【れポたま!独占】第6回『アニラジアワード』最優秀ラジオ大賞を受賞した「TVアニメ『鬼滅の刃』公式WEBラジオ 『鬼滅ラジヲ』」パーソナリティの花江夏樹・下野紘インタビュー

By, 2020年3月20日



今年で6回目を迎えた、その年のベスト・アニメラジオ(通称『アニラジ』)を表彰する『アニラジアワード』。2019年のベストアニラジは「TVアニメ『鬼滅の刃』公式WEBラジオ 『鬼滅ラジヲ』」に決定! 現在も社会現象を巻き起こしている『鬼滅の刃』の竈門炭治郎役・花江夏樹と我妻善逸役・下野紘がパーソナリティを務め、毎回ハイテンション(主に花江さん)でお届けしている、作品の魅力をたっぷりと伝えるプログラムだ。

今回は3月6日に開催された第6回『アニラジアワード』授賞式に登壇後、興奮冷めやらぬおふたりに、受賞のよろこびの声をお聞きしました!

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―ではまずは、よろこびの声を改めてお聞かせ下さい。

花江夏樹さん(以下、花江):毎回全力で『鬼滅の刃』という作品の良さをお伝えしようと思い、やってきましたので、こうして“賞”という形で評価していただけたのは大変うれしいですし、僕一人の力では獲ることはできなかったと思います。
『鬼滅の刃』のひとつのテーマでもある「絆」を感じることができる賞だと思いました。

下野紘さん(以下、下野):もちろん我々が作品の良さをお伝えした結果が受賞に繋がったのだとは思いますが、リスナーさんが僕らのその想いをしっかりと感じ取っていただけたからこそなので、ファンのみなさんには本当に感謝しています。

―初回の放送を聴いてくださったリスナーからは「作品の魅力をたくさん伝えてくれてありがとう」というメッセージもたくさん寄せられたそうですね。

花江:原作も面白いですしアニメのクオリティもとても気合いが入っているということで、お話しすることがたくさんありますし、番組開始前から「できる限り作品の話をしたいよね」ということはスタッフさんともしてきました。
アニメやゲームの紹介をするラジオ番組のなかには、バラエティコーナーが充実しているものもありまして、それはそれで楽しくていいと思うのですが、本番組ではしゃべっている僕らも作品のいちファンとしてたくさんしゃべらせていただいたので、結果的にいい効果を生んだんじゃないかな、と思います。

下野:「真面目な部分」と「笑える部分」とのバランスがよかったのかもしれないですね。リスナーさんがどちらも支持してくれたからこそ、というのもあったのかもしれません。

―番組にまつわるゲストもいらっしゃいましたが、印象的だった回はありますか?

花江:かまぼこ隊(炭治郎と善逸と嘴平伊之助、竈門禰豆子の4人の通称)のキャストのみなさんをはじめとしたゲストの方に来ていただいたのですが、全員に共通していることは「作品のことについて掘り下げて話してくださること」です。
冨岡義勇役の櫻井孝宏さんも、ずっと「自分はこんな気持ちで義勇を演じてきた」とアツく語ってくださいましたし、僕たちもすごく参考になり、勉強になりました。
今後は監督をはじめ、制作スタッフさんにも来ていただきたい、というのはあります。

下野:そうだね。僕ら役者とは違う目線で『鬼滅の刃』を語ってくださると思いますし、僕自身、どんな話が聞けるのか、すごく楽しみです!

 

―『鬼滅の刃』という作品は、いまや日本だけでなく、世界中のアニメファンの間でもその名前が知れ渡っていますが、この現象は予想できましたか?

花江:正直なところ、いまだに現実感がないですね。確かに『鬼滅の刃』は面白い作品で、それを伝えるためにすごく頑張ったという自負は正直ありますが、僕らが大ヒットの一助になったのかな……とフワッとした気持ちで思っています。「あぁ、良かったなぁ」と。

下野:キャストやスタッフの頑張り以外のところでも、すごい力が働いているな、というのを正直感じます。「みんなで作り上げてきた」と言いますか。我々だけの力ではないと思いますので、だからこそ実感がないのかもしれないですね。老若男女、みなさんが作品を楽しんでらっしゃるのがすごくうれしいです。

リスナーさんからのおたよりを読んでいて思うのが「みんな、色々な見方をされているんだな」ということです。「元ネタはよく分からないんですけど、恐らくこういうことなんじゃないでしょうか?」とか、推論をふくめてたくさんのご意見や感想をいただくので「この人はこういう視点で見ているんだな」ということも分かりますし、ゲストトークだけでなく、リスナーさんからのおたよりでもすごく勉強になります。

―『鬼滅ラジヲ』は第1回からアーカイブ配信を楽しむことができますが、冒頭から花江さんのテンションがすごいことになってましたよね?

