永瀬アンナと小西克幸が作品の舞台で思い出トークに花を咲かせる「サマータイムレンダ×和歌山市 ゆかりの地イベント『ただいま』~今年こそ帰らな潮にどつかれる〜」レポート

By, 2023年8月10日



アニメやゲーム等で展開する『サマータイムレンダ』のイベントが2023年7月23日(日)、作品の舞台である和歌山県「和歌山マリーナシティ」にて開催された。
当日は小舟 潮役・永瀬アンナ、雁切真砂人役・小西克幸が登壇し、作品に関するトークで盛り上がった。

まずはオープニングアクトとして、和歌山県発のご当地アイドルグループ「Fun×Fam」が登場。和歌山市に本社がある「湊組グループ」のCMソングをアカペラで披露するなど、地元愛が爆発! なお、メンバーは本作の舞台である離島「日都ヶ島」のモデルとなった「友ヶ島」にも行ったことがあるそうで「作品をきっかけに、和歌山に遊びに来てほしいです!」とアピールしていた。
さらにミニライブでは彼女たちの持ち歌である「SUMMER STORY」とマカロニえんぴつが歌うアニメ第1クールOPテーマ「星が泳ぐ」を歌唱し、会場を盛り上げた。

続いて、東京から和歌山県紀美野町に移住し、地元で活躍中のピアニストの反保沙季が登壇。作品に対する愛を語ったあと、りりあ。が歌うアニメ第2クールEDテーマ「失恋ソング沢山聴いて 泣いてばかりの私はもう。」、cadodeが歌うアニメ第1クールEDテーマ「回夏」をピアノで披露した。

オープニングアクトで会場のボルテージが上がり、ここからはお待ちかね、永瀬さんと小西さんによるトークショーが展開。客席からの「おかえり~!」の声にあわせて2人が笑顔で登壇した。
和歌山県出身の小西さんは10年前にこの場所で行なわれた別コンテンツのイベントに登壇したことがあるそうで「すごく懐かしいです! でも久々に帰ってきたら、コンビニが少なくてビックリしました」と話し、会場を笑わせていた。
一方、潮が「和歌山市アニメ観光大使」に就任しているとのことで、永瀬さんは「役が決まったときは彼女が大使になるなんて思ってもみませんでした。街中のいたるところに潮のパネルが置いてあってうれしいです!」とコメント。また、本作への出演をきっかけに行なったことについて聞かれると「和歌山グルメを食べました。とくに『よもぎ餅』がすごく美味しかったです!」と感想を語った。

「テーマトークコーナー」では、ステージ後方のスクリーンに映し出されたテーマに沿って2人が楽しいおしゃべりを繰り広げていった。
最初のテーマは「和歌山市」。
本作のこだわりの1つである和歌山弁について、小西さんは「若者とご年配の方ではアクセントや言葉が違っていて、大変でした」、永瀬さんは「お芝居ができても方言ができていない、またその逆もあり、とても苦労しました」とアフレコのエピソードを交えつつ語っていた。

ここで、本ステージで司会を務めた地元アナウンサー・山田みゆきさんが登場するシーンをファンとともに視聴。「コロナ禍で他キャストとの掛け合いはかなわなかったものの、全力で演じました」と笑顔で語る山田さんに、2人からも拍手が贈られた。

続く「キャラクター」というテーマでは、演じたキャラクターとアフレコ時の思い出が紹介された。小西さんは「真砂人はいわゆる“悪役”なので、毎回気持ちよく演じさせていただきました(笑)」、
永瀬さんは「物語の核となるような話になりますが、私が演じている潮は『ニセモノ』なんですよね。現場では『もう1人の自分がいるという感覚を常に持って演じてほしい』というディレクションを受けました。
小西さんと(網代慎平役の)花江夏樹さんの鬼気迫る演技に圧倒され、ビクビクしながら演じていましたね」とそれぞれコメントした。

続いてのテーマは「名場面」。事前に選ばれたアニメの名シーンを映像とともに振り返っていく。
まずは第1話で慎平が殺されてしまうシーン。小西さんは「アフレコ時はまだ画ができていなかったので『ここまでリアルに描かれているんだ』とオンエアを観て知りました。スタッフさんの気概を感じましたね」、永瀬さんは「まさか第1話で主人公が死んでしまうとは思いませんでしたし、これからすごいことが起こりそうな予感をひしひしと感じました」とそれぞれ感想を語った。

