【プレゼントあり】「高クオリティの映像と音楽を堪能してください!」『兵馬俑の城(へいばようのしろ)』(日本語吹き替え版)シーユイ役・寿 美菜子インタビュー

By, 2023年6月9日



兵士や馬のかたちをした古代中国の副葬品・兵馬俑。神から命を授けられ、心を持った兵俑の少年・モンユエンと家族を奪われた人間の少女・シーユイを中心に描かれる中国の長編フルCGアニメ映画『兵馬俑の城(へいばようのしろ)』。日本が誇る豪華声優陣が出演する日本語吹き替え版が2023年6月16日(金)に全国公開される。日本国内で行なわれた中国映画の上映企画「電影祭」で字幕版が上映され、話題を呼んだ本作が新たな形で視聴者に感動を与える!
今回はシーユイ役の寿 美菜子さんに話をうかがってきた。

―作品をご覧になっての感想をお願いします。

寿 美菜子さん(以下、寿):本作にはオーディションのときに初めて出会ったのですが「なんてきれいな映像なんだろう?」と感動しました。
目で見ても、音で聴いても楽しいし、登場キャラクターも個性的で「総合芸術」という印象を受けました。

―オーディションに向けてどのような準備をされましたか?

寿:音響監督を務めている菊田浩巳さんは、以前別の作品でもお世話になっているのですが、私に会うたび「今日も美しいね」と言ってくださるんですよね(笑)
シーユイにも、菊田さんの持っているイメージを落とし込めたらと思いながら演じました。
また、「兵馬俑ってどんなものなんだろう?」というのを事前に動画等を観てイメージを膨らませて臨みましたね。

―中国のアニメ作品が近年注目されていますが、寿さんはどのような印象をお持ちですか?

寿:先ほどと重複しますが、映像の美しさはもちろん、挿入歌のクオリティの高さに驚きました。お芝居だけでは出せない部分に彩りを加えていて、さらなる盛り上がりを生み出していると思います。
また、街並みやそこに住んでいる人々など、細かいところまで描写されているところに驚きがありました。ほかにも、兵馬俑の民とシーユイの歩くときの音が違ったりと、とても丁寧に作られているな、と感じました。

―挿入歌に関しては、現地でイベントやライブを行なった寿さんならではの視点で驚いたことがあるそうですね。

寿:はい。現地の中国スタッフさんから事前に「もし歌っていただけるなら、極力バラード曲をお願いします」と言われまして。実際に向こうで聴かれている曲(ランキング)を調べてみたら、バラード曲が多く入っているのがわかりました。本編で流れている曲も素晴らしいバラードで、中国の方々に沁みわたっているんだろうな、と思いました。

―では、物語に関する所感を教えていただけますか?

寿:兵馬俑という世界遺産を題材にしているところがすごいと思いました。日本の歴史的な場所を舞台にした作品で、ここまで壮大な物語が作れるのか、なかなか想像ができないので……。
また、宿命を背負ったシーユイが(福山 潤さん演じる)モンユエンと出会い、心が解けるさまも丁寧に描かれているんですよね。彼女が自分の運命に抗いながら、いかに未来を変えていけるのかも演じながら学ばせていただきました。

―兵馬俑にはもともと興味があったそうですね。

寿:はい。歴史に関する展覧会にはよく足を運んでいるので。実はオーディションの話をいただくちょっと前に、都内で開催されていた「兵馬俑展」が終わってしまって。「行きたいな」と思っていたら、なかなか都合が合わなかったんです……(苦笑)
それもあって、オーディションにお誘いいただいた際は「絶対に受かって、この世界に入りたい!」と思いました。

―シーユイという人物に対する印象をお聞かせください。

寿:美しくて凛々しい女性だと思いました。年齢感だけは少し心配でしたが(笑)、アクション感をどのように出せるか? また彼女は身内を亡くしているということで、悲しみを乗り越えようとする「強い意志」もしっかり演じられるように意識しました。

―演じるうえで大変だったことはありますか?

