【プレゼントあり】「空」にまつわる楽曲を歌とダンスで堪能してください! 1stミニアルバム『Tears』をリリースする teaRLoveインタビュー(後半)

By, 2020年11月8日



これからの活躍が期待される若手女性声優10人によるユニット・teaRLove(ティアラブ)の1stミニアルバム『Tears』が好評発売中! デビュー曲「瞬間シンクロニシティ」ほか、これまでに発表してきたヴォーカル曲5曲とインスト5曲を収録。さらに、豪華盤には振り付けを担当している能登有沙直伝・メンバーのダンスが堪能できる「DANCE PRACTICE 映像」を収録したDVDが付属! イベント会場のみで購入できた楽曲をたっぷり楽しめる1枚となっている。

インタビュー後半は赤尾(あかお)ひかるさん、桶谷菜穂(おけたに なほ)さん、小野寺瑠奈(おのでら るな)さん、河野(こうの)ひよりさん、桜木夕(さくらぎ ゆう)さんの5人に、さらに深い話を目いっぱいお聞きしてきました!

―まずは、公式サイトの動画でも楽しめる、メンバーそれぞれの“キャッチコピー”についてお聞かせいただけますか?

河野ひよりさん(以下、河野):ななみこ(高橋菜々美さん)と積ちゃん(福積沙耶さん)につけてもらいました!私の大好きな「アイドルらしさ全開」のキャッチコピーがここまで定着するとは思わなかったので、とてもうれしいです!

桜木夕さん(以下、桜木):私のは(広瀬)世華ちゃんとひとみん(関根瞳さん)がつけてくれました。元々、ずっとメガネをつけていたところから連想してくれたのだと思いますが、「ティアラブのメガネ担当」として、とても気に入っています(笑)。

小野寺瑠奈さん(以下、小野寺):私のキャッチコピーはメンバーで唯一、ダンスつきになります(笑)。(赤尾)ひかるちゃんと(桜木)夕ちゃんが考えてくれたのですが、そのときから既に「お笑い担当」になってました(笑)。でも最近はかわいい寄りに徐々に持っていこうと画策しています(笑)。

桶谷菜穂さん(以下、桶谷):私も、ひかるちゃんと夕ちゃんが考えてくれたと思うのですが、早口言葉みたいで最初はすごくプレッシャーでした……(苦笑)。実は私、すぐにほっぺたが赤くなっちゃうんです。「まだ会ってからそんなに経っていないのに、そのことを知っていたのかな?」とうれしくなったのですが、ライブのときにファンの方から「(担当カラーの)オレンジを振ればいいのか、桃色を振ればいいのか分からない」と言われてしまうんですよね。答えは「どっちもOKです」(笑)!

赤尾ひかるさん(以下、赤尾):私のは、世華ちゃんとひとみんがつけてくれました。ほっぺのほくろが星座みたいなのでそこをいじられたり。そしてこれは世華ちゃん主導で考えてくれたみたいなんですけど、私は年齢が若く見られがちということで、「小学生じゃないもん!」と言って欲しかったみたいなんです(笑)。「ピカピカ光るよ」とか、元気な感じも入っていて、お気に入りです!


【赤尾ひかるさん】


【桶谷菜穂さん】

―結成から2年間を振り返ってみていかがですか?

桜木:初めてのお披露目の場だった『カードラボTCG FESTIVAL 2018』から、もうそんなに経つんだな……と、感慨深いです。

小野寺:デビューのステージには振付をして下さった能登有沙さんが来てくださっていたのですが、昨年の8月のステージにもいらしてくださった際に、「デビューのときからすごく仲が良くなったね。それがステージに表れていたよ」と褒めてくださったんです。確かにいまでは自然体でライブやイベントもできてますし、ファンのなかにも「みんなの仲がいいところを観に来ているよ」と言ってくださる人もたくさんいらっしゃいますし、本当にうれしいです!