お次は第8話で慎平が潮の大好物であるカレーを作っているシーン。「(白砂沙帆さん演じる)小舟 澪に見つからないように」と潮に釘を刺した慎平だったが、彼女が我慢できずに「カレーの歌(自作)」を歌う……というコミカルな要素を含んだ場面だ。
永瀬さんは「潮がどんな風に歌うか、全面的に任せていただいたのですが、何度かリテイクを受けました。
『カレーをどうしても食べたい、という気持ちを押し出して』とのディレクションに応えた結果、あのようになりました(笑)」と裏話を語った。

第12話の、慎平と潮によるシデとの戦闘シーンでは、「台本を見ずに演技に集中しました」と語る永瀬さんに対し、小西さんは「それができるっていうのはすごいと思うよ」と感心した様子を見せていた。

最後は、永瀬さんと小西さんが選んだ名場面を紹介。
小西さんは第18話のエンドクレジットで、キャストの名前からモザイクが取れたシーン。「謎解きがテーマの作品で、このような演出があるのって珍しいと思うんです」と選んだ理由を語った。
さらに第24話でシデが消え去るシーンもチョイス。「このシーン、もう一度やらせてください、と自分からお願いしたのを覚えています」と語り、永瀬さんも「何かに取り憑かれたような演技が印象的でした」と当時のことを思い出しながら話していた。
また、小西さんは「スタッフさんが『後でこちらで合わせるので、尺を気にせずに演技をしてください』と言ってくださってありがたかったです」とスタッフ陣に感謝の気持ちを述べていた。

一方、永瀬さんが選んだのは第9話の潮とウシオ(彼女の“影”)の掛け合いシーン。「方言と芝居の量が単純計算で倍になって大変でした。このときは元々方言がうまくできず、それもあって何度も録り直しました。みなさんに迷惑をかけてしまった想いから泣いてしまったのですが、音響監督の小泉紀介さんが『演技が上手な人はたくさんいるけど、潮をできるのはあなたしかいないんだよ。これから少しずつ上手くなっていけばいいんだから』と言ってくださって、救われました」とコメント。このシーンは永瀬さんにとって、役者としてのターニングポイントになったそうだ。
もう1シーンは第24話の潮と慎平の別れのシーン。永瀬さんが「花江さんと2人で収録したのですが、掛け合いをすると、自分で思っているのと違った演技になるんですよね」と話すと、小西さんも「相手のセリフを受けてお芝居が変わっていくのは素敵だと思います」と返していた。

なお、本ステージでは原作者の田中靖規氏からのメッセージが紹介された。「漫画やアニメが完結してしばらく経ちますが、まだまだ作品を盛り上げていただけてうれしいです。ちょうど今晩、私が最終回の1シーンで参考にした『港まつり花火大会』が数年ぶりに開かれるそうなので、ぜひ足を運んでみてください」と地元の話題にも触れ、会場からは大きな拍手が上がった。

サイン色紙とサイン入りポスターが当たるプレゼント抽せん会が行なわれた後はイベントも終わりの時間。
最後に客席に向けて永瀬さんから「こんなに多くの作品ファンの前でトークができて楽しかったです。今後もよりたくさんの方に楽しんでいただけるような作品になればいいな、と思います。本日はありがとうございました!」、
小西さんから「僕の地元でもある和歌山でイベントができてよかったです。すごく楽しい時間を過ごせました! またやりたいので、『サマータイムレンダ』、そして(永瀬)アンナちゃんを応援してください!」
とのメッセージが贈られた。

なお、「アニメ『サマータイムレンダ』展」が和歌山市民図書館にて7月22日(土)~8月31日(木)まで開催中。そのほか多くの『サマータイムレンダ』関連施策が企画されているとのこと。詳細は公式HPおよびSNSをチェックしよう。

<レポーター/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>

●TVアニメ『サマータイムレンダ』公式サイト
https://summertime-anime.com/
●『サマータイムレンダ』公式X(旧Twitter)
@summertime_PR