜屋:あらぬ疑いをかけられるからやめて(笑)
それと、大学には気の置けない仲間がいて、芸能界とは別のコミュニティがあったのも大きかったですね。
―では、映画の内容を総括していただけますか?
山北:劇場版アニメでは「ほかの人には私たちのことがこう見えているんだ」という気持ちになりましたが、今回は当たり前ですけど「ザ・リアル」ですよね。リアルな私たちを観ていただくということで、少し恥ずかしさもあります(笑)
途中でファンのみんなの、私たちに対する声がたくさん入っていたのがうれしくて。あれだけで1本作ってもらってもいいくらいでした(笑)
茜屋:さきさま(山北さん)が言う通り、劇場版アニメはファンタジックな描写を入れつつ「i☆Risってこういうところがあるよね」というのがわかる内容になっていましたが、ドキュメンタリー映画は自分たちの成長過程が映像に収められているので、恥ずかしいというかなんというか……。そんな対照的な2本が劇場公開されるなんて、すごく面白い1年だと思いました(笑)
また、私は基本的に自分に自信がないので、ファンの方から「日海夏ちゃんのココが好き!」と言ってもらえてうれしいですし、観ていて励みになる映画になりました!
―活動15周年、20周年……と続いていくかと思いますが、今後やってみたいことはありますか?
山北:「ライブやイベントで『爆発演出』」です!
茜屋:それ、私もやりたい!
山北:ライブのクライマックスでの「銀打ち(キャノン砲を使った紙テープなどを飛ばす演出)」の経験はあれど、火柱が上がったり、特効を使った演出はあまりワンマンでは経験がない気がするんですよね……。
茜屋:盛り上がる曲の最後に「ドーン!」とかまして、会場がさらにヒートアップしたら、一生忘れられないライブになりそうです!
―ほかに、メンバー同士でやってみたいことは?
山北:私は「V6」さんが大好きなのですが、「結成●●周年」を記念して、メンバー全員で旅行に行く企画があったんです。焚火を囲みながら想いを語る……みたいな一幕があって、心を打たれまして。……まあ、i☆Risメンバーではやりたくないけど(笑)
茜屋:あ、恥ずかしがってる(笑)
山北:そんなことないから(笑)!
そう言えば私たち、実は一緒にお酒を飲んだことがないんです。「お酒が入った状態でどんなトークが展開するのか?」というのは個人的に興味がありますね(笑)
茜屋:確かに(笑)
私もタレントさんの企画発信なのですが、「モーニング娘。」さんが壮大な“寝起きドッキリ”を受けたことがありまして。合宿? かなにかでみんなで寝てたら、いきなり部屋の壁や屋根がバラバラに分解されて、スタッフの前にさらけ出されたんですよね。すかさず曲のイントロが流れてきて、みんなで歌う……みたいな。
山北:あったね! じゃあ焚火を囲んで想いを語り合った翌日、寝起きドッキリの流れで(笑)
茜屋:「虹会(ファンクラブ)」メンバー限定で映像公開にすれば、会員数が増えるかも?
山北:この機会にぜひ「虹会」に入会してください(笑)!
<インタビュアー・カメラマン/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>
【劇場版概要】
『Live & Documentary Movie 〜i☆Ris on STAGE〜』
2024年9月13日(金)全国公開
【出演】
i☆Ris
山北早紀
芹澤 優
茜屋日海夏
若井友希
久保田未夢
主題歌:「愛 for you!」/i☆Ris
監督:野中哲也
脚本:金森直哉
制作プロダクション:カイエン SEP,inc
制作協力:FAB
配給:エイベックス・フィルムレーベルズ
製作委員会:エイベックス・ピクチャーズ 81プロデュース
(C)API・81P/i☆Ris on STAGE製作委員会
【ライブ概要】
i☆Ris 12th Anniversary Live -初☆アリーナMM(マジみて)- 開催決定!!
2024年11月にデビュー12周年を迎えるi☆Risが初のアリーナ公演を開催!
タイトルの「-初☆アリーナMM(マジみて)-」にはi☆Risが大好きで応援してくれている方、
i☆Risの名前を聞いたことのある方、昔は応援してたけど今は少し離れている方など
i☆Risを知る全てのみなさんに「初のアリーナ公演を見届けて欲しい。」
という想いが込められています。
最高のLIVE、最高の景色をお届けします‼
【日時】
2024年11月4日(月・祝)
開場17:00/開演18:00
【神奈川】ぴあアリーナMM
https://pia-arena-mm.jp/
【受付対象席種】
全席指定 11,000円(税込)
※小学生以上有料。未就学児童は入場不可。
※開場開演時間が変更となる場合がございます。予めご了承ください。
【枚数制限】
お1人様各公演1申込最大12枚まで
※同一公演への複数申込は不可
★チケットのお申込みはこちら★
・ローチケ:https://l-tike.com/iris/ (Lコード:72079)
・イープラス:https://eplus.jp/iris/
・チケットぴあ:https://w.pia.jp/t/iris-12thanniv/ (Pコード:276-267)
・楽天チケット:https://r-t.jp/iris2024
【事後発券開始日時】 ※公演1週間前
2024年10月28日(月)12:00~
【イベントに関するお問い合わせ】
KM MUSIC
045-201-9999
(平日 11:00~13:00/15:00~17:00)
●公式サイト:https://iris.dive2ent.com/livedocumentary
【プレゼント】
メンバー5人の寄せ書きサイン色紙を1名にプレゼント!
ご希望の方は『れポたま!』公式「X」@repotama(https://twitter.com/repotama/)をフォローし、当該記事のポストをリポストしてください。当選者にはDMにてこちらからご連絡させていただきます。
応募締め切り:2024年10月11日(金)23:59まで
◆注意事項◆
◎ご応募いただいた方の中から、厳正な抽選の上、当選者を決定いたします。
◎当選者様にはXのDMにてこちらからご連絡させていただきます。落選の場合のご連絡は致しません。
◎当選の権利を第三者へ譲渡することはできません。
◎当選者様の住所不明、転居先不明、長期不在などにより賞品をお届けできない場合には、当選を無効とさせていただきます。
◎応募受付の確認、当選・落選についてのご質問は受け付けていません。
◎賞品のお届け先は日本国内に限らせていただきます。
◎配送日時の指定、配送業者の指定は承っておりません。