1年間の疲れを洗い流す、デトックスなステージ! 「緒方恵美30周年記念LIVE 禊2023-ととのう-」レポート

By, 2024年1月24日



緒方恵美が恒例の年末奉納ライブを2023年12月23日(土)、東京・神田明神ホールで開催した。

今年のテーマは「ととのう」ということで、バスローブを羽織った緒方さんとキーボードの岩瀬聡志さんが登場! 「silver rain-piano ver.-」を披露すると、オーディエンスに向けて「『サウナ オガタ』へようこそと笑顔であいさつする緒方さん。

 

2人に続いて登場した目木とーるさん(ギター)、Tabokunさん(ベース)、青山英樹さん(ドラム)は緒方さんから「ラフな格好で」とリクエストされていたこともあり、リラックスした衣装で登場。ちなみに岩瀬さんはパッと見が上半身裸に見えるTシャツを着用し、会場を盛り上げた。

本公演では、緒方さんからオーディエンスに対して「アツい楽曲だと思ったら『赤』、クールな楽曲だと思った場合は『青』のサイリウムで応援してほしい」というリクエストが。
「Driver’s High」、「Can’t go back my mission」と赤いサイリウムが輝くなかで歌唱。「-RA・SE・N-」では青いサイリウム、そして「Precious Shinin’ Star」では赤と青のサイリウムがステージ上を照らしていた。

 

続いてのMCでは、緒方さんがサウナには欠かせない「水風呂」についての豆知識を披露。「苦手な人でも一度首まで浸かってしまえば、2回目以降は意外とイケるんですよね」と語り、「緒方の歌も2回目からクセになります!」と言い放ち、場内から大きな拍手が上がっていた。

ここからは「サウナだと、かなりクる」という「2セット目」に突入。「NEXT STAGE」、「No.7」と激しいナンバーをそろえたかと思えば、「建設途中のビルの上から」、「威風堂々」としっとりとしたナンバーでクールダウンさせた。
ここまでのステージングに関し、メンバーいちのサウナ通だというTabokunさんから「OK」が出て、ホッとする緒方さん。サウナでおなじみの「オロポ」(「オロナミンC」で「ポカリスエット」を割ったドリンク)が運び込まれ、美味しそうに飲み干すと、いよいよラストとなる「3セット目」に突入!

赤いサイリウムに照らされて「出航 -departure-」を歌い上げると、ショルダーキーボードに持ち替えた岩瀬さんがステージを動き回るなか「Crow Song」、さらにメッセージ性の強いアッパーソング「Byo-doでいきましょう」と披露。息つく暇もなく「ENDLESS LOVE」、「ハッピーの誕生」と続け、最後はサンタ帽を装着し「Try Out, Go On!」を歌い上げた。

迎えたアンコールでは、まずは緒方さんと目木さんがステージに登場。目木さんのギターに乗せて「約束するよ」をしっとりと歌唱した。
メンバーがそろったあとのMCでは近況トークを展開。最近出演した朗読劇で濃い人生を演じたそうで「死ぬまでにどう生きるか?」と真剣に考えるようになったとのこと。オーディエンスに「生きているうちに楽しもうぜ!」と叫ぶと、バンドメンバーを呼び込み、ライブグッズの紹介が行なわれた。スタッフのアイデアも借りてサウナ関連の商品を多く作ったそうで、「とくに女子チームで考案したポンチョがお気に入りです!」と笑顔で話していた。
ここからはふたたび楽曲を披露。手にしたタオルを真上に投げながら「freedom」、コール&レスポンスを楽しみながら「Breaking Dawn」と熱唱し、会場をふたたび熱気に包んでいた。

ダブルアンコールでは来年2月にに「ファンミーティング」を開催することが発表され、場内は大きな拍手に包まれた。「また何かするときはぜひ来てくださいね」と「僕を放て」を歌唱。赤と青のサイリウムで応えるオーディエンスに向け「メリークリスマス&ハッピーニューイヤー!」と叫び、ステージは幕を閉じた。

<レポーター・カメラマン/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>

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