本渡楓と石原夏織 がさまざまなご当地企画で福岡を満喫! 「九州工業大学 工大祭 本渡楓&石原夏織 スペシャルトークショー」

By, 2019年11月30日



今年で59回目を迎えた九州工業大学の学園祭「工大祭」が11月23日と24日、同校の福岡・飯塚キャンパスにて開催された。24日には声優の本渡楓さんと石原夏織さんを迎えたトークショーが開催され、多くのファンが集まった。

九州地方を中心にナレーターやMCで活躍する清水まきさんが司会のもと、イベントは進行。ちなみに本渡さんと石原さんは前日に長崎で開催された「『色づく世界の明日から』トークショー ~キミノイクベキトコロ、長崎~」に出演。そちらのイベントにも参加していたというファンも多くおり、うれしそうなふたり。

まずは「質問コーナー」。ふたりに聞いてみたい質問を事前にツイッターなどのSNSで募集し、ふたりが答えるというもの。

最初は本渡さんへの質問。「最近自動車免許を取ったそうですが、その理由は?」。「自分が好きなことを仕事としているので、いざ躓いて悩んだとき、どんな気分転換の方法がいいかを考えた結果『じゃあ免許を取ろう!』ということになりました」と回答。勢いで取得したそうだが、石原さんは「そこで免許を取る流れになるところがすごい」と感心した様子だった。

石原さんへは「アーティストとしてデビューしてから2年、いまだから話せるデビュー当時のエピソードは?」という質問。
デビューシングル「Blooming Flower」について「最初の曲だからこそ、どういうテーマで自分を出していいのか模索した」そうで、コンペディションを3回重ね、ようやく曲が決まったとのこと。多くの楽曲のなかから選ばれたということで「そのぶんたくさんの愛情を込めたデビュー曲になりました!」と笑顔で語った。

続いては、多くのファンから募られたという「面と向かってお互いの好きなところを言い合ってください!」という質問……ではなくリクエスト。
本渡さんは「私がデビューするまえから雑誌で見ていて『なんてきれいなんだろう?』と思ってましたが、実物のほうが何倍もきれいでした!」、石原さんは「私はすごく人見知りなのですが、最初に会ったときから『この子とは友達になれそう』と思えたくらい、フランクに接してくれるところです!」とコメント。ほかにもたくさんいいところがあり、名残惜しそうなふたりだったが、時間の都合で次の質問へ(笑)。

続いて「大学でやっておくべきことは?」という社会人からの質問。本渡さんは「『好きなものは好き』と言い続けていると、そのことで誰かに声をかけてもらえることがあります。一歩踏み出すだけで世界は変わると思います!」と前向きなコメント。
石原さんからは「将来何をやりたいか、目標を明確に持って毎日を過ごしてください」とアドバイスが贈られた。

「ふたりで一緒に文化祭の出し物をするなら?」という質問には「屋台」や「お化け屋敷」という定番の案から「男装/女装カフェ」の話題に。本渡さんから「男装焼きそば屋台はどう?」というアイデアが飛び出し、石原さんもノリ気に(笑)。
なお、このコーナーでは福岡名物として「ごまさば」も紹介され「お土産の参考にさせてもらいます!」と笑顔だった。

次のコーナーは「福岡ローカルクイズ」。
ふたりで様々なジャンルのクイズに挑戦し、6問正解(60点獲得)すると福岡名物のお菓子がプレゼントされる、というもの。ちなみになぜ60点なのかというと「九州工業大学ではテストで6割取れれば単位が取れるから」だそう。
ちなみにクイズ中は1度だけ「オーディエンス」が使え、会場のファンからヒントもしくは答えを教えてもらえるというシステム。

  

そんなわけで、さっそくクイズに挑戦!
「難読地名」では反則ギリギリ(?)でファンから答えを聞きだそうとするなど、正解に対する執念を見せたふたりが全問正解! ただ、次の「グルメ」では、某作品で佐賀県にも縁の深い本渡さんが、佐賀で有名なアイス『ブラックモンブラン』を間違えてしまったり、「観光地」では千葉県出身の石原さんが「千葉ポートタワー」の存在を知らなかったりと、随所でボケを発動し、客席を笑いに包んでいた。いくつかのミス解答はあったものの、オーディエンスの力もあり、「九州工業大学オリジナルクッキー」をゲットした。