河野:みんなの趣味や嗜好が分かるようになってきたので、イベント中のエチュードでも「この子がこのセリフを言ったら魅力的だろうな」とか「この子のこんなセリフを聴いてみたい!」とか、色々と考えが及ぶようになりました。

桜木:エチュードひとつとっても、「かわいさ」や「かっこよさ」「おもしろさ」など、色々なジャンルの内容があるので、やるたびにメンバーのことが分かってきます。

河野:うん。ニコ生の企画でも、メンバー同士でも新たな一面が見られますし。ホント楽しいです。

小野寺:もう2年近く経つけど、いまだに新事実が出てくるのがすごいよね(笑)。

桶谷:私たちは知っていることで、ファンの前ではやってなかったことをイベントなどで披露すると「お、ここでこのネタを解禁してきたな?」と思わずニヤリとしてしまいます(笑)。逆に、まだまだ見せられていない「いいところ」もたくさんあるので、イベント会場にご来場いただいた際はぜひ楽しみにしていただきたいですね。

赤尾:ライブパートが楽しくて、毎回セットリストや照明の当て方など、演出が変わるので「今日はどんな感じなんだろうな?」と思って見に来てくださるファンもいらっしゃいます。能登さんの振り付けは手を合わせたり見つめあったりするようなものも多いので、おかげで、お互いの距離が縮まりやすい環境にあったと思います。

桜木:ペアになったメンバー同士で考えた振り付けもあるんです。特に最近はみんなダンスも上達してきて、引き出しも増えてきたこともあって、ライブで「ちょっといつもと違う振り付けをしているな」と感じて楽しんでいただける機会が増えてきたかもしれません。

桶谷:最初は決められた振り付けするので精いっぱいだったからね……。

河野:そうだよね……。ユニットが出来たばかりの頃は、みんなでひたすらダンスレッスンをしていました。自分やわかさま(丸岡和佳奈さん)、ひとみんはほぼ初めてのダンスだったと思いまして、私なんかはもうビックリするくらい踊れなくて「足を引っ張ってしまっては申し訳ない」という気持ちになりまして……。でも、少しずつ慣れてくるうちに、「このカッコいい曲ならこうやってみようかな」とチャレンジする余裕も出てきて、自分らしさを表現できるようになったと思います。

桶谷:ななみこはかわいい系、夕ちゃんはカッコいいダンスが得意だったので、私は特にふたりを参考にさせてもらっています。

赤尾:世華ちゃんは「ズレ」のあった部分を教えてくれますし、(小野寺)瑠奈ちゃんはレッスンに参加できなかった子向けに動画を編集してくれたりするんです。みんなで協力して高みを目指そうとしているとこがティアラブっぽくていいな、と思っています。

桜木:スタッフさんも勿論、「この曲にはこの子が合う」みたいなことを考えてくださっていて。ティアラブの曲は、カッコいいもの、かわいいものからしっとりとしたナンバーまで幅広いので、今回の『Tears』を聴けば10人の魅力をいろいろ発見できると思います!


【小野寺瑠奈さん】

―皆さん、本当に仲がいいんですね。

小野寺:ええ。あ、そういえばこの前、(福積)沙耶ちゃんの家に、私と菜穂ちゃんが行ってお泊りしたとき、面白いことがありまして。酔った沙耶ちゃんが「勇気の翼」を歌いながら踊りだしたんです。しかも棚にぶつかっちゃうし(笑)。そしたら、ちょっと席を外してた菜穂ちゃんが帰ってきて、「私のいないところで面白いことしないでよ!」って叫び出しますし(笑)。

桶谷:見たかったんだもん! もう~嫉妬ですよ(笑)。

一同:(笑)

河野:レッスン終わりにメンバー同士で食事に行ったり、その日の練習の反省会をしたりしてますね。みんな普段から仲良くやらせてもらっています!


【河野ひよりさん】

―今後やってみたいことはありますか?

