抱腹絶倒の企画コーナーとアツいライブで出会いから10年をお祝い!「OxTの日〜2023 IN TOKYO」(東京公演)

By, 2023年9月17日



オーイシマサヨシ×Tom-H@ckによる実力派デジタル・ロック・ユニット「OxT」(オクト)。彼らがお届けするイベントが2023年9月10日(日)、東京・渋谷WWW Xにて開催された。
本イベントは毎年「オクト(0910)の日」にあわせて行なわれており、今年は9日(土)開催の大阪公演、そして東京公演の2ステージが開催され、多くのファンが彼らのトークやライブで楽しんだ。
今回は東京公演の模様をお届けする。

イベントが始まると、まずは「Go EXCEED!!」を披露。同曲がOPテーマに使用されているアニメ『ダイヤのA』が2013年10月に放送を開始したということもあり、今年はOxT結成のきっかけとなった出会いから10年を記念した公演であることが2人の口から発表された。

最初のトークパートでは「OxTの日」に初めて参加するファンも多いとのことで「僕らのことを知っていただきつつ、みなさんとの距離を縮めていければ、との想いが込められたイベントです。歌だけじゃなく、トークもさせていただきますので……」と丁寧に説明するオーイシさん。
ここでTom-H@ckさんから、前日の大阪公演でオーイシさんが放送禁止用語を連発していたことが明かされ、場内は爆笑。さらに、オーイシさんは注意された直後に放送禁止用語をつぶやき(笑)、場内をわかせていた。

ここからはさまざまなバラエティコーナーが展開した。まずは「OxTの10年間を写真で振り返ろう」コーナー。アーティスト写真やライブにイベント、はたまたプライベートでの写真など、2人の仲のよさが伝わってくるショットが次々に登場。オーイシさんは「こうして見ていると、昔はメガネのデザインの方向性が決まっていなかったのがよくわかります」と苦笑いしていた。一方、Tom-H@ckさんは「初期のアーティスト写真をいまだにSNSの「ヘッダー」に使っているんです」とコメント。OxTの活動を大事にしていることが伝わってきた。
ほかにも『ダイヤのA』のコラボカフェに2人で訪れた写真や、クリスマスに行なわれた対バンライブイベントで、Tom-H@ckさんが自前のクリスマスツリーの着ぐるみを着用してきた写真などが、当時のエピソードを交えながら紹介された。

続いては「10年なめんな! 絶対成功『はぁって言うゲーム』」コーナー。2人が大人気ボードゲーム『はぁって言うゲーム』に挑戦した。
本ゲームはお題に対し「声」と「表情」だけで演技をし、当て合うというルール。最初のお題「笑い声」ではオーイシさんが「大魔王の笑い声」を好演し、Tom-H@ckさんが見事正解。続く「にゃー(猫の鳴き声)」は、猫の飼い主でもあるTom-H@ckさんが「威嚇したときの にゃー」を披露。こちらもオーイシさんが正解し、絆の強さを見せつけた。
そして、最後のお題が「好き」と発表されると、途端に色めき立つオーディエンス。オーイシさんは「色っぽい 好き」を、Tom-H@ckさんは「グッとくる 好き」を披露し、場内をわかせていた。しかし、Tom-H@ckさんは残念ながらオーイシさんの演技を当てることができず……。惜しくもパーフェクトを逃してしまったのだった。

最後は「クイズ トムモネア」コーナー。大人気クイズ番組「クイズ$ミ●オネア」のパロディで、Tom-H@ckさんにまつわる4択クイズに客席がチャレンジ。最後まで残った1人が「チャンピオンクイズ」に挑戦でき、正解することができればオーイシさんが愛用しているTシャツがプレゼントされる。なお、Tom-H@ckさんは「毎年個人情報が少しずつ暴かれているんですよね」と苦笑い。淡々とコーナーを進行するオーイシさんとの対比が笑いを誘っていた。
「Tom-H@ckが最近釣ったブラックバスの長さは?」、「Tom-H@ckが最近オーイシに紹介した不動産物件は?」など、難問が次々に飛び出し、出題されるたびに挑戦者たちは数を減らしていった。そんななか、見事全問正解した1名がステージに上がり、「チャンピオンクイズ」にチャレンジすることに。
注目の問題内容は「Tom-H@ckは『Tom-H@ck』というタレント名にしたことを後悔している? していない?」。今回は2択で、しかもTom-H@ckさん本人に対し「テレホン(電話口の相手に相談できる)」を使用できるため、答えを本人に聞くことができてしまう……という大サービス問題となっている。「テレホン」がかかってきたTom-H@ckさんは「多分、①(後悔している)だと思いますよ」と苦笑いしながら答え、客席は大爆笑だった。

  

ステージ後半はお待ちかねのライブパート。赤いサイリウムに照らされながら「Clattanoia」「HOLLOW HUNGER」を続けて披露した。
「STRIDER’S HIGH」は客席から「そぉい!」の掛け声が発せられるポイント、通称・SP(「そぉい!」ポイント)が17か所あるということで、事前にコール&レスポンスを確認。その甲斐もあってか、本番ではステージ上とオーディエンスが見事なシンクロをみせていた。

続くMCでは「アイドル声優のライブでよくある光景(オーイシさん・談)」である「回って~!」のリクエストに応え、スタイリッシュに回転する2人。ファンサービスを欠かさない、OxTの優しさが垣間見えたやり取りだった。

場内のテンションが高まったところで、10月よりアニメ2nd seasonの放送が決まっている『陰の実力者になりたくて!』のOPテーマ「HIGHEST」を熱唱。さらに期待に応えて、2nd seasonOPテーマ「grayscale dominator」のTVサイズ(アニメで使われる、89秒バージョン)を続けた。最後は「思い残すことがないように爆発しましょう!」と「UNION」を歌い上げ、熱狂に包まれたまま、ステージは幕を閉じた。

なお、本公演の模様は9月17日(日)23:59分までアーカイブ視聴が可能となっている(チケット購入期限は同日22:00まで)

 

<レポーター/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>

【配信概要】

【配信チケット】
料金:1,650円(税込)
※チケット料金とは別に「購入手数料」253円、「配信手数料」135円が必要となります。

●配信チケット販売URL
https://2917.zaiko.io/buy/1vpo:vAh:e1615

販売期間:9月17日(日)22:00まで
アーカイブ期間:9月17日(日)23:59まで

※HDオーディオの詳細はこちら
https://business.zaiko.io/ja/hdaudio

●OxT 公式サイト
http://www.oxt-music.com/