アニメ『邪神ちゃんドロップキック』の公式レポーターとして活躍。『IDOL舞SHOW』掛川こころ役、『電音部』犬吠崎紫杏役としても活動中の長谷川玲奈が、待望の1st写真集を発売!
自身が観光PR大使を務める地元・新潟県胎内市にあるスポットを中心に、大自然や海岸で撮影した写真が満載!
発売を記念したリリースイベントが各地で開催され、9月5日「東京・ゲーマーズAKIHABARA」回にも多くのファンが訪れ、写真集にサインをしたためながら、交流を深めていた。
イベントを終えた長谷川さんに、たっぷりとお話をうかがってきました!
―まずはオリコンランキング4位獲得、おめでとうございます!
長谷川玲奈さん(以下、長谷川):ありがとうございます! いいものを作らせていただいた自負はあるものの、みなさんが買ってくださるのか、正直あまり自信がなかったのですが、本当にたくさんの方に手に取っていただきまして……。
「4」という数字も、わたしのなかではとても縁がある数字だったので、ほんとうにうれしかったですね。
―イベントでファンのみなさんと交流していかがでした?
長谷川:もっと近い距離でお話をしたかったのですが、こういう状況ですので、ビニール越しでのやり取りになってしまいまして……。でもそんななか、たくさんの方が会いに来てくれましたし、感謝しかないですね。
あとで思い返したら「あのときはレアな経験したな」と思えるんじゃないかと、ポジティブシンキングでいきます!
―今回は長谷川さんの出身地であり、ご自身が観光PR大使を務める新潟県胎内市で撮影されたそうですね。
長谷川:そうなんです! まさか地元で撮っていただけるとは思っていなかったので、驚きとともにうれしさがこみあげてきました。「少しでも胎内市に恩返しできたら」という想いで、撮影に臨みました。
―胎内市の見どころは?
長谷川:「胎内スキー場」という大きなスキー場があるので、冬はスキーやスノーボードを満喫できますし、夏は海水浴ができる海岸もあります。なによりお魚が美味しいので、春夏秋冬、いつでも来てください!
―では、写真集の見どころを教えてください。
長谷川:砂浜で撮った写真があるのですが、これが胎内市で最初の撮影場所でした。6月の割には寒い日で、寒さが伝わらないように表情を作っています。ぜひ写真をご覧いただき「このとき、冷たい海水に触れていたんだな」というのを感じてください(笑)。
それと、ちょうど写真集の真ん中あたり(制服と赤いドレスを着ている写真)に、森の中で撮ったシーンが集まっているのですが、写真集上での時間の流れの設定がそこから後ろ、そして前に進むように読むと、朝と夕暮れの海のシーンで写真集がぐるっと繋がって無限にループするような構成になっているんです。
―すごく凝った作りになっていますね。
長谷川:今回は私の1st写真集ということで、自信を持ってお届けできるよう、レイアウトなどにも自分の意見をできるだけ入れさせていただきました。
―ほかにも忘れられないエピソードがあるとか。
長谷川:ホテルの室内で撮影したカットがいくつかあるのですが、待合室として用意してくださった部屋が、天皇陛下が泊まられたことがあるという、由緒正しい部屋だったんです! そのご配慮に涙が出そうになりました。
―写真集には、インタビューページもありますね。
長谷川:私が胎内市で育っていた幼少時代などを語らせていただきましたので、こちらもぜひ読んでいただきたいですね。
―写真集のコンセプトは?
長谷川:いま19歳で、ラストティーンということもありまして、大人な自分というよりはいまの自分を見てもらいたいと思ったんです。写真の衣装も「白」を基調としたものが多く使われています。
―「一瞬の光」というタイトルも、その想いに合っていますね。
長谷川:実は、最初は「光」というシンプルなタイトルになる可能性があったんです。でも、私のなかではなんだかしっくりこなくて……。
胎内市での撮影を終えて、編集長から感想を聞かれ「この瞬間のために、みなさんが力を貸してくださってうれしかったです」と答えたところ、「一瞬だったんだね」と言われた瞬間「それだ!」と思いまして、無事にタイトルが決まりました。
―最初と最後に収められた写真も、いわゆる「カメラ目線」ではなく、どこか遠くを見据えた長谷川さんの姿が印象的です。
長谷川:制服を着ている写真を最後に持っていく、という案もあったのですが、敢えてこのショットを選びました。
また、最後のページに、読んでくださったみなさんのメッセージも書かせていただいているのですが、これも本来は最初のページに入れる予定だったんです。
実は、写真集の“裏テーマ”が「永遠の光」なんです。
―「一瞬の光」と対になるような言葉です。
長谷川:タイトルの「一瞬の光」は、みなさんが想像してくださっているような意味が込められているのですが、「永遠の光」は、長~く輝き続けることで、なかなか完遂できないことなんですよね。
この一冊を読んでいただき「ずっと応援していきたい、成長を見守っていきたい」と思ってもらえるよう、願いを込めた“裏テーマ”になります。
―少し気が早いですが、次の写真集の構想はあったりしますか?
長谷川:今回は様々な種類の衣装を着させていただきましたが、次回は極端な話、白と黒の衣装だけで構成するのもありかな、と思っています。
―モノクロやセピア色の写真集も新鮮かもしれませんね。
長谷川:そうですね。今回は胎内市での撮影がメインでしたが、たとえばアニメやゲームなどの舞台となったロケ地で撮影して、実際に「聖地巡礼」してもらってもいいかな、と思っています!
―今後は声優としても活躍の場が増えていくかと思います。
長谷川:いまはまだまだ経験もスキルも足りませんが、今後大きな役をもらえるようになってから写真集を手にとってもらったときに「声優の長谷川玲奈、写真集出してたんだ」と思ってもらえるように、頑張ります!
―最後に、メッセージをお願いします。
長谷川:記事を読んでくださっている方のなかには、私のことを知らない人もたくさんいると思います。「この子、誰?」で終わらず「気になるから調べてみよう」というところまで来てもらえるような活躍をしていきたいです。よろしくお願いします!
<Text・Photo/ダンディ佐伯>
☆ページ下部に写真一覧あり。
定価:本体 3800 円+税
著者:声優パラダイスR編集部
ISBN:978-4-253-11090-7