小野寺:私はカバー曲ライブでしょうか? いままでは10人で歌って踊ってきたのですが、年齢やイメージカラーの寒色、暖色でも5人と5人で分かれていたりするので、いろんな組み合わせやパターンがあると思います。私はひとみんとは声の質が間逆だと思っているのですが、それ故に「声の相性のよさ」というのがあると思うんです。仲がいいからこそアイデアが浮かんできますし、色々な組み合わせで楽曲を披露できるので、みなさんにも楽しんでいただけるのではないかと思います!

桶谷:お芝居をやってみたいです。朗読劇とか、コント的なものとか、声優としての技術をみなさんにお見せできればいいなと思います。

赤尾:10人が毎回キャラクターを変えて演じられたら成長できると思いますし、見ているみなさんも楽しめそうですね。

河野:私は、そうですね……、今回こうして幅広い層の方に楽曲を買える機会ができましたので、イベントやライブも気軽に楽しんでいただけるよう、生配信ができたりしたら楽しいと思います。

桶谷:だったら、何人かがステージに立っているときに、ほかのメンバーが裏(楽屋?)でどんな話をしているのかが見えたりするのも楽しいかもしれないね。同時中継みたいな感じで。裏にいるメンバーがステージの様子を「生オーディオコメンタリー」のようにワイワイ楽しんでいる……みたいな(笑)。

赤尾:それ、楽しそう~! 技術的にうまくいきそうならぜひ(笑)。


【桜木夕さん】

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【全曲紹介】

☆「瞬間シンクロニシティ」

桶谷:私にとってこの曲が初めてのレコーディングの経験だったので、自分自身の「歴史」を感じられるナンバーですし、特別な気持ちがあります。

小野寺:私もレコーディング初体験でしたし、オリジナル曲をいただくことが初めてだったので、10人の声が合わさった完成形を聴いたときはすごく感動しました。ふたりや3人で歌うパートがほかの曲よりも多いのですが、個々のパートも成長していったり毎回変わったりしているところも見ごたえがあるんじゃないかと思います!
落ちサビ前のパートをひよりちゃんとふたりで歌わせてもらっているのですが、離れているふたりが移動して、最後に同じ場所に来るという動きがありまして、最初はファンのみなさんばかり意識して前に出ていたのですが、最近はふたりで目を合わせられるようになってきて。「進化し続けているなあ」と思います。

河野:キャラクターソングを歌った経験以外なかったですし、これまで“河野ひより”として歌うことを探求する場もなかったので、「どうやって歌えばいいんだろう?」とレコーディングの前日まですごく悩んだのを覚えています。でも、ライブで披露していくうちに「自分ひとりで歌っているんじゃないんだな」と思えるようになり、ティアラブとしてだけでなく、自分のなかでの視野も広がっていったのが分かったんですね。「自分の中だけで探すより、外に飛び出して自分のできる可能性を見つけていこう」、と思えるきっかけになった曲です。

桜木:ラスサビの前をソロで担当させていただいているのですが、ダンスと曲が合わさったらジーンとくるものがありまして。会場全体をひとりで見渡せるパートなので、毎回ジーンと感じるたびに気持ちがどんどん乗るようになってきました。

赤尾:曲調が爽やかだし、青空や白い雲を思い起こさせる歌詞が、ティアラブの最初の衣装と相まってすごくリンクするんです。みんなで前向きに進んでいこうという感じがすごく好きで、「これがティアラブだよ」と自信を持って言える楽曲です。

小野寺:私、この曲の「今しかない時間を」というフレーズがとても好きです。

赤尾:たくさんの『今という瞬間』がつながって、ファンのみなさんと私たちの未来が生まれていくんだな、という感じがするよね。

桶谷:2番の最初の部分が、歌っていくうちに染み渡ってきたんです。最初はバラバラだった10人がお互いをよく知ることによって同じ目標を持ってひとつの方向に進んでいく、ファンの前で歌っているんだ、というのがすごく感動的なんですよね。

小野寺:ダンスはずっとレッスンを重ねてきたので、もう身体に染み付いています。能登さんにも「やっぱり『瞬間』はいいよね!」と言っていただいてます!

