1986年に公開されるや全米年間興行成績1位に輝くなど世界的大ヒットを記録し、大ヒットを記録! 主人公のマーヴェリック役を演じたトム・クルーズをハリウッドのスターダムに押し上げた空戦アクション映画の金字塔『トップガン』。36年ぶりの続編となる最新作『トップガン マーヴェリック』が2022年5月27日(金)より全国ロードショー! これに先駆けて、4月21日(木)にTOHOシネマズ日比谷でカウントダウンイベントが開催された。
アメリカ海軍の中でも最精鋭を誇るパイロットたちが集まった“トップガン”でも不可能とされた任務をクリアするための切り札として、伝説のパイロット・マーヴェリックがかつての古巣に帰還。圧倒的な飛行テクニックと常識破りの訓練で新世代パイロットたちの度肝を抜いたマーヴェリックだったが、そんな彼らに生還の可能性0パーセントのミッションが迫っていた……。史上最高のパイロット、マーヴェリックはなぜトップガンチームに戻り、若きトップガンたちとともに命を賭けて前人未到のミッションに挑むのか? 『トップガン マーヴェリック』では、そんな大迫力のスカイアクションと胸熱な人間ドラマが描かれる。
今回のカウントダウンイベント、前半は本作の「ベスト・オブ・ザ・ベスト アンバサダー」に任命された芸人ユニット・おいでやすこがの2人が登場。特にこがけんさんは大の『トップガン』ファンで、「大好きな『トップガン』の宣伝に関われて興奮しています」と大よろこび。最初の「キーワードトーク」は、戦闘機のエンジン音に匹敵するという「(自称)約120デシベル」の大声を武器に、小田さんが注目すべき作品キーワードを絶叫し、その詳細について作品のうんちくを交えながらこがけんさんが語り尽くしていくというスタイルで進行。
トム・クルーズをはじめとしたパイロット役のキャスト全員が、苛酷な訓練を経て実際に戦闘機に乗って撮影を敢行したことについて、こがけんさんが徹底解説。6台のIMAXカメラを搭載した機体にてスタントマン&CG無しでの撮影という究極のリアルを追求したこだわりの映画に、小田さんは「とんでもないよなぁ」と一言。こがけんさんも迫真の映像について「本物でしか味わえない本物の説得力が、まさに『マーヴェリック』だと思っています」と力強く太鼓判を押した。
ほかにも本作の胸熱ポイントとして、マーヴェリックの相棒だったグースの息子ルースターや、将軍にまで昇進したアイスマンといった人物たちをピックアップ。それぞれのキャラについてこがけんさんが『トップガン』での登場シーンの回想を交えてながら見どころを語ると、マーヴェリックとアイスマンの関係についておいでやす小田さんが「(ドラマ『踊る大捜査線』の)青島と室井さんみたいなもんですか?」と絶妙すぎる例えを披露。これにはこがけんさんも「ホントにそう(笑)」と思わず納得してしまう一幕もあったりするなど、『トップガン』愛を感じさせるトークが展開された。
イベント後半は、本作の宣伝パイロットに就任した『ウマ娘 プリティダービー』マヤノトップガン役・星谷美緒さんと、作中でマヤノトップガンのルームメイトでもあるトウカイテイオー役・Machicoさんが登場。
「マヤノトップガンという名前は、馬主さんの好きな映画だった『トップガン』からとったそうです」と語った星谷さんは、『トップガン マーヴェリック』の宣伝パイロットに任命されたことについて「時代を超えてつながっているのがホントにすごいなって思います」とコメント。Machicoさんも「すごい運命を感じます」と感想を語りつつ、「トウカイテイオーも『トウカイ』や『テイオー』にちなんだコラボの話がくるかも? と希望が持てました!」と期待のコメント。またこのイベントの前日となる4月20日(水)はトウカイテイオーの誕生日ということで、会場からは大きな拍手が贈られ、Machicoさんは「Twitterにトウカイテイオーのイラストを描いて絵でお祝いしました」とうれしそうに笑顔を見せていた。
