佐倉綾音と鬼頭明里が大注目のホラー作品を語る! 新作映画『エクソシスト 信じる者』「新宿リアルブラムハウス・オープンイベント」レポート

By, 2023年11月28日



1974年に公開された、ホラー映画の金字塔とも言えるような大ヒット作品『エクソシスト』。
本作の誕生から約50年、悪魔に憑りつかれた2人の少女・アンジェラとキャサリンの新たな物語を描く『エクソシスト 信じる者』が2023年12月1日(金)より全国公開! それに先駆け、本作の恐怖をリアルに体験できる「新宿リアルブラムハウス」が11月28日(火)~12月3日(日)東京・クロス新宿スペースにて期間限定で開催中だ。
アンジェラとキャサリンの日本語吹替声優を務めた佐倉綾音と鬼頭明里が、本作の魅力や収録の裏話について語った。

 

鬼頭さんは役が決まったあと、佐倉さんに「オリジナル版『エクソシスト』を一緒に観よう」と誘ったそうで、2人は「すごく面白かったです!」と口をそろえ、ここからは「新宿リアルブラムハウス・オープンイベント」についてのトークが展開した。
1Fのフォトブースにはベッドが縦に置かれており、撮影後に90度回転させると、まるでベッドの上で宙に浮いているように見えるというギミックがあるとのこと。こちらはオリジナル版『エクソシスト』の名シーンとなっており、ファンにはたまらない仕様となっているそう。
さらに、2Fは22年に公開された『M3GAN/ミーガン』、3Fは10月に全米公開されたばかり(日本では24年2月公開予定)の『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』がモチーフになっているとのことで、ホラー映画ファンは注目だ。

そして、いよいよ『エクソシスト 信じる者』の収録に関するトークへ。役が決まったとき、佐倉さんは「『ホラー、いけますか?』とマネージャーさんに聞かれたので『仕事なら……』と答えたのを覚えています」とコメント。一方、鬼頭さんは「ホラー映画うんぬんではなく、綾音(佐倉さん)と共演できることがうれしかったです」と笑いながら話していた。

悪魔憑依の演技について聞かれると、鬼頭さんは「怖がる役かと思ったら“怖がらせる”役だったので、難しそうだと思いました」と語った。一方の佐倉さんは悪魔役・小林ゆうさんの演技を挙げ「小林さんにピッタリの役だと思いましたし、彼女のおかげで私も安心して演じられました」と共演者に関するトークを披露していた。

また、佐倉さんは収録中に「恐怖体験」をしたとのこと。「ヘッドホンの調子がずっと悪く、キャサリンが悪魔に憑りつかれてしまうシーンで完全に壊れてしまったんです……」と当時のことを思い出しながら苦笑いをしていた。

最後は佐倉さんから「本作を観た際、前作(オリジナル版)と似た描写があったり、音楽を含めて楽しめる仕掛けがたくさんありました。この作品のすごいところは、『頑張れ!』と手に汗握る展開もしっかり盛り込まれていることです。楽しんでください!」、
鬼頭さんから「オリジナル版『エクソシスト』を観てその魅力にどっぷりハマり、その熱を持ったまま収録をしたので、とってもいいものに仕上がったのではないかと思います。ホラー初心者にも前作のファンにも楽しんでいただける内容になっているのではないでしょうか。『字幕版』も『日本語吹替版』も、どちらもぜひご覧ください!」とメッセージが贈られ、イベントは終了した。

<レポーター・カメラマン/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>

●『エクソシスト 信じる者』作品公式サイト
https://exorcist-believer.jp/