土屋李央とのデュエットに、人生初のコントも披露！ 「いそべかりんのぽかぽかおたんじょう日和2024」（第2部）レポート
声優・女優として活躍する礒部花凜のバースデーイベントが2024年5月26日（日）、神奈川・紅葉坂ホールにて開催された。
今年で4回目の開催となる本イベント。バースデーケーキや舞台上に飾られたバルーン、さらに会場内に設置されたフォトスポットはファンによる「差し入れ企画」で実現！
また公演では豪華なゲストを迎え、こちらも事前にファンから募ったアイデアをもとにした企画で盛り上がった。ここでは土屋李央がゲストに登場した「第2部」の模様をお届けする。
お笑い芸人・セブンbyセブンの宮平享奈緒さんが司会のもと、イベントは進行。
まずはオーディエンスから「花凜ちゃん お誕生日 おめでとう！」という息の合ったメッセージが。礒部さんが「もしかして開演前に練習したの！？」と驚くくらいのシンクロ具合だった。
「声優デビューから現在までを振り返るトークコーナー」では、礒部さんにゆかりのある関係者から募った情報やエピソードが紹介された。
「礒部さんを象徴するエピソードは？」という質問に「どんなに忙しくてもライブやイベントの本番にはあわせてくる」、「礒部さんの長所・強みは？」という質問には「とにかく明るくポジティブ」……などのエピソードや回答が寄せられ、さらに礒部さんが所属していたヴォーカル&パフォーマンスユニット「BlooDye」のロケで訪れた韓国でのエピソードトークや、事務所仲間の小泉萌香さんとの話題で盛り上がった。
また、昨年9月に発売した礒部さんの写真集『私めく』のリリースイベントに、幼なじみ（現在はカメラマンとして活躍中）がサプライズで参加してくれたときの話、そして彼女との大事な関係性まで、ファンにとってはたまらないエピソードが次々に飛び出した。
ここで、ゲストの土屋さんがバースデーケーキとともに登場！ 客席バックでの写真＆動画撮影後、フリートークが展開した。
土屋さんの礒部さんに対する第一印象は「学校のカースト最上位にいそうで、近づきがたい存在」だったそうだが、そのうち「意外とボケる子だな」ということがわかってきたそう（笑）
また、楽屋では「食べるか寝ている」という印象が強いそうで、実は「声優デビューから現在までを振り返るトークコーナー」でも関係者から同じエピソードが紹介されていた。
このように、寝ることに対して定評のある礒部さんは「マットを引かなくても寝られます！」とドヤ顔だった（笑）
続いては「礒部 VS. 土屋 ガチンコ対決3本勝負」。2人が豪華賞品をかけて3つの対決を行なった。
礒部さんのバースデーイベントとは言え、ここは忖度なしの真剣勝負！
まずは「パターゴルフ」対決。ステージ上に用意されたパターゴルフのコースを使い、先にカップインできたほうの勝ち、というシンプルなルールだ。
打つ力の強弱に気を付けつつ、まっすぐに打てば入る……のだが、2人ともなかなかキメることができず。
そんななか、先にカップインしたのは土屋さん！ 最初に打ち始めた距離からだいぶ近い場所からのチャレンジとなったが、見事な集中力で勝利を収めた。
なお、勝敗が決したあと、「泣きの1球」とばかりに礒部さんが一番遠い距離から打ったところ、見事カップイン！ 当然ながら勝ち負けは変わらなかったが「私のほうが遠い距離から入れたのに……」と納得のいかない様子の礒部さんだった（笑）
続いては「一般常識クイズ」。2人とも「あまり自信がない」という一般常識に関するクイズに挑戦。より多くの問題に答えられたほうが勝者となる。
「『ドレミファソラシド』は何語？（答え：イタリア語）」、「日本で一番連載の長い漫画は？（答え：ゴルゴ13）」と、2人とも不正解で迎えた最終第3問。ここまでは一般常識と言うには少々難問が続いたが、最後は「2024年のオリンピックの開催都市はどこ？」というタイムリーな問題。
