声優・大森日雅が共同制作として関わっている『たからもの』の発売記念WEBサイン会が1月17日に開催され、ファンと一緒にコーナーで盛り上がったり、コメントによるコミュニケーションを楽しんだ。
イベントにベレー帽姿で登場した「にちか先生」。ファンからも「とても先生っぽい!です」というコメントが贈られ、まんざらではない様子(笑)。
お正月は毎年だらだらしているそうだが、今年もご多分にもれず「餅をたべておせちを食べて、日本酒(獺祭)を飲んでこたつでゴロゴロしていた」とのこと。
おかげで「新年最初の仕事から帰ったら、筋肉痛になってしまいました」と苦笑い。
「にちか先生の『たからもの』ポイント解説」コーナーでは『たからもの』制作へのこだわりなどを紹介。
まずは、制作のきっかけについて。ステイホーム期間中に「何か新しいことをしたい」と感じ「巣ごもりを強いられている子どもたち、大人たちに向けて絵本を作りたい」と思い立ったとのこと。
物語の内容については「実家で飼っていた愛犬・ボーちゃんとの別れのときを迎えるまでの実体験をもとに、『命の尊さ』を感じてもらいたい」という想いを込めたそう。
物語の大筋はもちろん、イラストに関しても「ボーちゃんが大好きだった食パンとリンゴを描いてください」などのオーダー案を出したそうだ。
ファンからは「うちの犬も白内障にかかってしまいました」、「4歳の娘に読み聞かせてあげて、『田舎で飼っている犬を大事にしようね』と話しました」とのコメントが寄せられた。
続いては「たからものをゲットしよう! イラストクイズ」コーナー。
大森さんが天の声(司会)から出題されたお題を次々描いていき、何が描かれたかを視聴者が答えていく、というルール。
制限時間内に10問中8問答えられたら見事にミッションクリア! 来場者に抽選でサイン色紙が当たる、というもの。
「ドラえもん」「こたつ」「鬼に金棒」「しまうま」「シャアザク」など一筋縄ではいかない難問も出されたが、ファンならではの(?)考察力もあり、見事成功した。
最後は「生朗読」コーナー。画面の向こうのファンに向けて、心を込めてゆっくりと読み聞かせていった。
読み終えると、「この本をみなさんの『たからもの』として大切にしてほしいです!」とコメントし、イベント前半は終了。
後半のサイン会では、サインの合間に天の声から大森さんに届いたメッセージや質問が紹介されていく。
「大森さんにとっての『たからもの』は?」という質問には「上京するとき、おばあちゃんからもらったお手紙とお金」と回答。「文面を思い出すと泣いちゃいそうになります」としみじみ話していた。
全員分のサインを描き終えると「いつまでも楽しめる作品になっていると思います。ぜひ大切にしてください!」と笑顔で手を振っていた。
WEBイベントを終えた大森さんにコメントをいただいたので紹介しよう。
―放送を終えての感想をお願いします。
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大森日雅さん(以下、大森):サイン会以外にも、視聴者のみなさんと一緒にイラストを使った企画ができたのがうれしかったです。「あの絵でよく正解できたなあ」と思えるようなお題もありましたが(笑)、さすが私のファンの方々だな、と思いました。
そして後半のサイン会では、描いている間も「ありがとうございます」とメッセージをいただいたり、温かい気持ちになりました。
―生朗読も披露されましたね。
大森:みなさんの前で初めての朗読でしたので「これは泣いちゃいけない!」と思い、グッとこらえながら読みました。
―絵本の制作は、ステイホームの時期に思い立ったのでしょうか?
大森:私はじっとしていられない性格なので「なにか形に残るものを作りたい」と思い立ちまして。声優を目指したのも「子どもたちを笑顔にしたい」という夢からきたものでしたし、元々絵本を作りたい願望もあったので、ご相談させてもらいました。
形として残せたのはもちろんうれしいですし、買ってくださった方のなかには「自分の子どもに読み聞かせています」というメッセージをくれた人もいましたので、よろこびが倍増しました!
―次に絵本を作るとしたら、なにか構想はありますか?
大森:『たからもの』は実体験をもとに作らせていただいたのですが、それでも「起承転結」を勉強したり、事前に準備をすることが多かったですから。
もしゼロから物語を考えるとなると、そうとうな構想期間を必要とするんじゃないかと思いますが、チャンスがあればぜひやりたいです! そのときは、私の大好きな犬と猫は必ず登場させたいですね。
そして、私のイラストも採用されたらうれしいです……(笑)。
―イラストと言えば、インターネットラジオステーション<音泉>で「Cre-p presents 大森日雅の『自由の絵神さま!?』」が絶賛配信中です。
大森:このたび「絵神さまVtuberへの道」というコーナーが立ち上がりました!
“ゆとりん先生”こと、羽原ゆとりさんを師事して、私が考えたイラストを元にしたVTuberが誕生する予定ですので、楽しみにしてください。
―今後の予定としては、2月13日(土) にガールズバンド作品『私の愛した花の名は。』から飛び出したユニット・PsȳChē(プシュケ)の「デビュー直前オンラインライブ」が開催されます。
大森:前回のライブから約1年経ちまして、ドキドキですが、新曲も披露できるかと思いますので、期待してお待ちいただけると幸いです!
―3月には「電音部」の非公式自主練も開催される予定です。
大森:年末にDJをやらせてもらってから、その楽しさに目覚めました。セットリストを作る面白さもありますし、さらに超えられるように頑張ります!
―『邪神ちゃんドロップキック』のボイスドラマ企画も本格始動しました。
大森:テレビアニメの第三期は2022年放送予定なのですが、放送していない間もずっと何かしらの動きがあるのが『邪神ちゃん』のすごいところですよね。これからもずっとお世話になります!
―最後に、2021年の抱負を教えてください。
大森:昨年は新しい生活スタイルに戸惑うことも多かったですが、それにもようやく慣れてきました。
今日もオンラインでみなさんと楽しく交流できましたが、やっぱり早くみんなに会いたいです。
まずは健康第一で、少しずつステップアップできればいいな、と思いますし「絵本を作る」という夢を叶えられたので、新たなことにも挑戦したいです!
<Text・Photo/ダンディ佐伯>
☆ページ下部に写真一覧あり。
【書籍概要】
『たからもの』
Amazonにて現在発売中!
(販売中の絵本には収録直後のコメント音声が聞けるQRコードが付属!)
♢Kids Tube読み聞かせ動画♢
♢販売サイト(Amazon)♢
https://www.amazon.co.jp/dp/B08PJG9XKD/
【大森日雅プロフィール】
生年月日:10月15日
出身:長野県
趣味・特技:ファーストガンダム、御朱印集め、キャットシッター、キャットケアスペシャリスト、
愛犬飼育スペシャリスト、キーボード
【主な出演作品】
「邪神ちゃんドロップキック」花園ゆりね
「ダーウィンズゲーム」レイン
「理系が恋に落ちたので証明してみた」棘田恵那
「ド級編隊エグゼロス」チャチャ
「プリパラ」月川ちり
「キラッとプリ☆チャン」メルパン
「ねこねこ日本史」沖田総司など
「六畳間の侵略者」虹野ゆりか
「バトルスピリッツ烈火魂」美鳥山阿国
「電音部」水上雛
他多数
●大森日雅Twitter
https://twitter.com/nichika1015