プリキュアシリーズの第16弾の舞台は宇宙! 『スター☆トゥインクルプリキュア』劇場版最新作『映画プリキュアミラクルユニバース』合同記者会見

By, 2019年2月2日



2019年2月3日(日)より放送される『プリキュア』シリーズ最新作『スター☆トゥインクルプリキュア』と、3月16日(土)より上映開始となる劇場版最新作『映画プリキュアミラクルユニバース』の合同記者会見が1月30日(水)、都内で行われた。

まずは『スター☆トゥインクルプリキュア』。鷲尾天プロデューサーより挨拶。
「プリキュアシリーズ15周年と銘打ち、テレビでも映画でも色々なことをやらせていただきました。そんななかで気づかされたのは、かつてのファンだった大人たちが色々な場所に足を運んでくださり、キャラクターを見て涙を流していた方もいます。子どもたちのために丁寧に作っていきたいと思いますし、彼らが大人になってから同じような想いをしてほしいと思いながら制作に臨んでいく次第です」とコメントした。

続いてABCアニメーションの田中昂プロデューサーによる挨拶。
「今作はシリーズ16作目になります。これまでのシリーズで描いてきたのは『新しいものと出会い、成長していく姿』。今回のプリキュアは地球を飛び出して広大な宇宙へ向かい、成長していきます。主人公・星奈ひかるの持っている『未知なるものへの好奇心と想像力』はシリーズの本質を表しています。彼女たちの世界がどんどん広がっていく様子を作品で描いていきたいです。新しい価値観に触れていくというのもひとつのテーマで、宇宙人との交流を描きます。
我々も新しいプリキュアにチャレンジしていきたいと思っていますし、楽しんでいただければと思います。ご期待ください。
また、今作からは『見逃し配信』も実施し、忙しい大人にもご覧いただける環境が増えると思います」と語った。

ここからはキャスト陣が登場し、挨拶。

 
星奈ひかる/キュアスター役・成瀬瑛美
「初代の頃からすべてのシリーズを観させていただいてきました。そんな大好きな作品のオーディションを受けられるだけで大興奮でしたが、本物のプリキュアになることができました。夢がかないました!
こうしてみなさんの前でコメントできていることがとてもうれしいです。よろしくお願いします!」


羽衣ララ/キュアミルキー役・小原好美
「まさかプリキュアになれるとは思っていなかったので、あとからプリキュアになれるという実感がわいてきまして、涙が出ました。キュアミルキーと一緒に1年間頑張っていきたいです!」


天宮えれな/キュアソレイユ役・安野希世乃
「『古のプリキュア』役で出演させていただいたことがありましたので『2度目は難しいだろうな』、という気持ちがどこかありました。オーディションの際に、どうせチャレンジするなら思い切った役にチャレンジしよう、ということで、強い女の子に挑戦させていただきました。演じられてうれしいです! 1年間頑張ります!」


香久矢まどか/キュアセレーネ役・小松未可子
「私は30歳になりますが、まだオーディションを受けさせてもらえるんだ、とうれしく思いました。声優としての第二の目標、夢を抱かせていただいた作品が『プリキュア』です。新たな挑戦としてチームで頑張っていきたいです。よろしくお願いします!」

成瀬さんのアフレコ現場での様子を聞かれると、小原さんは「誰よりも元気で、しっかりとアフレコするのが初めてというのが初めてというのが信じられないです」、小松さんは「キュアスターになるべくしてなった、という感じですね。朝の挨拶の段階ですでにキュアスターなんです(笑)」、そして安野さんは「緊張が感じられず、堂々と演じられていました。成瀬節が毎週炸裂しています(笑)」と語り、和気あいあいとした雰囲気が伝わってきた。

続いて『映画プリキュアミラクルユニバース』の記者会見。
最初に内藤圭祐プロデューサーより挨拶が行なわれ、
「今回はアトラクションのような映画を目指して制作しました。
本作はミラクルライトを作っている星が舞台で、3世代のプリキュアを中心に、個性豊かなキャラクターたちの想いを共有、伝えることを目的としています。『映画館で全身で楽しんだ』という感想をお持ち帰りしていただきたいです」とコメントした。

続いてゲスト声優のヤンゴ役・梶裕貴が登場。「プリキュアを取り締まろうとする若手警備員のひとりで、プロフェッショナルな部分が際立つキャラクターです」と自身の演じたキャラクターを語ると、さらに大統領役でお笑いコンビ・爆笑問題の田中裕二が登場。ミラクルライトは相方の太田光と同じ高さ、と聞かされ「取りあえずツッコミを入れておきます(笑)」と話し、笑いを誘った。

梶さんは「小さいころの僕は『プリキュア』を観る妹を見る立場でした(笑)。今回出演する旨を妹に伝えたら、とてもよろこんでくれました。15年のときを経て楽しんでいただける作品だと思いました」とうれしそうに語った。

田中さんは「僕には子供が3人いて、11歳の女の子は『プリキュア』で育った世代で、台本を見つけて『パパ、プリキュア出るんだ!』とはしゃいでいました。ちなみに太田は声優やナレーションの仕事が大好きなので、僕に仕事がくるたびにすごく嫌がるんです」と苦笑い。また、本作ではミラクルライトの謎に迫る、ということで「ミラクルライトというものを通じて家族で一丸となれるのがいいですね」と独自の見どころを語っていた。

<Text・Photo/ダンディ佐伯>

●作品公式サイト
http://www.toei-anim.co.jp/tv/precure/

https://www.asahi.co.jp/precure/