【4/30開催】豪華メンバーが10周年をお祝い!「ミルキィホームズ&ブシロード10周年&スクフェス4周年記念ライブ in横浜アリーナ」レポート

By, 2017年5月15日



4月30日、横浜アリーナで「ミルキィホームズ&ブシロード10周年&スクフェス4周年記念ライブ in横浜アリーナ」が開催された。

まずはライブに先立ち新プロジェクト発表会から。ミュージカルとアニメを融合させた『少女歌劇 レヴュー・スタァライト』が始動したことが告げられ、9人のキャストが舞台上に勢揃い。小山百代、三森すずこ、富田麻帆、佐藤日向、岩田陽葵、小泉萌香、相羽あいな、生田輝、伊藤彩沙がそれぞれ意気込みを述べた。小山百代とダブル主役を務める三森すずこは「1部は舞台、2部はライブでサイリウムありのステージなので、今まで舞台に来たことがない方も来てほしいです」とコメント。第一回公演は9月22日~24日の予定で、チケットは現在抽選受付中。詳しくは公式サイトをチェック!

●『少女歌劇 レヴュー・スタァライト』公式サイト
http://revuestarlight.com/

そしていよいよライブパートが開幕! トップバッターはPoppin’ Party。アニメのオープニング主題歌であった「ときめきエクスペリエンス」でご挨拶。演奏するのが難しいと語っていたこの曲もバリバリ弾いてみせていた。続く「STAR BEAT!~ホシノコドウ~」では伊藤のキーボードソロや、大塚のギターソロもバッチリ決まって、掛け値なしにカッコイイ演奏を聴かせた。

 

飛び跳ね弾きまくる大塚、ライブを重ねるごとにアグレッシヴになっていく西本、笑顔を絶やさず叩きまくる大橋、着実な上達を見せるキーボードの伊藤、まっすぐ前を見据えギターボーカルを務める愛美、5人の個性が弾ける演奏は一度目にすればファンにならずにいられない。8月の武道館公演も期待大だ。

2番目の登場はアニメ2期、新アプリのリリースも決定している『けものフレンズ』からどうぶつビスケッツ×PPP。オープニングテーマ「ようこそジャパリパークへ」を黄色く染まった会場に響かせる。サビのドッカンドッカンに合わせて片足を上げるダンスがキュート。

続いては三森すずこ。青いドレスで「ブシロードライブと言えばこの曲」と「ミライスタート」、そして最新シングルから「サキワフハナ」を熱唱した。三森は夏にライブツアーも決定している。

入れ替わり登場したのはSTARMARIE。アニメ『鬼斬』主題歌の「姫は乱気流☆御一行様」と、今夏発売のニューシングル「夏になれ」を初披露。四肢を振り振りキュートなダンスと歌唱で魅せた。

電車の車両を模したトロッコで登場したのはアプリゲーム『めがみめぐり』から伊藤彩沙と尾崎由香。「めがみめぐり」、「I’m サンシャインガール」を繰り出した。

 

続いては『バンドリ!』に登場するユニット・Roselia。待ってましたとばかりに会場は紫に染まる。ファーストシングル「BLACK SHOUT」、「魂のルフラン」、セカンドシングル「Re:birth day」を披露した。バンドリサードライブへ乱入した時よりも遥かにパワーアップしており、特にボンボン跳ねるベースのサンドとニコニコ楽しそうにドラムを叩く桜川めぐが印象に残った。ファーストライブを6月30日に迎えての前哨戦としては最高のステージであった。

Raychellはアニメ『カードファイト!! ヴァンガードG NEXT』エンディングテーマ「Are you ready to FIGHT」をベースボーカルで披露した。サプライズでアルバムにも参加している大塚紗英がサポートを務め、ギター演奏を聴かせた。

クールダウンを経て「1.5部 スクフェス4周年記念ステージ」と題しラブライブ!サンシャイン!!よりAqoursが登壇。「青空Jumping Heart」の衣装で登場し、高海千歌役の伊波と渡辺曜役の斉藤を囲んでの舞いも幽玄な「恋になりたいAQUARIUM」、サビでシャンシャン掌を前へ印象的なダンスの「届かない星だとしても」、そしてTVアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」オープニング主題歌の「青空Jumping Heart」の3曲を披露し、会場を大いに沸かせた。

 

ここからは第2部。ミルキィホームズのソロライブステージとなる。一昨年、去年に引き続いてブシロードライブとのカップリング。今回はニューアルバム『横濱行進曲』を引っさげてのライブということで「横濱行進曲」からスタート。もちろん衣装は『横濱行進曲』のもの。「正解はひとつ!じゃない!!」「プロローグは明日色」「ミルキィA GO GO」といきなり休む暇もなく一気に飛ばしていく。本気のセットリストだ。

