ディズニーのアニメーションや、映画やドラマなど幅広い番組ラインナップを楽しめる「ディズニー・チャンネル」で6/23(土)から放送スタートする『ダックテイルズ』。1987年に放送された本作が30年の時を越えて新作アニメとして登場! 大富豪の伯父・スクルージと三つ子が宝やミステリーを求めて世界中で大冒険を繰り広げていく。三つ子を演じたヒューイ役・代永翼さん、デューイ役・永塚拓馬さん、ルーイ役・小林大紀さんに本作の見どころをお聞きしました。
―ご自身が演じたキャラクターの感想をお願いします。
代永:ヒューイは三人のなかでは長男という立ち位置で、一番しっかりしていて、行動的でもあります。ですが、それが空回りしてしまうことがあり、そこをスクルージやドナルド、兄弟に助けてもらったりしています。僕が思うに、彼はドナルドに憧れを持っているようです。
立場上、三兄弟をまとめていかなくてはならないのですが、なかなかうまくいかなかったり、バッジ集めをしたりするのは子どもらしいところでもあるし、こうと決めたらしっかりと頑張るところは長男らしいな、と思います。
永塚:デューイは好奇心が旺盛で後先考えずに突っ込んでしまうところがあり、それが原因で迷惑をかけてしまいます。喜怒哀楽がはっきりしていて、喜ぶときはすごく喜ぶし、怒るときは烈火のごとく怒ります。とても分かりやすい子で、例えば怒っているときに飴玉をあげたらすぐに収まりそうだな、と(笑)。
小林:ルーイは宝物がとても好きな子で、言わば「思春期の中学生」みたいな子です(笑)。前作のルーイ君はわりと臆病な子だったので「本作では性格がちょっと違うのかな?」と思ったのですが、ドナルドについていかないということはそれが臆病な証拠、ということでしょうし、自分が不安に思うようなことは避けたいんだろうな、と思いまして。
心の奥底では臆病な気持ちがあるんだな、と感じながら自由に演じています。兄弟のなかでは一番多く大人と絡んでいるので、、彼らと裏打ちしているんじゃないかと(笑)。
― 一同(笑)。
代永:僕はちょうど前作の世代だったので、リアルタイムで観ていた記憶はあるのですが、あのころはまだ常に3人一緒に行動していたと思うんです。なので、3人ともキャラクターが立っているのがすごく驚きでした。
―登場人物のなかで、ご自身が一番近いと思うキャラクターは誰ですか?
小林:僕はケチなところはあるので、そこはルーイと似ているかな、と思います。
代永:僕には姉と妹がいるので、兄妹の面倒を見る、見られるどちらも経験してきましたからね……。三兄弟のどの要素も持っているような気がします。
永塚:僕は……デューイとランチパッドを足したようなイメージでしょうか? ランチパッドのように常に前向きな性格ではあると思います。デューイらしく、抜けているところもあって、コーヒーだと思って飲んだらお水だったり、パスタにお湯を入れようと思ったらコーヒーが入っちゃったり……(笑)。
―これまで19話まで収録を終えているとのことですが、印象的なエピソードやシーンはありましたか?
小林:毎回すごく面白いエピソードが多くて、どれかに絞るのが大変ですね。最初から観てもいいですし、途中から観ても楽しめますし。
代永:ウェビーとデューイがふたりで行動しているときに見せた、デューイの甘えん坊な一面がすごくかわいくてときめいちゃいました。三人とも母親に会いたいという気持ちは強いと思うんです。
小林:デューイはもしかしたらシリアス方面に振りやすいキャラクターなんじゃないかな、と思います。
永塚:ヒューイとルーイのものまねをしながら8ページ分演じきったこともあるからね(笑)。
代永:ルーイの声を「太りキャラ」で演じていたのがすごく印象的でした(笑)。
永塚:僕はデューイがランチパッドをスクルージに紹介するエピソードをすごく覚えています。そこからランチパッドのデューイへの愛がとても強くて。彼を演じた田中進太郎さんの態度もその後変わったのが面白かったです(笑)。
―スクルージは推定7兆円以上の資産を持っていますが、もし後継者となったらどんな使い方をしますか?
永塚:株に投資します。その稼いだお金で油田を買いたいですね(笑)。
小林:僕はみんなを幸せにするために、慈善事業です!
代永:そういうのいいから(笑)。
小林:アニメを作りたいですね。目いっぱいお金をかけて自分の好きなように作品を作ってみたいです。アニメに限らず、色んなコンテンツを創作してみたいです。
代永:僕は『ディズニーランド』ならぬ『ダックテイルズランド』を作りたいです。作品に特化したアトラクションが満載の施設で、僕らや作品に携わったキャストやスタッフは「年間パスポート」を持つ権利が与えられるんです。これって良くないですか?
永塚・小林:ありがとうございます!
―最後に、ファンに向けて一言お願いします。
小林:小さいお子さんも大人も、もちろんファミリーでも楽しめますし、多方面に向けておすすめしたい作品です!
永塚:最近の時事の話題も採り入れられているのがすごい面白いですし、ミステリー要素やギャグ要素など、様々なジャンルのいいところが出ているところが魅力だと思います。子どもも、少し背伸びをして楽しめると思いますので、ぜひご覧ください!
代永:幼稚園や保育園で観ていただくとみんなで一緒に笑えるでしょうし、おじいちゃんおばあちゃんは、孫に家族の大切さを伝えることもできるのではないでしょうか。先が気になるストーリー展開も魅力ですので、よろしくお願いします!
<Text・Photo/ダンディ佐伯>
■シリーズの始まりとなる1時間の特別エピソード
「ダックテイルズ/ファミリー・トラブル!」
ディズニー・チャンネルにて、6月9日(土)11:00~12:00他放送
■「ダックテイルズ」
ディズニー・チャンネルにて、6月23日(土)レギュラー放送スタート!
毎週土曜・日曜11:00~11:30 他
●番組公式ページ
https://www.disney.co.jp/tv/xd/program/anime/ducktales.html