2016年2月1日(月)、東京・有明お台場のZepp Tokyoにて楠田亜衣奈さんのバースデー記念イベントが開催され、会場は平日にも関わらず集まったファンで満員。トークにライブに大いに盛り上がった。
プレゼントボックスを模したバルーンが置かれたステージ。中央のひときわ大きいバルーンがバーンと割れると、花をあしらい、腰元にはリボンのドレス姿も可愛いくっすんの登場だ。「HO♡HOLIDAY」を挨拶代わりに歌えば「Hoho hohoho holiday」とファンも掛け声で応える。
「HO♡HOLIDAY」を歌い終えると、司会の楠浩子さんが舞台に登場。まずは、21歳から26歳までをザックリ振り返ることに。しかしくっすんの「でもさ、その頃のってインターネットを探せば出てくるじゃん」との声で省略されることに(笑)。ファンへの信頼がなければできない奔放なトークスタイルである。
お次は「誕生日だからこれをやってほしい。無茶振りコーナー」。くっすんへは、イケボで「ありがとう」と言ってほしい、ツンデレ風でメッセージをください、甘々ボイスで「大好き」と言って! などのリクエストから、「パントマイムをしてほしい」、「自分へのバースデーソングを即興で歌ってほしい」などのリクエストが寄せられた。特に即興で歌ったバースデーソングはボイパを交えた見事なもので、くっすんのアドリブ力には驚かされる。
中にはくっすんではなく司会の楠さんに一発芸をしてほしいという無茶振りもあった。楠さんはふなっしーのものまねでその場を乗り切ったものの「もうやめてくださいね」とぐったり、舞台上にへたり込んでしまう。くっすんがぐったりする楠さんを尻目に、ふなっしーのものまねをノリノリでやっていたのも印象的だった。
サプライズで仲良しの声優仲間・飯田里穂さんからのお誕生日祝いビデオレター公開の後、舞台袖からバースデーケーキが運ばれてくる。運んできたのは同じ事務所の声優・山口立花子さんと渡部優衣さんというサプライズだったが、くっすんはケーキに夢中で気付かない。慌てて楠さんが呼び戻すという一幕も(笑)。
山口立花子さんと渡部優衣さんは舞台上へそのまま残ってトークを展開。先日行われた大阪のイベントで、渡部さんから阪神タイガースのグッズを買ってきて欲しい&イカ焼きを食べて、というリクエストあったのだが、どちらも忘れてきたくっすん。渡部さんは「なんだよー」とプリプリ。くっすんのおとぼけな人柄が微笑ましい。
続いてはプレゼント抽選会。サイン入りTシャツ、サイリウム、サイン入り写真集フォトブックなとがくっすんの手から直接プレゼント。幸運にも当たったファンからは「生きててよかった!」「とっても嬉しいです。一生愛します!」「一生ついて行きます!」と感激の言葉が聞かれた。
トークコーナーが終わると、いよいよお待ちかねのライブパート。くっすんが力強い歌声で「Heart’s Cry」を披露すれば、ファンは赤いサイリウムで応える。くっすんは「wow wow wo」などコーラス部分では必ず会場にマイクを向ける。くっすんの魅力のひとつにファンとの絶妙な距離感があると思うが、この日もそれが存分に見られた。
「トドケ ミライ!」では指差しダンスもキュートに決まる。「First Sweet Wave」ではスゥイートスイートということでピンクのサイリウムに染まる会場。はにかみ顔で一生懸命歌うくっすんには見ているこちらが勇気をもらえる。3曲歌って本編はこれで終了。「またなー」と会場を去っていくくっすん。
しかし、すぐさま上がるアンコールの声に応えて再登場! ドレスの上にジャージを羽織っての登場「(ドレスにジャージは)似合わないね(笑)」とぶっちゃけるのもくっすんらしい。「26歳の年はイベントで始まりイベントで終わる、イベントづくしの一年だったので、27歳もたくさんイベントしてみなさんと過ごせればいいな」とファンに気持ちを伝えたくっすん。その言葉通り5月にライブツアーの開催、それとセカンドアルバムの発売が発表され、喜びをファンと分かち合った。
<Text/佐藤京一・Photo/ダンディ佐伯>
【ライブ概要】
☆ファーストライブツアー決定!
5月14日(土)【福岡】DRUM- Be1
5月15日(日)【大阪】ZeppNamba
5月22日(日)【札幌】cube garden
5月28日(土)【東京】ZeppTokyo
6月11日(土)【台北】花漾Hana展演空間
●=VAP= 楠田亜衣奈 プロモーションサイト
http://www.vap.co.jp/kusuda_aina/
●楠田亜衣奈OFFICIAL WEBSITE『くすくすくっすん』
https://aina-kusuda.net/