【プレゼントあり】デビュー曲にして作詞にも挑戦した意欲作! 1stデジタルシングル「Page」をリリースする青山吉能 インタビュー

By, 2022年3月9日



『ぼっち・ざ・ろっく!』後藤ひとり役、『プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~』小野真美役、『Wake Up, Girls!』七瀬佳乃役などでおなじみの声優・青山吉能の待望のソロデビューが決定! 2022年3月9日(水)に1stデジタルシングル「Page」をリリースする。
これまで数々のアニメソングを手がけた矢吹香那が作曲を担当、作詞は青山さん本人が手がけている。発売を控えた青山さんに、デビューまでの道のりから楽曲について話をうかがった。

―1stシングルの発売が迫っていますが、デビューまでの道のりを振り返っていただけますか?

青山吉能さん(以下、青山):こう言ってしまうと語弊があるのかもしれませんが、「思っていたのと違う」というのが正直な感想です(笑)

―と言いますと?

青山:私は前々から「音楽ライブをやりたい」と思っていたんです。そんなとき、以前私がお世話になっていたスタッフさんと久しぶりにやり取りする機会ができまして。「ぜひ協力させてください」と言っていただき、すごくうれしかったのですが、その流れで「せっかくだからオリジナル曲があったほうがいいのでは?」という話になったんです。

―実際に曲を作ることになったと。

青山:そうなんです。そのスタッフさんから紹介していただいたのが、テイチクさんのプロデューサーでした。トントン拍子で話が進んで戸惑いもあったのですが、結果的に「ライブ開催の準備」と「楽曲制作」を並行することになりました。そこで「曲を作るということは『ソロデビューする』ということなのでは?」と気づいたんです。

―確かに、そういうことになりますね。

青山:普通、声優さんがアーティストデビューする際は、アニメやゲームのタイアップなど、あらかじめ色々と「仕込み」があると思うのですが、私の場合はかなり違うプロセスになったんですよね。我ながら面白いな、と(笑)
ちなみにマネージャーさんにテイチクさんの話をしたら、めちゃくちゃ驚かれました(笑)

―昨年12月5日に渋谷・eplus LIVING ROOM CAFE&DININGで開催されたライブでソロデビューが発表されましたが、ファンの反応はいかがでした?

青山:私が思っていたよりも反響が多くてビックリしました。ライブ後のSNSのコメントでも「待ってました!」という声をたくさんいただきましたし、みなさんの温かい声がすごくうれしかったですね。

―「Page」はどのようにして誕生したのでしょう?

青山:デビュー曲を制作するにあたり、ありがたいことにジャンルの違う曲を数十曲そろえていただきました。このなかで一番ビビッときた曲を作られていたのが矢吹香那さんのデモだったんです。
矢吹さんは私が尊敬する声優・早見沙織さんのデビュー曲を手がけられているんですよね。まず矢吹さんがコンペに参加していただいていることがすごくうれしかったですし、運命を感じました。

―プロデューサーには「こういう曲が歌いたいです」というのを事前に伝えられなかったのでしょうか?

青山:はい、最初にお話したとおり、トントン拍子で進んだ話でしたので、どんなアーティスト活動をしたい、という明確なビジョンは正直なかったです(笑)

―普段から青山さんのことを知ってらっしゃる方は「あの青山さんがこんなデビュー曲を!?」と驚かれたかもしれないですね。

青山:確かにそうですね(笑) 「驚きを与える」というのもエンターテイメントのひとつだと思いますので、私のことを大好きでたまらない人たちもいい意味で裏切ることができたのではないかと思います。

―レコーディングでのエピソードはありますか?

青山:元々レコーディングの日程を2日取っていて、1日目に本線、2日目にコーラスやハモなど、残った部分を録る予定だったんです。
でも、初日を終えて自分のなかで納得いかなかった部分がありまして。次のレコーディングで「ここ、修正したいんですけど……」とお願いし、結局2日目ですべての音を録ることになったんです。

―結果的にハードスケジュールになってしまった、ということですね。

青山:そうなんです。でも、自分の名前で歌わせていただく以上、妥協したくないという気持ちがありまして。
アニメやゲームのキャラクターソングの場合は、作品の関係者やプロデューサーさんが納得すすればそれが正解じゃないですか。でも、「青山吉能の曲」はそうじゃないんですよね。

―すごくよくわかります。ちなみに詞も変えたところがあるとか?

