「今はこういうZweiになりました！」15年の歩みを振り返った『Zwei 15周年ワンマンライブ～愛しかない～』

By, 2019年6月9日

2004年にメジャーデビュー後、TVアニメ『シュタインズ・ゲートゼロ』EDテーマ「LAST GAME」や『ロボティクス・ノーツ』OPテーマ「純情スペクトラ」、最新シングルであるTVアニメ『BAKUMATSUクライシス』EDテーマ「青き炎」など多くのアニメ・ゲームソングを担当している音楽ユニットZwei。その結成15周年を記念したライブが6月1日（土）、東京・高田馬場CLUB PHASEにて開催された。

Zwei15年の集大成となるライブはシングル「Avant Story」のカップリング曲として南條愛乃が作詞を担当した「Shall we?」でスタート！立て続けに「STAR QUEEN -Action 2-」を披露しかっこよくキメたかと思うと、この日最初のMCでは「今宵は頭の中を空っぽにするまでやっていくぞ！」というAyumuにMeguが「空っぽにしたら思い出もなくなっちゃうでしょ」と鋭いツッコミを入れ会場は笑いに包まれていた。

「イナンナの見た夢」から「MONSTER」を挟み「Avant Story」と志倉千代丸サウンドを響かせると、ここから「聞く系」のメドレーコーナーへ。「Denny」「Toxxin’」「ICE BREAKER」「FAKE FACE」「光」「ワタシ飼いの唄」に加えて最後には「LAST GAME」をノンストップで熱唱した。懐かしの曲の数々に客席からは黄色い声が上がり、2人も思わず「キャーキャーが懐かしい」とご満悦の様子で「昔はこうじゃなかった」と言いクールな姿を見せる場面も。ラストはゲーム『メモリーズオフ -Innocent Fille- for Dearest』EDテーマ「春告げ」、TVアニメ『BAKUMATSUクライシス』EDテーマ「青き炎」と2曲披露して前半戦を締めくくった。

懐かしのMVやライブ映像を挟み、中盤戦は「CRYSTAL CLASH」に乗せてAyumuがフロアに降りてくるサプライズからスタート！　観客のボルテージが最高潮に達したところで間髪入れずに「約束のオーグメント」「Dragon」と熱いロックナンバーを熱唱。チャイムが鳴り響き、女子高生の会話からスタートした「1+1=2」では、Meguは思い入れが強い1曲と語り涙ぐむ姿も見せていた。これまでの二人の歩みをMCとともにAyumuチョイスの写真で振り返ると、デビュー曲「Movie Star」が始まり、観客はじっくりと聞き入っていた。

終盤戦は定番のナンバー「拡張プレイス」から始まると、普段から歌いたいと熱烈なアピールをしていたというTVアニメ『シュタインズ・ゲートゼロ』挿入歌の「星の奏でる歌」を念願のバンドサウンドでカバー。途中行われたメンバー紹介ではAyumuのマイペースなMCに温かい笑いに包まれると、さらに続けて楽しくハッピーな一曲「恋ガレヨ」では15周年にちなんで15連発のわっしょいコールが巻き起こる。ラストはZweiの代表曲「H-A-R-D-E-R」「純情スペクトラ」のラッシュで畳みかけた。

終盤のMCで、15周年を記念したフルアルバムが今秋にリリースされる事も発表！
最後の挨拶では「楽しんでもらえたかな？ハチャメチャの方が面白いかなと思って、今は15年経ってこういうZweiになりました。またみんなが楽しんでくれる空間をこれからも作っていきたいと思うので、是非また遊びに来てください！」と思いを言葉にすると「おつかれわっしょい！」で15周年ワンマンライブを締めくくった。