ファンの温かみを改めて実感! 亜咲花アコースティックライブ『ASAKA Acoustic Live ~ACT~』レポート

By, 2021年8月28日



アニソンアーティスト・亜咲花の約1年9か月ぶりの有観客ライブ&イベントが7月23日(金・祝)、東京・日本橋三井ホールにて開催された。
夕方からの第1部はアコースティックライブ、そして夜からの第2部では8月11日(水)に発売されたニューアルバム『Pontoon』にまつわるトークが行なわれたほか、同アルバムから新曲も披露された。ここでは第1部の模様をお届けする。

「アーティストとオーディエンスが一緒に騒げない、こんなご時世だからこそ、アコースティックライブをやりたい」という想いから実現したという今回のステージ。まずは金曜日の“夜”……には少し早いが、「Last Friday Night」からスタート。続いて、クラップが起こるなか「Just A Way You Are」を歌唱した。

2020年4月に声帯ポリープの切除手術を行なった亜咲花さん。手術後の有観客ライブは初めてということで、最初のMCでは「今日は手術を経てパワーアップした、亜咲花のパフォーマンスをお見せします!」と宣言。ここから「Seize The Day」、さらに勢いに乗って「Isn’t It Fun?」をバックバンドのメンバーのコーラスを交えて披露した。

続いての曲は「アコースティックアレンジの想像がつかず、セットリストに入れようか悩んだ」という、TVアニメ『ひぐらしのなく頃に 業』OPテーマ「I believe what you said」。バンドメンバーのアレンジにより、素晴らしい楽曲に仕上がったということで、披露するのが楽しみだったそう。赤い光に包まれ、原曲とはまた違った魅力を発しながら歌い上げた。

一転して、白い光に照らされて「Childhood’s End」を歌い上げると、ここからはしっとりとした「バラードコーナー」へと突入。
「こうすると、お腹の底から声が出るんです」と、靴を脱いで臨戦態勢に入った亜咲花さんは「NO MORE PEAKY MODE」、「Marine SNOW」と歌唱し、最後にピアノとふたりで「CITYSCAPE」を披露。「(ふたりだと)客席からの目線が集まるので緊張した」そうだが、気持ちよさそうに歌唱・演奏しているのが印象的だった。

バンドメンバー紹介のあとは、アニソンカバーコーナー。「オシャレな雰囲気のなかで届けたい」と披露したのは大石昌良さんの「楽園都市」。「手術して高音が出せるようになったので原曲から4つキーをあげて歌うことにチャレンジしました」と、普段使わないキーを駆使して見事に歌い上げたのだった。
靴を履き直すことを忘れてしまうくらいにハイテンション状態(笑)の亜咲花さん。後半戦もギアを一段階上げ、「キミとはじまる物語」、さらに「My Love」を情熱的に披露していった。

ライブは早くも残すところあと2曲。ここで、今秋に東名阪ツアーが開催されるという、うれしいニュースが! 彼女にとっては久々のライブツアーということで「スケジュールを空けておいてくださいね!」と笑顔でお願いしていた。

最後はライブ定番ナンバーの「SHINY DAYS」でクラップを楽しみ、そして2ndシングルから「Edelweiss」を歌い上げ、ステージは幕を閉じた。

<Text/ダンディ佐伯>

【ライブ概要】
「亜咲花 2nd Tour Pontoon ~Make a BIG WAVE!!~」
9月24日(金)
【大阪】梅田クラブクアトロ
9月25日(土)【名古屋】名古屋ダイアモンドホール
10月23日(土)【東京】品川インターシティホール

2ndアルバム『Pontoon』を引っさげた東名阪ツアー。東京のみ2部制で「亜咲花 Special Talk and Live Vol.2」も開催!

☆8月28日(土)よりチケット一般販売開始!
詳細はオフィシャルサイトをご確認ください。

http://asaka1007.jp/news/2765/