花江:そうですね。そして今後もそのテンションは続けていくつもりです。もうそうやって始めてしまったので(笑)。

下野:そりゃそうですよ。もう最初の段階で「この番組ではこういうキャラでやっていきます!」というのを決めてしまったからには、ずっと続けていきますから。逆にテンションを戻してしまったらリスナーさんも「あれ、花江君どうしたの? 体調でも悪いの?」ってなっちゃうでしょ?

花江:そうですよね。「物足りないな」ってなっちゃうと思います(笑)。

―今後どんなゲストがいらっしゃっても、ずっとこのスタンスでいかれると。

花江:もちろんです! 一番このノリで接して影響を受けているのは禰豆子役の鬼頭明里さんかもしれません。

下野:ずっと「禰豆子おおおおお!」って叫んでたもんね(笑)。

花江:あのときは、お耳に迷惑をかけちゃったかな……と正直思いますけど(笑)。
でも、不死川実弥役の関智一さんや鱗滝左近次役の大塚芳忠さんがいらっしゃったら……もしかしたら違う感じになるかもしれません(笑)。

下野:そ、そうだね……。そこは臨機応変でお願いするよ。恐らく我々は椅子の上に正座でお迎えすることになると思います(笑)。

―制作陣のみなさんをどのようにお迎えするのかも気になります。

花江:番組でも紹介したかと思いますが、クリエイターさんにも番組を聴きながら作業してくださる方がたくさんいらっしゃるみたいなんですよね。

下野:作品のことをさらに掘り下げられるようにおもてなしできる準備をしておきます!

―花江さんのツイッターが公式ツイッターにブロックされた話も、もし担当者の方がいらっしゃったときには掘り下げていただいて……。

下野:その前に、リスナーさんが話を聞きたいクリエイターさんはたくさんいるでしょ(笑)!

花江:ツイッターブロックが話題になった「コソコソ話」というコーナーも毎回好評いただいているのですが、構成作家が「鬼」にまつわる言葉、ことわざがいよいよなくなってきた、と頭を抱えております(笑)。作家さんも、ここから腕の見せ所ですね。

―最後に、メッセージをお願いします。

花江:役者さん以外にも、作品にまつわるゲストさんをたくさんお呼びしたいです。願わくば、原作をアニメや劇場版で網羅できて、僕らの感想を全部言えるような、長く続くラジオにしたいですね。

下野:僕も花江君と同じで、作品と一緒に最後まで駆け抜けていきたい、というのが一番ですし、もし最終回を迎えることになったら、やっぱり原作者の吾峠呼世春先生にいらっしゃっていただき、『鬼滅の刃』について、語り尽くしていただきたいです。

花江:それは本当にアツいですね!

―その回はぜひ「2時間ぶち抜きスペシャル」のような形でお願いします!

下野:「2時間もしゃべられるのかな」という心配はありますけど、結局しゃべっちゃうんだろうなぁ……(笑)。

花江:そりゃ、しゃべっちゃいますよ(笑)!

<Text/ダンディ佐伯>
☆ページ下部に写真一覧あり。

【番組概要】

「TVアニメ『鬼滅の刃』公式WEBラジオ 『鬼滅ラジヲ』」
月一回 水曜日配信

【番組紹介】
これは日本一慈しい鬼退治…ラヂヲである―――
2019年4月より放送開始のTVアニメ『鬼滅の刃』の魅力や最新情報を炭治郎役の花江夏樹さんと善逸役の下野紘さんがお届けする番組です。

●番組公式サイト
http://www.onsen.ag/program/kimetsu/
●番組メールアドレス
kimetsu@onsen.ag

●番組ハッシュタグ
#鬼滅ラヂヲ

●作品公式ツイッター
@kimetsu_off

【CD概要】
『鬼滅の刃 ラジオCD「鬼滅ラヂヲ」第一巻』
2020年4月末以降 順次お届け予定

(※予約受付期間 2020年3月17日 18:00~2020年3月29日(日)24:00)

¥3,300(税込)