梶浦サウンド ハリウッド超え!映画界に衝撃走る!!

By saeki, 2017年10月26日


作曲家・プロデューサーの梶浦由記が音楽を手掛けた『劇場版 Fate/stay night [Heaven’s Feel] I.presage flower』(10月14日公開)が、ハリウッドの超大作『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』をおさえて映画動員ランキング初登場1位を飾り、映画界に衝撃が走った。

そして昨日(10月25日)、梶浦由記が音楽を担当したOVA作品『クビキリサイクル  青色サヴァンと戯言遣い』のサウンドコレクションが発売された。アニメ化・映画化の大人気シリーズ「〈物語〉シリーズ」で知られる西尾維新のデビュー作「戯言シリーズ」の第1作目「クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い」。

本作は第23回メフィスト賞を受賞し、宝島社「このライトノベルがすごい! 2006」では作品部門第1位を獲得した。独特な台詞回しやインパクトの強いキャラクターが強い人気を博しており、西尾維新ファン待望の映像化として作られた全8巻のOVA作品。プロモーションが不利になりやすいOVAという形にも関わらず、プロモーションビデオやCMの露出、Web広告の展開により、原作ファン以外にも広く愛される作品となった。

過日都内で行われた本作OVA全8巻の「完成打ち上げパーティー」では原作の西尾維新氏をはじめ新房総監督など、この作品に携わったスタッフ・キャスト約100名が一同に会した。
登壇した梶浦由記は「原作は夢中になって一晩で読破。『やられた!』と思いましたが音楽作りは本気で悩みました。セリフは雄弁で素晴らしく、リズムを刻んでいるよう。リズムを刻んでるセリフは始めからメロディを内包しているんです。これは”音楽有り”だなと。なら伴奏をつければいいんだ、と思いました。
BGMは説明的な音楽を求められ感情を含めたBGMが多いのですけれど、この作品は7割はセリフと絵にお任せしました。音楽は伴奏という形の音楽。伴奏次第で聞こえ方、見え方が変わってくるので工夫しながら色々なテンポと色彩で伴奏を創らせてもらいました。楽しませてもらいました」。

<梶浦由記プロフィール>
作詞・作曲・編曲を手掛けるマルチ音楽コンポーザー。
1993 年、『See-Saw』のコンポーザー兼キーボディストとしてデビュー。
2002 年、TV アニメ「機動戦士ガンダムSEED」のエンディングテーマ「あんなに一緒だったのに」がヒット。並行してアニメを中心とした劇伴音楽を手掛け、数々の話題作を担当する。
2004 年より個人プロジェクト『FictionJunction』の活動を開始。「Yuki Kajiura LIVE」と称したライブも精力的に行い、現在vol.#13 まで開催。2017 年1 月には、劇伴を担当した世界的大人気アニメ「ソードアート・オンライン」をコンセプトとしたライブをアメリカ・ハリウッドで開催。
日本国内のみならず海外でもワンマンライブを行う等、世界中のファンを魅了している。
また、ヴォーカル・ユニット『Kalafina』を全面的にプロデュース。
リリースした5 作のオリジナルアルバムと2 枚のBest アルバム全てをTop 10 入りさせるなど、世界中にその名を轟かす。アニメ作品以外にも、北野武監督・主演映画「アキレスと亀」やNHK 歴史番組「歴史秘話ヒストリア」、NHK 連続テレビ小説「花子とアン」の音楽を担当するなど、ジャンルを問わず、幅広い作曲・音楽プロデュースを手掛ける。ヨーロッパと東洋のエッセンスが融合した独自の世界観を持つサウンドで、日本のみにとどまらず、ワールドワイドに熱い支持を集めている。

●梶浦由記 公式サイト
http://www.fictionjunction.com/