さて、フェザーズも新衣装で合流。MC中にアリーナ中ほどからトロッコで出てきたので、「早く来て」と橘田に急かされながらやってくるなど、いつものミルキィライブの雰囲気が広がる。

タオルをクルクル「ミルキィアタック」をシスターズで、そしてアルバム収録の新曲「Two of Us 無敵♪」をお披露目したフェザーズ。ミルキィの妹分だけあって「Two of Us 無敵♪」のダンスは「正解はひとつ~」を踏襲している。

さてここからはソロコーナー。今回は各メンバーのセルフプロデュースということで思い切り趣向を凝らした演出での歌唱。

三森は「偉人先人 Oh, Hero!!」をダンサー二人を従えてキックボクシングの衣装で歌ったかと思えば、「横浜アリーナのみなさん僕ですよ~!」とバギーに乗って徳井が登場。「ハートフル探偵☆ネロ」をサイボーグ009かと見紛う赤いコスチュームで。火花を散らして気合の入った演出も光る。佐々木はステージ上段、スモークの海で「Heart Mystery」を披露。森の少女のような衣装でエルキュールのおしとやかな一面を見せれば、橘田は玉座に腰掛けながら登場。エレクトロな「Gorgeous Sensitive」に似合う不敵な笑みを浮かべつつ、フェザーズの二人に羽を扇がせるなどやりたい放題。なんでもあり、楽しさ全開なところが、まさにミルキィのライブだと思い出させてくれる。

ソロコーナーは続く。黄色いラメのジャケット姿で登場したのは「もりしー」こと森嶋。新曲「The Operative」、そして前アルバムのシークレットトラック「ANSWER」を繰り出した。まさか2曲も森嶋ソロ曲を聴けるとは思わなかったのでファンには嬉しいサプライズといえるだろう。

さて、ミルキィが再び登場してライブもラストスパート。アルバムのラストを飾る「Blue Light」に続き「恋の調査報告書」、「みるみるUPっぷ↑↑」をトロッコで駆け抜けたかと思えば、「オーバードライブ!」「雨上がりのミライ」と定番曲をキッチリ聴かせて本編は終了。

アンコールでは、ファンにはすっかりおなじみとなった、ブシロード社歌「熱風海陸ブシロード」をミルキィ4人で合唱。間奏のセリフパートでは木谷高明社長がキッダーニ男爵として登壇。いつものセリフではなく「ブシロード10週年」「本当にありがとうございました!」。感謝を述べた。

オーラスは昨年同様Poppin’ Partyをバックバンドに迎えての「正解はひとつ!じゃない!!」でフィニッシュ。お祭り感騒ぎで節目のイベントを大成功に収めた。

<Text/佐藤京一>

<セットリスト>
Poppin’Party
01.ときめきエクスペリエンス!
-MC-
02.ティアドロップス
03.STAR BEAT!~ホシノコドウ~
-MC-
04.キラキラだとか夢だとか ~Sing Girls~

どうぶつビスケッツ×PPP(けものフレンズ)
05.ようこそジャパリパークへ

三森すずこ
06.ミライスタート
-MC-
07.サキワフハナ

STARMARIE
08.姫は乱気流☆御一行様
-MC-
09.ナツニナレ!

めがみめぐり
10.めがみめぐり(1番のみ)(伊藤彩沙)
11.I’m サンシャインガール(尾崎由香)

Roselia
12.BLACK SHOUT
-MC-
13.魂のルフラン
-MC-
14.Re:birth day

Raychell
15.Are you ready to FIGHT

Aqours
16.恋になりたいAQUARIUM
-MC-(自己紹介)
17.届かない星だとしても
18.青空Jumping Heart

ミルキィホームズ
19.横濱行進曲
20.正解はひとつ!じゃない!!
21.プロローグは明日色
22.ミルキィA GO GO
-MC-(フェザーズ合流)
23.ミルキィアタック(ミルキィホームズシスターズ)
24.Two of Us 無敵♪(フェザーズ)
25.偉人先人 Oh, Hero!!(三森すずこ)
26.ハートフル探偵☆ネロ(徳井青空)
27.Heart Mystery(佐々木未来)
28.Gorgeous Sensitive(橘田いずみ)
29.The Operative(森嶋秀太)
30.ANSWER(森嶋秀太)
31.Blue Light
32.恋の調査報告書
33.みるみるUPっぷ↑↑
-MC-
34.オーバードライブ!
35.雨上がりのミライ

<アンコール>
En1.熱風海陸ブシロード
En2.正解はひとつ!じゃない!!(ミルキィホームズ&Poppin’ Party)

●ブシロード 公式サイト
http://bushiroad.com/