礒部さんが「フランス（パリ）」と答え、見事に正解した。ちなみに土屋さんは「ネパール」と回答。礒部さんはおおよろこび……と思いきや、「ネパールオリンピック、カッコいいよね！」と2人で盛り上がっていた（笑）
3本勝負はいよいよ最終戦。「ききポテトチップス」で勝負！
3つのメーカーのポテトチップスを食べ、目隠しをしてどれがどの銘柄かを当てる、というルールとなっている。
しばしのシンキングタイムののち、2人が出した回答はまったく同じ！ 「2人とも正解で、決着が着かないのでは？」と思われたが、まさかの両名不正解（笑）
1勝1敗1分けで並んだため、最後はジャンケンでのガチンコ勝負！
結果、礒部さんが勝利し、見事賞品の「アマゾンギフト5,000円分」をゲットしたのだった。
続いてはチャレンジ企画、礒部さんと宮平さんによる「コント」を披露。事前に多くのリクエストがあったそうで、2人（とくに宮平さん）はその反響に驚いたとのこと（笑）
披露されるのは、宮平さんがこのイベントのために書き下ろした「声優専門学校」を舞台にしたコント。脱サラして声優を目指すことになった宮平さんと、名物（迷物？）講師の礒部さんとのコミカルなやり取りが展開した。
なお、事前のリハーサルではノッてきた礒部さんがアドリブを連発し、宮平さんは「時間内に収まらない可能性があるのでは？」とあせったそう（笑）
ちなみに土屋さんもちょい役で友情出演し、会場を盛り上げていた。
最後は「ライブ」コーナー。
自身がダイイチルビー役で出演している『ウマ娘 プリティーダービー』から「NEXT FRONTIER」、さらにBlooDyeの「ツバサ」と続けた。
どちらもソロで歌唱するのは初めてだそうで、「『NEXT FRONTIER』はもっともっと上に行くぞ、という強い想いを込めて、『ツバサ』は私がもっと羽ばたく姿を見てほしい、という願いを込めて歌った」そう。
ここで土屋さんが登場し、2人が出会ったきっかけとなったコンテンツ『アイドルマスター シャイニーカラーズ（シャニマス）』からStraylight (ストレイライト）が歌う「Hide & Attack」をこぶしを振り上げながらデュエット。
最後はセンターで2人で「腕組みポーズ」をキめ、場内からは大歓声が上がった。
ふたたび1人になった礒部さん。最後に選んだ曲は坂本真綾さんの「プラチナ」。いつかみんなに聴いてもらいたいと温めていたナンバーで、礒部さんにとって「目標に向かっていく自分を肯定してくれる、背中を押してもらえる曲」だそう。
そんな大事な曲を優しい歌声とともに歌い上げると、最後に一礼。オーディエンスから温かい拍手が上がっていた。
イベントはあっという間に終了の時間。
土屋さんから「花凜ちゃんがファンを大切に想っているのがたくさん伝わってきました。『シャニマス』の曲を一緒に歌えてうれしかったですし、花凜ちゃんの面白いところ、カッコいいところを観られてよかったです！」、
そして礒部さんから
「1年に1回という特別な日にイベントができてよかったです。
私は『どうやったらみんなが私のことをもっと推してくれるのか？』をいつも考えています。悔しいことがあっても、みんなが応援してくれたり祝福をしてくれたりすると、その何百倍もうれしい気持ちになります。
そんなみんなと歩んでいく未来は尊いものになると思いますので、これからもよろしくお願いします！」
とメッセージが贈られた。
最後はお返しとばかりに客席からもう一度「花凜ちゃん お誕生日 おめでとう！」という祝福の言葉が贈られ、温かい空気に包まれたままステージは終了した。
＜レポーター／ダンディ佐伯・文責（編集）『れポたま！』編集部＞
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●礒部花凜 公式「X」
@Carin_Official
●土屋 李央 公式「X」
@Tsuchiya_Rio