サプライズゲストに監督が登場、涙の大団円！ 「宇宙少女漂流記 劇場イベント『地球到達12時間前』」レポート
2021年7月よりYouTubeで配信されてきた連続ボイスドラマ『宇宙少女漂流記』。『ドラゴンマガジン』では漫画も連載されている。本作のボイスドラマが2021年12月31日（金）でついに完結した。
これを記念したイベントが12月30日（木）に東京・シネリーブル池袋で開催され、ヒロインの三星アイリ役・望月麻央、大黒もあ役・加藤くるみ、羽衣まりん役・小島あんず、深川 恵役・伊吹咲希、多聞京子役・黒木信乃、布袋クリステ役・神崎舞菜が登壇した。
まずは生アフレココーナー。
30日、31日に東京ビッグサイトで開催された「コミックマーケット99」。同イベントで発売された冊子に掲載されている、アベユーイチ氏（監督・脚本担当）が書き下ろした物語をステージ上でアフレコしていく。
物語はキャラクター同士が、とあることがきっかけで入れ替わってしまう……という内容。この日は、来られなかったキャストの役を「兼ね役」として演じたメンバーがおり、さらに彼女たちにとっては初めての生アフレコということで、みな緊張気味の様子。そんななか全員で最後まで見事に演じ切り、会場からは拍手が上がった。
続いては、いま話題の邦ロックYouTuberバンド・犬も食わねぇよ。の西川サスケが手がけた本作EDテーマ「Wish for you」のPromotionVideo（PV）が初公開された。なお本曲は、メインキャストも所属している新人エンターテイメントユニット“TellUs（テルス）”が担当している。ただ、この日はまだ未完成ということでデモ版が上映されることとなった。
PVではレコーディングスタジオでメンバーが楽器を演奏しており、彼女たちの別の顔も垣間見える内容となっている。なお、完成版は2022年1～2月中にYouTubeにて公開される予定だ。
続いて、いよいよ最終話の上映。アイリの正体が明かされる衝撃のラストについては、ぜひその耳で確かめてほしい。上映後、登壇者からメッセージが送られた。
伊吹さん「最終話を聴きながら、一年間恵ちゃんと歩んできたのを思い出しました。また宇宙のどこかでお会いしましょう！」
加藤さん「愛娘（もあ）が卒業してしまったみたいで寂しい気持ちになりました。物語がまだまだ続くと信じて、心のなかにもあちゃんを常に感じていようと思います」
望月さん「アイリは最後の最後まで能力が明かされず、演じるのが大変でした。こうして完走できてよかったです！」
小島さん「まりんを演じながら実力不足を痛感してきましたが、それを乗り越えて来られました。漫画連載などまだまだ展開していく予定ですので、引き続き応援してください！」
黒木さん「男気のある女の子をうまく演じることができるのか心配でしたが、アフレコのたびに京子に近づくことができたと思います」
神崎さん「スタッフのみなさんやキャストのみんなのおかげでここまでこられました。またクリステを演じる機会があることを信じて、これからも頑張ります！」
ここで、アベ氏がサプライズ登場。まずは、この日登壇できなかった寿 零役・AYAKAさんからのメッセージを届けてくれた。イベントに参加できなかったことを残念がりつつ、『宇宙少女漂流記』の今後の展開を楽しみにしていた。
ここからはアベ氏を交えてのトークパート。「経験が浅いみなさんに対し、厳しいディレクションをしてしまいましたが、誰一人リタイアしなかったのはすごいと思います」とキャスト陣を褒めたたえていた。さらに「まだ原作が完成した段階なので、ここから物語をつなげていきたいです。みんな、これからもよろしく頼むよ！」と語ると、キャスト陣はうれしさのあまり、涙を浮かべていた。
最後はキャスト陣のサイン入りグッズが当たるジャンケン大会が行なわれ、イベントは終了。全編を通してキャスト陣、制作陣の「作品愛」を存分に感じられたステージだった。
＜レポーター／ダンディ佐伯・文責（編集）『れポたま！』編集部＞
【『宇宙少女漂流記』第1週「オールト雲ってなんですか？」第1回】
https://www.youtube.com/watch?v=41HVOW3-gms&t=5s
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http://rocket-base.jp/project/spacegirl2021/
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