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☆ソライロメロディー

赤尾:「瞬間シンクロニシティ」とは違う大人っぽさがある曲です。私自身、収録のときは大人っぽく歌ってみようという目標を持って歌ったのですが、それ以外に、ななみこと組んで歌うことにより「自分らしさ」が出るのかな? とか、色々と考えさせられる楽曲となりました。

小野寺:2番まで通すと、全員にセンターがある曲です。振り付けもすごく個性的なので、最初は驚きました。曲はしっとりだけど「この振り付けは私たちにしかでけへんぞ」と何故か関西弁が飛び出すくらい(笑)、自信を持って踊りました。

桜木:円形のフォーメーションを組むことにより、推しメンバーがどこからでも見られる、というのがとても魅力的です!

桶谷:「瞬間シンクロニシティ」は「一緒に歩いていこう」ということを歌っているのですが、「ソライロメロディー」に関しては、個人的に「一緒にいないときに相手を想っている」ことを歌っていると思っていて、背中合わせになる振り付けもあるのですが「隣にいなくても相手を想う気持ち」を表現したいし、みなさんにも感じてほしいですね。

河野:こんなしっとりした曲を歌って踊って、というのは初めてでした。1番では夕ちゃんと組んで踊っているのですが、メンバー同士で至近距離で顔を合わせたり、ニコッとしたりするのがすごく恥ずかしくて(笑)。

赤尾:本当に近いんですよ! ひとみんが最初に私のことを触れなかったから「どうしたの?」って聞いたら「ひかる先輩、倒れそうだから……」って言われて、苦笑いでした……(笑)。

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☆恋するサマーラッシュ

桶谷:私の趣味に合っている楽曲で、初めてソロパートをいただけて、しかも歌い出しを任された思い出の曲なんです。歌詞にストーリー性があるところがすごくいいです!

小野寺:3曲目にして、お客さんを意識して歌えるようになった曲です。私のソロパートの「近くではしゃぐ君の声に」の「君」の部分で、ファンの方を思いっきり指差すんです。そしたら笑ってくれたり、指を差し返したりしてくれるので、それに味を占めて存分にファンサ(ファンサービス)をさせてもらっています(笑)。

赤尾:歌詞は同じなのに、ひとりひとりの振り付けが違うので、「恋するサマーラッシュ」には十人十色のストーリーがあると思います。間奏の部分でみんなで電車に乗るシーンを表現するのですが、私は「手すりに届かないよ~」という振りなんです(笑)。私には私のストーリーがあるんだな、というのを感じたり、最後の水のかけ合いパートで私がメンバーを呼びかけているところは、「私はムードメーカー!」という気分になれてうれしいです。

桶谷:私はひとみんの近くで振り付けをしているのですが、ライブではお互いの反応を楽しみながら踊っていて、ふたりの心の距離が縮まったような気がします。

河野:実は「恋するサマーラッシュ」をステージで初めて披露したとき、タンスの角に左足の薬指をぶつけて、骨折していたんです……(笑)。サビ部分でみんなでジャンプをする振り付けがあるのですが、かわいくダンスできるよろこびを、今かみしめています!

桜木:曲の最初は「好きな気持ちを認めたいんだけど、素直に言えない」ということを歌っているのですが、一番最後は「君に恋をしてる」で終わるので「頑張って、幸せになって~!」と応援したくなりました。この歌詞、すごくキュンキュンします!

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☆勇気の翼

桜木:まさに「わかさまが主人公でヒロイン」という感じの曲ですよね。

桶谷:ダンスでもわかさまがセンターでキメポーズをとったり、自由に踊るところが多かったのですが、本人は「どう踊ってみても、面白い方向にいっちゃう……」とすごく悩んでいたんです。でも、ステージで歌っているところはすごく映えているので、その練習の過程を知っていたぶん感動しました。

河野:私、ダンスの振り付け動画が送られてきたときに「こ、こ、これを歌いながら踊るのか!」と戦慄を覚えました(笑)。テンポの速い曲なのですが、それを見越して振り付けを考えてくださっていて「能登さんってすごいんだなあ」と改めて感じました。