前作の『トップガン』についての感想を聞かれた星谷さんは「マーヴェリックが格好良くって! 心を動かされることがすごく多かったです」と彼の魅力に心をわし掴みにされた様子。Machicoさんは「私はグースがすごく好きで。自分とは全然違う性格なんですけど、だからこそマーベリックと織りなす男同士の友情やドラマにつながっていくんですよね。やんちゃさも見えて、そんなワイルドさに惹かれました」と、それぞれの“推しメン”のトークで盛り上がった。また星谷さんは作中に出てくるドッグタグがマヤノトップガンの勝負服に反映されていたりと、自身のキャラとのリンクしている部分にも注目していたらしく、「観ていて気付きも多かった」と『ウマ娘』ファンの視点で見る楽しさなどについても語った。そんなマヤノトップガンだが、宣伝パイロットとして今後も特別な発表やスペシャルコラボ企画などが予定されているとのことだ。
続いて、キャスト陣が本物の戦闘機に搭乗するために行った苛酷な訓練の模様や、高Gに耐えてながら臨んだ撮影の様子などを収めた特別映像が本邦初公開。戦闘機に乗った俳優陣が自分で撮影をしている映像を見たMachicoさんは「声優が演じながらマイクの音響調整もやっているようなものだから……すごいです。その上で最高のお芝居をするなんて」と衝撃を受けた様子で、星谷さんも「早く観たいです!」と瞳を輝かせていた。
最後はMachicoさんが「メイキングを観たりお話を聞いてすごくワクワクしましたし、俳優さんたち、そして制作の皆さんのこだわり抜いたリアルを早く映画館の大画面・大音量で体感したいなって思いました。マヤノトップガンの宣伝パイロットの活動にも注目してください。応援よろしくお願いします」、星谷さんが「『ウマ娘』でマヤノトップガン役が決まったときにはまさかこんな素敵なイベントに出させていただくなんて想像もしていなくて。本当に光栄です。劇場の大きなスクリーンの大画面で大迫力のあの映像と音楽が体感できると思うと本当に楽しみです。これからも『トップガン マーヴェリック』宣伝パイロットを頑張っていきたいと思います。期待してください!」と語った後で、「ユー・コピー?」とマヤノトップガンの決めゼリフを披露。これにMachicoさんが「アイ・コピー!」と返すと会場は大きな拍手に包まれた。
ここからは今回のイベントの出演者全員が集合して「36日後」の公開までのカウントダウンのスタートと、“胸熱”仕様の巨大ヘルメット型スペシャルスタンディのお披露目をすることに。宣伝パイロットの星谷さんによる「胸熱カウントダウンスタート!」の掛け声とともに出演者全員で「5.4.3.2.1」のカウントダウンが始まり、ゼロに合わせて星谷さんが「テイクオフ!」のコール&ボタンをプッシュ。次の瞬間スクリーンにスペシャルスタンディの映像が映し出されると、出演陣から「おー!」という大きな歓声が上がった。
この特製スタンディは、現在TOHOシネマズ日比谷劇場ロビーに展示されているとのこと。ファンならぜひ一度は足を運んでチェックした後に、大スクリーンで映画を楽しんでもらいたい。
最後に、星谷さんから「トム・クルーズさんが生み出す映画は“ベスト・オブ・ザベスト”のエンターテインメント……本物のエンタメとなっています。作品ファンの方も、まだ観たことがない方もぜひ映画館の大スクリーンで家族や仲間やいろんな方と一緒に楽しんでいただければと思っています。いよいよ36年待った公開が36日後に迫ってきました。お楽しみに! テイク・オーフ!!」とメッセージが贈られ、イベントは終了した。
<レポーター・カメラマン/川畑 剛・文責(編集)『れポたま!』編集部>
【作品概要】
『トップガン マーヴェリック』
2022年5月27日(金)より全国ロードショー
●『トップガン マーヴェリック』公式HP
https://topgunmovie.jp/
●『トップガン マーヴェリック』公式ツイッター
@TopGunMovie_jp