4年半の集大成にふさわしいステージが展開! teaRLove ラストライブ「TEAR&LOVE」(第2部)レポート

By, 2023年1月11日



赤尾ひかる、桶谷菜穂、小野寺瑠奈、河野ひより、桜木 夕、関根 瞳、広瀬世華、福積沙耶、丸岡和佳奈によるユニット・teaRLove(ティアラブ)の最後のライブが2022年12月10日(土)、東京・科学技術館サイエンスホールにて開催された。
2018年に結成され、約4年半駆け抜けてきたteaRLoveの集大成となるステージを一目見ようと、当日は多くのファンが集まった。
ここでは「第2部」の模様をお届けする。

壮大な森、様々な表情の空、咲き誇るメンバーカラーの花が花時計となり時を刻む。teaRLoveの歩みをイメージした映像がスクリーンに流れると、9人がステージに登場。まずはデビュー曲の「瞬間シンクロニシティ」を披露。
続く自己紹介では、各々が口上を述べながらあいさつしていった。最後に9人がものまねとともに、今年4月にユニットを卒業した高橋菜々美さんの口上を述べると、会場から大きな拍手が上がった。

手の動きで波を作るジェスチャーが特徴的な「恋するサマーラッシュ」ではサイエンスホールが常夏と化し、「SMILing」ではキュートな歌声で客席を魅了した。

不敵な笑みを浮かべ、キレのあるダンスとともに「NO IMITATION」を歌唱すると、お楽しみコーナーが展開。高橋菜々美さんがインタビュアーとなり、メンバーにteaRLoveにまつわるさまざまな質問をしていく映像が紹介された。
河野さんや関根さんは声優活動を開始してすぐにteaRLoveに加入したこともあり、とりわけ大事な時間を過ごしてきたそう。ほかのメンバーたちも、仕事やプライベートを振り返りつつ、懐かしみながらインタビューに答えていった。
そんななか、「teaRLoveを家族に例えると?」という質問に、複数のメンバーが「桶谷さんは『犬』」と回答し、場内からは笑い声が上がった。

ここからはふたたび歌唱パート。「ソライロメロディ」を爽やかに歌うと、夜空のようなステージ演出をバックに「星空をつないで」を披露。「ブチ上がる準備はできてますか~!?」と客席をあおると、腕を振り上げながら「Cry High」、さらに「勇気の翼」とアッパーソングを続けていった。

続くMCでは、曲の振り付けを担当した能登有沙さんの話題に。「ダンスの基礎を叩き込んでもらった」(丸岡さん)「細かいステップを教えてもらい、少しずつ踊れるようになった」(赤尾さん)と感謝の気持ちを伝えた。
「僕らの夢のその先へ」を歌唱すると、いよいよ最後の曲「TEAR&LOVE」へ。歌いながらメンバー同士で抱き合ったり、目を合わせて笑いあったりと、最後の時間を楽しみ、サビでは感極まって声が出なくなってしまうメンバーも。歌い終えると名残惜しそうにステージを後にした。

ステージ上が暗くなったあとは、すぐにアンコールの手拍子が会場内に広がっていき、その大きな音に呼応するように9人がふたたび姿を現す。
ここでメンバー1人1人から最後のあいさつが行なわれた。
「ティアラブちゃん(女性ファン)、ティアラブくん(男性ファン)、スタッフのみなさん、みんなにありがとうを言いたいです。またどこかでお会いしましょう!」(赤尾さん)

「teaRLoveは自分の居場所でした。みんなと一緒に活動できなくなってしまうのは寂しいですが、これからも精進していきます!」(関根さん)

「teaRLoveのメンバーは魅力的な子ばかりです。こんな素敵なユニットで活動できて幸せでした!」(福積さん)

「teaRLoveは私にとって青春です。ティアラブちゃんや、ティアラブくんたちといま同じ空間を共有できているのは奇跡だと思います。これからも悔いのないように声優活動を頑張ります!」(小野寺さん)

「いままで応援いただきありがとうございました。今後は役者としての私たちも見てもらいたいです。これからもよろしくお願いします!」(丸岡さん)

「teaRLoveは学校のような場所で、本当に最高の“クラスメイト”に恵まれたと思います。素晴らしい4年半でした!」(桜木さん)

「teaRLoveの活動を通じて、表現するよろこびを教えてもらいました。みんなに会えてよかった!」(河野さん)

「みなさんに一番伝えたいのは『感謝』の気持ちです。いつか会えたときはいい報告ができるよう、これからも頑張ります!」(広瀬さん)

「本当はteaRLoveを辞めたくありません! みなさんに走馬灯で見てもらえるような存在になれていたらと思います。いままでありがとうございました!」(桶谷さん)

メンバーとオーディエンス、ともに名残惜しい気持ちを押さえながら、いよいよ残すところあと2曲。「私たち、自慢のフォーメーションを見てください!」と叫ぶと、円形のフォーメーションでわかせながら「ソライロメロディ」を歌い上げ、「始まりの曲」である「瞬間シンクロニシティ」で締めた。

最後は9人から「4年半、ありがとうございました!」と力強いあいさつが行なわれ、それに負けないくらいの大きな拍手が会場内を包み込んだ。

<レポーター/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>

【セットリスト】
01.瞬間シンクロニシティ
02.恋するサマーラッシュ
03.SMILing
04.NO IMITATION
05.ソライロメロディ
06.星空をつないで
07.Cry High
08.勇気の翼
09.僕らの夢のその先へ
10.TEAR&LOVE

<アンコール>
01.ソライロメロディ
02.瞬間シンクロニシティ

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