桜木:「カッコいい曲としてクールさを前面に出していく」というミッション的なものをいただきましたね。自分の中では得意分野だと思っていますので、「しっかりパフォーマンスに反映しよう!」と気合が入りました(笑)。

赤尾:能登さんは、毎回振り付けで課題をくださるんです。「勇気の翼」では「短い時間で合わせて表現する」というテーマをいただきました。集中力が必要になりますが、そのぶん、素晴らしい演技をお見せできているんじゃないかと思っています。客席を煽るパフォーマンスが多く、これまでロック調の曲自体あまり歌った経験がなかったこともあって、「どうすればサマになるんだろう?」といろいろ試行錯誤しながら練習しました。おかげで新しい自分を見つけ出すきっかけとなる曲になりました。

小野寺:私は能登さんの振り付けの動画を見て「全員の振り付けを合わせたらどうなるんだろう?」とワクワクしたのを覚えています。ライブではすごく大きな翼が完成していました! 私たちもファンの人もアドレナリンが出る、テンションのあがる曲になっています!

桶谷:ティアラブだけじゃなくて、来てくださるファンと一緒に「ひとつの翼」を作り出せているのがうれしいよね。

桜木:そう言えば、最初にジャンプの振り入れをしたときに比べて、みんなジャンプの高さが上がったんじゃないかな?

桶谷:確かに! ほかの腕を上げたり下げたりする動きが大変なのですが、ライブだとアドレナリンが出ていることもあるかもしれませんが、お客さんがすごく楽しそうに見てくださっているので、いっぱい動けます!

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☆僕らの夢のその先へ

小野寺:能登さんがこれまた今までと全然違う振り付けを作ってきてくださいまして。フォーメーションがすごく凝っていて、メンバーの何人かがアーチを作ってその中を通っていったり、目を合わせて歌う箇所もあったりと、私たちがみんなと一緒に盛り上げられる曲をまたいただけて嬉しかったです。

赤尾:「白い雲が泳ぐ~」という、曲の最初でのパートを歌わせていただいています。これまでたくさんの曲を歌わせていただいたおかげで「今度はサビに入る前の盛り上がるパートも担当してみたいな」という“欲”のようなものも生まれてきました。ちなみに、ファンの方に、最初にニコ生でお聴きいただいたときは「最終回なの?」というコメントがたくさん寄せられました(笑)。

桜木:いい感じに〆つつも「第二期もあるよ、映画化するよ」って方向だと思ってます(笑)。

赤尾:歌詞から「次に向かっていく私たち」を感じていただけると思いますし、色々な可能性が見えました。

桜木:この曲は「瞬間シンクロニシティ」と似たところがあると思うんです。先に向かって進む前向きな歌詞で、それぞれアルバムの最初と最後に収録されているということもあって、「折り返し地点」のような雰囲気を感じるんです。この曲自身も、ティアラブのイメージカラーである水色や白色を連想させてくれますし「素敵だな」と思いました。

小野寺:私、気づいちゃったんですけど、これまでの楽曲のなかには「空」というワードが全部入っているんです! レコーディングのときにそのことをスタッフさんに話したら「あ、気づかれちゃったか~、次からは入れないようにしよう」って言われちゃいました(笑)。
この機会に「なんで全部に『空』が入っているんだろう?」と考えたのですが、「瞬間シンクロニシティ」は「青空」、「ソライロメロディー」は「雨上がりの憂いのある空」、「恋するサマーラッシュ」はまさに「真夏のカンカン照り」、「勇気の翼」は「勇気がもらえる晴天」というイメージで。今回の「僕らの夢のその先へ」は、「瞬間シンクロニシティ」と同じ空だと思っていて、夕ちゃんの話を聞いて、それが確信に変わりました。

桜木:衣装が水色が基調になっている、というのも、そういうことなのかも?

