声優・小岩井ことりが今まで培ってきた音声・音響技術を駆使し、高品質・ハイレゾナンスなASMRボイスドラマをお届けする音声レーベル「kotoneiro」。このたび、レーベル立ち上げから1周年を迎えた。
10月28日(木)に行なわれた生配信では、ゲストにたかはし智秋さんを迎え「おしごとねいろ ~セレブ編~【CV:たかはし智秋】」や「やしろあずき 地獄の三角コーンASMR with 小岩井ことり」、「おためしねいろ ~はじめてのASMR~」など、最新リリース情報が明らかになった。
配信後、小岩井さんにお話をうかがったので紹介する。
―レーベル立ち上げから1年経った、現在の心境をお願いします。
小岩井ことりさん(以下、小岩井):このような活動をしている同業者さんも見当たらないなか、どれだけ続けられるのか不安でしたが、応援してくださるみなさまのおかげでここまで来ることができました。さらに、メディア様からもたくさんの取材の申し込みをいただいて「信頼と実績を積み重ねることができているんだな」と実感しています。
―声優としてのお仕事と並行するのは大変だったのでは?
小岩井:レギュラー案件やアフレコに加え、最近は少しずつコンテンツのイベントやライブも行なわれるようになりましたし、正直なところかなり過密スケジュールになっています。でも、それを大変だと思わないくらい充実した毎日を過ごすことができています。出演してくださった声優さんも事務所の方もよろこんでくださり、もちろんファンのかたもよろこんでくださるんですよね。「よろこびのループ」が出来上がっているのがうれしいです。
―今回の放送ではたくさんの発表がありましたね?
小岩井:はい、1周年らしい“お祭感”が出せたと思います。「kotoneiro」には、みんなで一緒に作品を作るという主旨がありますので、ぜひ視聴者の方々にもその雰囲気を楽しんでいただきたいと思います。参加してくださっている声優さんは、アニメやゲームなどで共演されている方が多いのですが、この場でさらに仲が深まることもありますし、私にとってもすごくメリットがあるんですよね。
―環境音メインの作品制作も決まったそうですが。
小岩井:はい。環境音って、同じ場所でも、時間帯によって微妙に違うんです。ほかにも生活音が入らないようにするのに苦労しまして。しかも東京に戻って来てから音源を聴いたら、余計な音が入っていて、泣く泣く録り直したりもしました。かなり大変でしたので、ぜひ聴いていただきたいです。
―今後の展望を教えてください。
小岩井:最近では芸能人の方やVTuberさん、ひいては普段の職業からは結びつかないような方々がASMRにチャレンジしてらっしゃるんですね。そういう方々に、より本格的にASMR作品作りを楽しんでいただくため、様々なご提案をしていきたいですね。
<インタビュアー/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>
☆ASMR音声レーベル「kotoneiro」最新情報はこちらから
●kotoneiro 公式サイト
https://kotoneiro.com/