青山:はい。それがよりによってサビの歌詞なんですよね(苦笑) ですので、レコーディング2日目に「ここの歌詞を変えたうえで歌い直したい」とお願いしました。

―具体的にはどのように変えたのでしょう?

青山:「真っ白なページ 今日を忘れず進む」という歌詞は、元々「真っ白なページ 今日もこころを綴じる」だったんです。でもしっくりこなくて……。そこで、12月のライブのことを思い出しました。あの瞬間は、二度と味わうことはできないですし、なんなら配信のアーカイブ映像を観るときもまた違った気持ちになると思うんです。それって素敵なことじゃないですか。「綴じる」という言葉は「閉じる」にも聞こえてネガティブな印象を与えてしまいますし、前向きな気持ちになれるようなフレーズにしたいと思い、考えついたのが現在の歌詞です。

―そもそも、デビュー曲でいきなり作詞に挑戦されるというのがすごいですよね。

青山:そう言っていただけるとうれしいです! スタッフさんから「せっかくだから詞も書いてみたら?」と提案していただきまして。記念すべき私の1曲目、そんな大事な曲のクレジットに「作詞:青山吉能」って入るの、メチャクチャかっこいいな、と。そんな前向きな気持ちでチャレンジしました。
でもなにより、憧れの矢吹さんの曲の世界観を私のエゴで壊さないように、という思いを常に念頭に置いて臨みましたね。

―ちなみに「Page」というタイトル含め、曲のコンセプトはすぐに決まりましたか?

青山:それがなかなか決まらず……。ですので、曲から受けたイメージを元に考えていくことにしました。「爽やか」「希望」「明るい」「当たり棒が出る」など、とにかくハッピーなことを書きだしていき、うまく組み合わせていきました。
今回のことで、作詞家の方の詞を見ると「なんでこんな言葉や言い回しを思いつくんだろう?」と改めて思うようになりましたね。それくらい大変な作業でした……。

―アーティスト写真からも、新たな青山さんの魅力が感じられます。

青山:実はデビュー曲が決まる前に撮った写真なんです。「Page」に巡り会えたあと「この写真、曲のイメージに合うんじゃない?」と思いまして。

―それは、どういうことでしょう?

青山:実はアーティストデビューに際し、いわゆる「宣材写真がないと不便だな」ということで、特に深く考えずに押さえてあった写真なんです。そしたらジャケ写に採用されることになって……驚きです。

―撮影時のエピソードを教えてください。

青山:昨年の10月、髪の毛の色がまだ明るいころに撮影しました。この写真からは伝わりづらいかもしれませんが、背中が丸見えのドレスなんですよね。最初は着こなせるか心配でしたが、いざ撮影に臨んだら、まんざらではない気持ちになってきまして(笑)
気候的にもちょうどいい気温のなかで撮れましたし、つつがなく終えることができました。

―今後、どのような活動をしていきたいですか?

青山:もちろんたくさんの方に聴いていただける、つまり「バカ売れ」する(笑)のはありがたいのですが、そのために歌う、というのは少し違うかな……と思っていて。
私は昔から合唱やピアノが好きなので、そうしたことを含めた活動をしていきたいと思っていますし、スタッフさんたちも真摯に向き合ってくださっているのがわかるんです。その空気感はずっと失いたくない、というのが一番ですね。その先に「バカ売れ」があれば、言うことなしですが(笑)

―ライブでピアノを披露する姿も想像してしまってよろしいですか?

青山:作詞に続いてハードルが高いですが(苦笑)、望んでいる方がいるならば挑戦したいですね。今後の青山吉能のアーティスト活動にご期待ください!

<インタビュアー・カメラマン/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>

【楽曲概要】

「Page」
2022年3月9日(水)デジタルリリース

作詞:青山吉能
作曲:矢吹香那
編曲:前口 渉

●楽曲購入はこちらから
https://aoyama-yoshino.lnk.to/Page

●「Page」Music Video
https://www.youtube.com/watch?v=2sTMEnldEoM

☆2022年5月15日(日)に、自身初のバースデーライブの開催が決定!
続報はアーティストチャンネル等で随時お知らせします。

●青山吉能 アーティストチャンネル
https://www.teichiku.co.jp/artist/aoyama-yoshino/
●青山吉能 公式ツイッター
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