By, 2024年7月23日
2019年のデビュー以来、数々のアニメ作品をハイクオリティな歌とパフォーマンスで彩ってきた、姉のMonaと妹のHinaによるピアノ連弾ボーカルユニット・Kitri(キトリ)。彼女たちの待望のニューデジタルシングル「水槽のブランコ」が好評発売中! 同曲はアニメ『義妹生活』エンディング主題歌として起用されている。
同曲は2人が作詞と作曲を担当。アニメや漫画が大好きだというMonaとHinaが、作品に対して見事なアプローチを見せている。
今回は2人に楽曲について、さらに5周年ライブについてもお聞きしてきた。
―まずは、タイアップが決まったときの感想をお願いします。
Monaさん(以下、Mona):原作を読んで、素敵な作品だということがわかりましたし、楽曲を作らせていただけて光栄に思いました。これまでもアニメ作品の主題歌を担当してきましたし「積み重ねてきたものをさらに生かしていければ」と、気合が入りました!
Hinaさん(以下、Hina):また、作品ファンの方々に私たちを知っていただける機会をいただけてうれしいです!
―では、原作を読んでの感想をお願いできますか?
Mona:主人公の浅村悠太と綾瀬沙季はそれぞれ大変な人生を歩んできたこともあってか、どこか達観しているんですよね。彼らのクールな会話や作品の独特の空気感がアニメでどのように表現されるのか? とても気になりました。
Hina:悠太と沙季がどのような考えで日々生きているのかを読み取るのが難しいんですよね。読み進めるうちに、2人に対する興味がどんどん沸いていきました!
―お2人は普段から漫画を読む方ですか?
Hina:少女漫画からアクション漫画まで、幅広く楽しんでいます!
ちなみに最近読んだなかでハマった作品は『暁のヨナ』です。アニメ化もされた大河ファンタジーなのですが、戦うシーンもあったりして、魅力が盛りだくさんなんですよね。
Mona:私たちが住んでいる京都には「京都国際マンガミュージアム」という施設がありまして、昔懐かしい漫画があったので、ついつい読みふけってしまったことがあります。
私が好きなマンガは『コジコジ』です。さくらももこ先生が描いた名作で、コジコジの毒のあるセリフが大好きです(笑)
―ちなみにお2人の学生生活はどのようなものだったのでしょう?
Hina:合唱をやっていたので部活に忙殺されつつ、友人と一緒に遊んだりと、日々の生活を満喫していました!
Mona:私は「帰宅部」で、自宅でピアノを弾いていました。
ちなみに、いまは京都に住んでいるのですが、両親の仕事の関係で別の場所に住んでいた時間も長かったんです。
Hina:Monaは滋賀、私は大分にいる時間が長かったので、その土地その土地で得られた経験も音楽活動にフィードバックできているのではないかと思います!
―「水槽のブランコ」というタイトルに関してはどのようにつけられたのでしょうか?
Mona:作品の持つ柔らかさや透明感から「水」が連想されまして。
ある日突然、新しい家族構成になった2人、「水槽」のような組織のなかで「ブランコ」のように感情が揺れ動くさまをタイトルに込めました。
Hina:ジャケットも、2人の心がすれ違うさまを魚で表してくださっていて、すごくお気に入りです!
―歌詞についてですが、ポエトリーリーディングのパートはHinaさんが考えられたそうですね。
Hina:普段から「いつでも曲に反映できるように」と思いついた詞をメモするようにしていて。いつか、詞をもとにメロディを作るような、いわゆる詞先(しせん)の楽曲を作りたいと思っていたんです。ちょうどこの曲にマッチすると思えるようなフレーズがあったので「ぜひ!」ということで。
Mona:夜、沙季が物思いにふけりながら日記を書いている姿をイメージしながら作った曲ですので、サビの部分はとくに意識しながら、印象に残るようにこだわって作りました。歌詞に関しては、作品から受けた「悠太と沙季が、物事を明確に言い切らない」という余白を感じられる部分をフィーチャーしました。
Hina:作詞は基本的に2人で行なっているのですが、曲によって考える順番が違いまして。今回は「瑞々しさ」をテーマに私のほうからプロットを出して、Monaと一緒にブラッシュアップしていった感じですね。
―レコーディングについて印象的だったことは?
