声優・緒方恵美のデビュー30周年を記念したプロジェクトの1つ「solo reading project」が始動! その第1弾が2023年1月14日(土)、東京・代官山にある「晴れたら空に豆まいて」にて開催された。
ドラマパートでは、コロナ禍の現代を舞台にした物語が緒方さんから語られていった。
女の子・満月(みつき)と幼なじみの男の子・新月(しんげつ)の2人を中心にストーリーは展開する。時は流れ、高校生になった2人。ある日新月が「家を出ていく」と切り出し、そのまま姿を消してしまう。
さらに数年の時が経ち、大学生になった満月は、ふとしたことがきっかけで新月の行方を追うことになるのだが……。
世相が反映された世界を舞台に、2人を中心とした切ない人間模様が描かれた。
また、物語の要所要所で目木とーるさんのギターにあわせ、緒方さんが「告白の場所」や「HIKIGANEをひけ!」など、デビューミニアルバム『HALF MOON』に収録されたナンバーを中心に持ち歌を披露。素敵な朗読に花を添えた。
ドラマパート後のトークコーナーでは「『solo reading project』と銘打っていますが、本当は1人で演じわけをしたくなかったんです」と打ち明ける緒方さん。さらに「台本が完成したのは開演ギリギリだった」という衝撃の言葉が飛び出し、客席を驚かせていた。
「早くほかのキャストと掛け合いができるような世の中になってほしい」と願いつつ、ミニライブコーナーへ。
緒方さんが不定期で開催中の、洋楽中心のライブイベント「M’s BAR」でもたびたび披露されているBilly Joelの「She’s Always A Woman」、Eaglesの「Desperado」のほか、アニソン・カバーアルバム『アニメグ。』に収録された「Agape」を歌唱し、リーディングライブは終了した。
なお、「solo reading project」第2弾『機龍警察【沙弥】』を2月11日(土・祝)に同場所で開催予定。緒方さんが絶賛する月村了衛による小説『機龍警察』のなかでお気に入りのエピソードを朗読するとのことだ。
「Amazonオーディオブック『Audible』」で本作の朗読を担当している緒方さんは、1人ですべての登場人物を演じわけているそうだ。「これまで数十人のおっさんを演じてきました」と笑いながら語った緒方さん。「普段は観られない、私が様々な人物を演じわける様子を直に見られるチャンスです。お待ちしています!」とアピールしていた。
<レポーター・カメラマン/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>
【アニメ概要】
「solo reading project」第2弾『機龍警察【沙弥】』
2月11日(土・祝)
【東京】代官山・晴れたら空に豆まいて
12:00開場/12:30開演
出演:緒方恵美
目木とーる(gt)他(予定)
会場チケット 5,500円(税込・特製マスク付/会場)
配信チケット 3,300円(税込・オンライン)
*ご来場の方は別途ドリンク代が必要となります。
☆緒方恵美 solo reading project特設ページ
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