桶谷:最初に聴いたとき、「その先へ進まなきゃ 同じ場所にはいられない」という歌詞がすごく怖くて。次の場所に進もうとしても、中々できないことってあると思うんです。特にそのときの私は元気がなかったこともあり「私がこんな曲を歌ってもいいのだろうか?」という気持ちもあったのですが、それぞれのパートをみんなが歌うことによって私の背中をポンと押してもらえた気がするんです。「同じ場所で頑張っていけばいいんだ」と思えたし、「いつの間にか晴れ渡って」というソロパートをいただけたことにも勇気をもらえました。

桜木:沙耶ちゃんが「この曲はこんな感じで歌おうね」とリレーのように歌詞が書かれた紙を渡してくれたのですが、脇にイラストが描かれていたんですね。気づいたら、どこかしらから絵がつながっていて、誰かが自画像を描いていたと思ったら、そこに別の誰かがすっごい身体を付け足していたり。実は「瞬間シンクロニシティ」のレコーディングからずっとやっていて、「そこがティアラブらしいな」と思い、ほっこりしました(笑)。

河野:ニコ生でファンのみなさんに「曲の頭にクラップを入れて、そのあとのパートも一緒に歌ってください」とお願いしたところ、初お披露目のときから完璧にやってくださり「すごく愛されているユニットなんだな」としみじみと感じました。個人的には「瞬間シンクロニシティ」以来のソロパートをいただけたので、ライブごとにレコーディングのときに歌っていたとき以上の何かを出せるように頑張っています!

小野寺:(皆さんが)クラップからサイリウム(を振るの)に切り替えているのは大変そうです……。前にポケットの付いたパーカーに(サイリウムを)入れて、いつでも取り出せるような状態にしていらっしゃたりと、いろいろ工夫して下さっているのを見て感動しました。

桜木:ベルトに挟んでいる人もいらっしゃいましたよね。各々の方法で対応されていて、面白いです。この曲はみんな(それぞれの)ダンスがとてもかわいいんです! …ですけど、エアギターとエアドラムをやっているメインのふたり(関根さんと高橋さん)に聞いたら、「自分の振りに集中していて分からなかった」って言っていて……。

河野:最初のパートとか8人が後ろを向いていますし。ほとんどのメンバーの姿が見えていないんです……(苦笑)。

桜木:「見てないんか~い!」って思わずツッコみました(笑)。

河野:(揃って踊ってから気づいた)完全な盲点でした。

一同:(笑)

<Text/ダンディ佐伯>

【プロフィール】
『teaRLove』 PROFILE 
赤尾ひかる、桶谷菜穂、小野寺瑠奈、河野ひより、桜木夕、関根瞳、高橋菜々美、広瀬世華、福積沙耶、丸岡和佳奈の10人による新人ユニット。ユニット名には「涙のように輝いて、ファンに愛されるユニットを目指す」という意味が込められている。

【CD概要】
「Tears」
好評発売中!


【通常盤】
定価:¥2,500+税


【豪華盤】
定価 本体¥3,500+税

<特典>DANCE PRACTICE映像収録DVD

「瞬間シンクロニシティ」「ソライロメロディー」「恋するサマーラッシュ」「勇気の翼」「僕らの夢のその先へ」のヴォーカル5曲とインスト5曲を収録。
豪華盤にはDANCE PRACTICE映像収録の特典DVDを封入。

●「teaRLove」公式サイト
https://www.marine-e.net/sp/tearlove/
●「teaRLove」公式ツイッター
@teaRLove_TRL

【プレゼント】
赤尾ひかるさん、桶谷菜穂さん、小野寺瑠奈さん、河野ひよりさん、桜木夕さん
ご希望の方は、「ティアラブ後半」(他のプレゼントも同様の募集方法をしているため、ご希望プレゼントを判別させていただきます)の後に1. お名前、2. 郵便番号・ご住所、3. お電話番号、4. 性別、5. 年齢、6. サイトを知った切っかけを『れポたま!』公式ツイッター@repotama(https://twitter.com/repotama/)をフォローしていただいた上でDM(ダイレクトメール。お互いにフォローしている場合に使用可能な機能)にてお送りください。
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