Hina:この曲のポエトリーリーディングのパートはMonaがボーカルとして歌っているのですが、レコーディングの 際 に私がボーカルパートを歌ってみたんです。今後のボーカルに生かせそうですし、いい経験になりました。
Mona:Hinaの歌声を聴いて、また新たな発見がありました!
―9月21日(土)には5周年ライブ「Kitri Live 2024 “Five years pieces”」が地元・京都教育文化センターで開催されます。5年間を振り返ってみていかがですか?
Mona:2019年にメジャーデビューし、すぐにコロナ禍に入ってしまって。「1年間で経験したものをどのように生かしていけばいいんだろう?」と戸惑う日々でした。そんななか、カバーアルバムを制作したり、配信ライブを行なったりと、みなさんと交流する時間を作りながらできることにチャレンジし、充実した5年間でした。
Hina:私にとって、あっという間の5年でした。右も左もわからない状態でしたが、たくさんのことを学べましたし、作詞活動も始められましたし、決して無駄な時間はなかったと思っています。
―ライブへの意気込みをお願いします。
Mona:セットリストはまだこれから決めていくのですが、ギターとチェロを交えてアコースティック&エレクトリックなステージをお届けする予定ですので、たくさんの方に来ていただきたいですね。
Hina:5年の間、いろんな楽器に触れてきたので、どんな構成にするのか、アレコレ考えるのがすごく楽しいです。期待して待っていてください!
―ところでお2人は実の姉妹ですが、ここだけのエピソードを教えていただけますか?
Hina:「姉妹あるある」かもしれませんが、まるで示し合わせたかのように同じ商品を購入することが多いです。
Mona:昨日も東京に着いて「睡眠の質が上がるから」と、お互いに別の場所で『ヤクルト』を買ってきて、ビックリしました(笑)
Hina:洋服に関しても同じ日に同じ服を着ようとしがちなんですよね(笑)
Mona:でもこうして音楽活動をしていると、パートナーが姉妹だというのは本当に心強いです。
―最後に、ファンに向けてメッセージをお願いします。
Mona:冒頭でお話しましたが、『義妹生活』のファンの方にもKitriのことを知っていただく機会になりましたし、今後も多くの人に私たちのことを知っていただけるよう、がんばっていきたいと思います!
Hina:私もMonaと同じく、これからもたくさんのご縁を作っていきながらKitriの音楽を広めていければと思っています。
また、2人でよく「47都道府県をライブをしながら回れたらいいね」と話しているので、いつか実現させたいです!
<インタビュアー/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>
【楽曲概要】
「水槽のブランコ」
好評配信中(2024年7月10日(水)配信開始)
☆楽曲のDLはこちらから
https://suisonoburanko.lnk.to/Kitri
【ライブ概要】
「Kitri Live 2024 “Five years pieces”」
2024年9月21日(土)
【京都】京都教育文化センター OPEN16:00 START17:00
料金:6,600円(税込)
お問合わせ:枚方 蔦屋書店 072-861-5700(10:00~18:00)
後援:α-STATION FM-KYOTO、FM大阪
◆一般発売:2024年7月24日(水)正午~
蔦屋書店オンラインストア 枚方 蔦屋書店
●イベント詳細
https://store.tsite.jp/hirakata/event/magazine/41466-0941290709.html%22
●Kitri 公式サイト
https://www.kitriofficial.com/
●日本コロムビアKitri 公式サイト
https://columbia.jp/artist-info/kitri/
●Kitri 公式「X」
@__kitri
【プレゼント】
Kitriさんのサイン色紙を1名にプレゼント!
ご希望の方は『れポたま!』公式「X」@repotama(https://twitter.com/repotama/)をフォローし、当該記事のポストをリポストしてください。当選者にはDMにてこちらからご連絡させていただきます。
応募締め切り:2024年8月16日(金)23:59まで
◆注意事項◆
◎ご応募いただいた方の中から、厳正な抽選の上、当選者を決定いたします。
◎当選者様にはXのDMにてこちらからご連絡させていただきます。落選の場合のご連絡は致しません。
◎当選の権利を第三者へ譲渡することはできません。
◎当選者様の住所不明、転居先不明、長期不在などにより賞品をお届けできない場合には、当選を無効とさせていただきます。
◎応募受付の確認、当選・落選についてのご質問は受け付けていません。
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