 

続く「方言対決コーナー」は、方言が書かれたBOXを組み合わせて「はらかく」や「ちゃげる」といった意味を当てたり、上下の言葉をくっつけて正しい文章にする、という企画。本渡さんと石原さんによるガチンコ対決企画ということで、白熱した展開に! 1回戦終了時点では石原さんが僅差でリードしていたものの、2回戦では本渡さんが見事パーフェクト回答を見せ、鮮やかな逆転勝利! 勝った本渡さんは「日常セリフ」、一方、負けてしまった石原さんは「愛の告白セリフ」をそれぞれ博多弁で披露し、大歓声を浴びていた。

 

ここで、工大祭の実行委員である居石さんが登場し、最後の企画「プレゼントコーナー」がスタート。サイン色紙が当たるプレゼント抽選会が行なわれ、当選者の名前入りのサイン色紙がプレゼントされた。

 

イベントを終えたふたりにお話を聞けたので紹介しよう。

―朝から降っていた雨は、イベント中に見事に止みましたね。

本渡楓さん(以下、本渡):今朝は大雨でしたからね。本当よかったです! 

石原夏織さん(以下、石原):私たち、晴れ女……といっていいのかな(笑)? 屋内でしたけど、いいコンディションのなかでステージができました! 

―では改めてイベントの感想をお願いします。

本渡:楽しかったのはもちろんですが、素直に勉強になるような企画がたくさんあって「これぞ学園祭!」という内容でした。

石原:地方ならではの問題もたくさん出題されて、しかも工業大学らしい手の込んだ手作り企画がうれしかったですね。

―「福岡ローカルクイズ」では、おふたりともファンからしてみれば「あれ……?」と思うような誤解答をしたり、地元の施設を知らなかったりと、場をわかせていました(笑)。

本渡:……『ブラックモンブラン』、すごく美味しいので、みなさんも機会があればぜひ食べてみてください(笑)。

―ちなみに千葉ポートタワーは、幕張メッセにも近い海浜エリアにあるので、ご存知かと思いましたが……。

石原:全然知りませんでした……もっと視野を広げないとダメですね(苦笑)。でも、私たちにちなんだ問題も作っていただいて、運営のみなさんに愛を感じました!

本渡:観客のみなさんも「オーディエンス」を使わなくても小さい声で「C……C……」とささやいてくださったり、3本指を立てて真ん中をピクピクして「B」と教えてくださったり。

―控え室でもうれしいことがあったみたいですね。

本渡:実行委員会のみなさんが、ホワイトボードに私たちが演じたキャラクターのイラストを描いておもてなししてくださったんです! イラストを消せないように上からサインを書かせていただきました(笑)。

石原:あのホワイトボード、どうなるんでしょう? もしかして、学校の大事な資料と一緒に飾られるとか?

本渡:飾ってほしいね(笑)!

―最後に、メッセージをお願いします。

本渡:1時間という短い時間でしたが、とても満喫できました!

石原:楓ちゃんと一緒にステージをできて、楽しかったです! またやりたいです!

本渡:私も大好きなきゃりーちゃんと楽しい時間を過ごせました! 営業じゃなく、心から思っています(笑)。

ふたり:運営のみなさん、来てくださったみなさん、ありがとうございました!

<Text・Photo/ダンディ佐伯>

☆ページ下部に写真一覧あり。

●本渡楓 プロフィール
https://www.imenterprise.jp/profile.php?id=78
●石原夏織 オフィシャルサイト
http://ishiharakaori.com/
●石原夏織 公式ツイッター
@kaori_staff_
●石原夏織オフィシャルブログ「Mahalo.」
https://ameblo.jp/ishiharakaori-0806/

●九州工業大学工大祭実行委員会 ツイッター
@Koudaisai59