スタッフ総出で快挙をお祝い!“かねやん”からのコメントも! 『めっちゃすきやねん』祝賀会イベント レポート

By, 2020年10月2日



2013年4月に放送スタート、全員大阪出身の若手声優3人(大空直美さん、中島唯さん、松田颯水さん)が「大阪ってかわいい」をコンセプトにしたラジオ番組『めっちゃすきやねん』。
今年3月に発表された「アニラジアワード2019」にて、めでたく「企画ラジオ賞」を受賞した当番組の祝賀会と二次会の模様が、ニコニコ生放送で配信された。

第一部は「祝賀会の部」と称し、おごそかなムードで進行。

スタジオ内には受賞トロフィーと松田さんが書いた掛け軸が用意され、3人はイメージカラーに合わせたドレス姿で登場し、番組らしからぬ(?)上品な口調でフリートークを展開していった。

また、ゲストとして登場した初代番組プロデューサーで、現・ベルガモ代表の“かねやん”こと兼田健一郎さんがお祝いの挨拶。
「この番組は奇跡の番組だと思います。ライバルはお笑い芸人の『3時のヒロイン』。ぜひ令和の『かしまし娘』になってください」と3人を独特な言葉で激励し、ここでは書けないような裏話もたっぷり語った(笑)。

ここで、視聴者向けの「フォトセッション」コーナー。画面に向けて受賞のよろこびを爆発させる3人の姿をスクリーンショット等で収める時間が設けられた。

イベントではファンからの祝辞も紹介。真面目さとユニークさが絶妙にブレンドされたお祝いの言葉が3人に贈られた。

ここで、お返しとばかりに、3人からお祝いのコメント。
大空さんは「私たちはラジオのイロハもわからないところから、番組を通じていろんなことに挑戦してきました。前を向いていこうと思えたのは、リスナーさんが私たちのトークを楽しんでくれたからです。
『めちゃすき』は8年目に突入しましたが、これからもお耳がぽかぽかになるような番組にしていきたいです!」

中島さんは「番組をこれだけ続けて来られたのは奇跡だと思います。実は、最初は仕事なのにふたりと距離をとったりしてしまいましたが、番組を通じてふたりから得るものがたくさんあったし、人との温かさも感じられて『声優になってよかった』と思いました。
『めちゃすき』が私のなかで一番大切な場所だと思っていますし、リスナーさんがわたしたち3人のことを応援してくださっているのがとてもうれしいです。これからも末永く、応援よろしくお願いします!」

松田さんは「すべてが初めてのことすぎて『ふたりに負けちゃダメだ、ここで目立たないと』と思い、いっぱいいっぱいでした。でも、番組を通じて『切磋琢磨するとはこういうことだ』というのを知ることができました。
我をいい方向にアップデートしてもらったのが『めちゃすき』です。我らもみなさんも、いっぱいハッピーになれる番組にしていきましょう!」
とそれぞれよろこびの声を視聴者に届けた。

続いては、第1回放送のダイジェスト版を紹介。その間、番組にまつわる思い出の衣装にお着替えをしていた3人だったが、着替え中も放送の内容がバッチリ聴こえていたそうだ。

松田さんは「イベントで着る服がなかったため、急きょドン・キホーテで買った衣装(とまったく同じもの)」、中島さんは「番組で何故かいじられることになった『BOSTON』のロゴが胸に入った私服のTシャツ」、大空さんは「ハロウィン回のコスプレで使用した天使の衣装」と三者三様のいでたちで登場。

ここからは構成作家の山本氏お手製の「振り返りシート」も使い、番組を振り返って行く。大空さんがコスプレ姿で名乗った「愛天使 ソララエル」は、実は弟さんが命名したことが判明! 大空さんいわく「ゆいし(中島さん)はノッてくれたのに、つんちゃん(松田さん)にはドン引きされた」そう(笑)。