寿:戦闘中、モンユエンに対して指示を出すシーンがあったのですが、躍動感がありつつ、しっかりと指揮を取らなければならないのが大変でした。演技にいかに説得力を持たせられるかが難しかったです。
また、声を潜めて戦わなくてはいけないシーンがあったのですが、そのうえでモンユエンに指示を出すのは大変でした。しかも、見たこともないような大きな生き物(霊獣)と戦うということで、なかなかイメージがつきにくいところもありまして。私は動物園に行くのが好きなので、ゾウやキリンなどの大きい動物が目の前にいることを想定しながら演じました。

―アフレコはどのような環境で行なわれたのでしょう?

寿:福山さん、シャオバオ役の中島ヨシキさん、そしてシアホウ将軍役の星野貴紀さんと私の4人がはしゃいでいる写真が公式サイトや公式SNSに公開されていますが(笑)、とても和気あいあいとしたなかで収録ができました。
コロナ禍ということで分散収録ではあったものの、4人で一緒に録れましたし、「順録り(シナリオの冒頭から順を追って収録する方法)」もできましたので、最初から最後まで士気の高いまま駆け抜けられました!

―アフレコ現場で印象的な出来事はありましたか?

寿:物語序盤は出番がなかったので、同じく途中からの出番だった中島さんとお話をしていました。私のどうでもいい話(笑)を「そうなんだ~」と優しく聞いていただいて、うれしかったですね。
星野さんとは、別作品(吹き替え作品)でもご一緒させていただいたので「お久しぶりです」とごあいさつしたのですが、すごく丁寧に返していただきまして。ド迫力のシアホウ将軍と対照的な、柔らかい物腰でギャップを感じました(笑)
そして、福山さんは「モンユエンのような役は久しぶりで、新鮮だった」とおっしゃっていたので「シーユイを演じる身として、モンユエンの演技に感動しています」とお伝えしました。
あとはスタッフさんが「兵馬俑展」の図録を持ってきてくださり「兵俑には女性がいた」など、興味深い情報も知ることができてよかったです!

―本作には霊獣のほか、さまざまな動物が出てきますが、寿さんがもし使役するとしたら、どんな動物ですか?

寿:イルカでしょうか? 中国っぽい「龍」を考えていたのですが、私は海の動物も大好きでして。彼らに出会ったときの感動を忘れられず、とくにイルカには特別な思い出があります。海で船に乗っていたとき、ジャンプしながらついてきてくれたんです。あのときの感動がいまだに忘れられないんですよね。柔和な顔からも温かみも感じますし、ぜひ使役……というか友達になりたいです!

―最後に、メッセージをお願いします。

寿:このような素晴らしい作品に吹き替え版のキャストとして関わることができてうれしいです。吹き替え版ならではの面白さやカッコよさ、すごさを楽しんでいただきたいですね。素晴らしい映像と音楽を、ぜひ劇場で堪能してください!

<インタビュアー・カメラマン/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>

【作品概要】

『兵馬俑の城(へいばようのしろ)』
2023年6月16日(金)全国公開

<スタッフ(日本語吹替版)>
演出:菊田浩巳
翻訳:藤原由希
音響制作:楽音舎

<主題歌>
Liyuu「ミオソティス」(Lantis)

<日本語吹替版制作統括>
ライブ・ビューイング・ジャパン
面白映画

<日本語吹替版配給>
ライブ・ビューイング・ジャパン
エレファントハウス

<提供>
Fantawild Animation Inc.
面白映画
Open Culture Entertainment

<キャスト>
蒙遠(モンユエン):福山 潤
史玉(シーユイ):寿 美菜子
シャオバオ:中島ヨシキ
シアホウ将軍:星野貴紀

●作品公式サイト
https://heibayounosiro.jp/
●作品公式ツイッター
@heibayounosiro

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