新進気鋭の声優たちの素顔に迫るインタビュー企画『声優図鑑』。本コンテンツから飛び出したリアルイベントが2023年1月8日(日)、東京・浜離宮朝日ホールにて開催された。
今回はお笑い芸人・伊藤こう大が司会を務め、相羽あいな、菅野真衣、進藤あまね、直田姫奈、鈴木絵理、水野 朔、峯田茉優、矢野妃菜喜ら女性声優陣が様々な企画で集まったファンを楽しませた。
本イベントでは「勝手にこえずかアワード」というタイトルどおり、キャストを“表彰”していく。また、この日は一番遠い場所から来てくれたファンに対しても「特別賞」が贈られ、場内はお祝いムードに包まれた。
まず最初に発表されたのは「もっとも頼りになるで賞」。「出演者のなかで人生相談に最も的確な答えを返してくれそうな人は?」というアンケートで一番多くの支持を得た相羽さんが受賞した。
ここからはメンバーからの悩みに相羽さんが答えていく。
峯田さんからの「料理の上達法を教えてください」という相談には「包丁を使わずに調理できるメニューが多い『卵料理』がおすすめ」、進藤さんからの「スポーツジムを長く続ける方法は?」という質問には「テレビを観たり音楽を聴きながら運動すれば、キツさがやわらぐ」と的確なアドバイスが送られていった。
「激痛・ピンチ体験」は、これまで生きてきたなかで痛い思いをしたり、大きなピンチに陥ったときのエピソードを披露するコーナー。
鈴木さんは「幼少期に母親と競走していたら、転んだ拍子にコンクリートに頭を強打し、4針縫った」、水野さんは「風邪が治りかけの状態で無理やり歌ったら、翌日声が出なくなってしまった」と、各々ちょっぴり痛々しいエピソードを披露した。
続いて「え? 私も変ですか?」コーナー。こちらは出演者から事前に募集した「私って変?」と感じるエピソードを朗読劇形式で紹介する。
菅野さんが「パクチー愛」を爆発させた「NO パクチー NO ライフ」、矢野さんの「推しのパフォーマンスを見ると感極まって涙を流してしまう」というエピソードを描いた「推し 涙そうそう」など、ちょっぴり脚色を交えた朗読劇で客席を盛り上げた。なお、司会の伊藤さんを除く登壇者の多数決で「変」か「変じゃない」かを決めるのだが、どちらも「変じゃない」という結果となった。
「私のオフ、理想と現実」は、「理想のオフ」を優雅な文章とともに紹介し、その後「現実のオフ」を一言オチで締める……というコーナー。
峯田さんは「(オフはいつも)海に呼ばれてます。1人で浜辺を歩いて……(中略)自分の悩みなんてちっぽけだって思える。(中略)ありがとう地球! thank you! best friend forever!」と壮大に語ったのち、最後は「実はインドア派でした」とばかりに「ありがとうベッド!」というオチをつけたのだった(笑)
「『声優図鑑』こっちも良かった! 私のお気に入り的1枚~!」コーナーでは、『声優図鑑』のインタビュー時に撮った秘蔵の写真を紹介。魅力的なショットの数々に、出演者たちから「かわいい!」「素敵!」という声が次々と上がっていた。
「勇気を出して……愛の告白」は、出演者同士で愛あるメッセージを贈りあうコーナー。直田さんは進藤さんに「写真集、楽しみに待ってる。サイン、書いてね!」とサインの「予約」を取り付けていた。
峯田さんは矢野さんに「出演作品が大好きです。ご一緒させていただけると聞いた瞬間から緊張しています」と告白。それに対し矢野さんは「今度ぜひ共演したいですね!」と笑顔で返していた。
最後のコーナーは「常識声優調査」。「仕事現場への集合時間で『早すぎる』と感じるのは何時?」「アフレコ時、演技のパターンを複数求められた際『しんどい』と感じるのは何パターンを超えてから?」などの問題にフリップで解答。「常識(平均値)」を答えたメンバーが残っていき、最後まで残った人に「常識王」の称号が与えられる。
「昼の部」に続き、見事に「常識王」に輝いた矢野さんだったが「個性豊かなメンバーのなかで常識を保つこと自体、変なのかもしれません」とコメントし、ステージ上を笑わせていた。
エンディングでは「夜の部」で最も活躍した「優勝者」の表彰が行なわれた。イベントの随所で自慢の「即興ソング」を披露した峯田さんが見事に優勝したのだった。
<レポーター・カメラマン/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>
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