途中、松田さんの制服のボタンが外れてしまうというアクシデントもありつつ(笑)、お祝いムードに包まれながらお送りした祝賀会も、いよいよ終わりの時間。
最後は、8月いっぱいで番組を去る渡邉プロデューサーから「『めちゃすき』を愛するすべての人へ」メッセージ。「2年間という短い間でしたが、濃密な時間を過ごさせていただきました。私は3人よりも年下だけど、本当によくしていただきまして、マネージャーさんにも温かく迎え入れてくださいました。リスナーのみなさんも、ありがとうございました!」と目に涙を浮かべながら手紙を読み上げ、
パーソナリティの3人から花束と寄せ書きと写真が、温かい拍手とともに贈られた。

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第二部「二次会の部」ではセットがガラッと変わり、パーティー気分でイベントは進んでいく。

大空さんは「Gマネージャー特製の梅酒水割り」、中島さんは「コーラ」、松田さんは「檸檬堂」をそれぞれ選択し、乾杯! リスナーからのコメントを交えつつ、約1時間、とりとめのない話に花が咲いた。途中、「番組をアニメ化したい!」という提案も飛び出し、夜はふけていった。

大空さんが「言っちゃいけないこと……言っちゃう?」と切り出すと、ぶっちゃけ話でも大盛り上がり! 『めちゃすき』はイベントがアットホームということで、お客さんをステージに上げて、クエン酸をガンガン飲ませたことを思い出しつつ(笑)、「早く、みんなの顔とリアクションが見たい」とイベント開催に想いを馳せていた。

そして、お楽しみの「大抽選会」! 3人が日頃応援してくれているリスナーのために買ってきたプレゼントが当たる抽選が行なわれた。なお、その内容は

中島さん:ピンクの大きいタンブラー/コンサートうちわ入れ

松田さん:番組グッズの写真セットを飾れる「写真立て」

大空さん:デカいエンピツ+靴を模した筆箱+デカイトランプ/スマホを装着すると、画面が拡大サイズで見られるスマホレンズ/『天使のブーちゃん』(大空さん命名)ぬいぐるみ

さらに、松田さんの達筆ぶりが光る「アニラジアワード受賞記念祝勝会」の掛け軸、そして渡邉プロデューサーが紙で作った、放送中にセットの後ろに飾ってある花もプレゼントされた。

最後は、リスナーからのコメントにひたすら答えていく。「先日発表された大阪万博のデザインはどう思う?」や、「今度イベントで歌いたい曲は?」などの質問を深堀りしつつ、時間いっぱいまで盛り上がっていた。

また、放送が終了したあとも、『めちゃすき』の楽曲をBGMに、リスナーとスタッフとの温かいやり取り(思い出話や楽曲にまつわる話)が行なわれ、さながら「三次会」のようだった。

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イベント出演を終えた兼田さんに話を聞いてきたので紹介しよう。

―パーソナリティの3人に改めて伝えることはありますか?

兼田健一郎さん(以下、兼田):番組で、言いたいことは全部伝えたからね。これ以上はないですよ。
せっかくの祝賀会ですし、本当ならお客さんと直接交流しながら祝いたかっただろうに「惜しいな」、とは思いました。コロナで大変だろうけどね。

―そんななかでもご自身が運営する「ベルガモ」では、積極的に番組を増やされています。

兼田:空いている番組枠に興味を持ってくださったクライアントと折り合うことができれば、それですぐに始めることができますから。いわゆる地上波のラジオだと、無理やり枠を埋めなきゃならないので、そういう意味ではネットラジオは自由度が高くて、楽ですよね。
『めちゃすき』も毎週地上波でやるよりも、ニコ生で月イチ放送にしたほうがいいんじゃないか? というのもあると思うんだよね。売り上げ面をはじめ、色々な観点から見るとね。

―確かにそういう考えもあるかもしれませんね。では最後に、『めちゃすき』が『アニラジアワード』で大賞を取るために必要なものは何だと思いますか?

兼田:パーソナリティの知名度を上げることでしょうね。番組名は言いませんけど、超人気声優の番組は、やっぱり大きい賞を獲っていますから。
3人は●●●●(某・人気女性声優)を目指していくべきでしょう!

―ありがとうございました!

<Text・Photo/ダンディ佐伯>

【番組概要】
『めっちゃすきやねん』
ラジオ大阪にて毎週金曜日 23:00~23:30 好評放送中!
【niconico】毎週金曜23:00~配信(放送と同時)
【ラジオクラウド】毎週金曜23:30~配信(放送終了後すぐ)

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