ネクソンが運営するMMORPG『マビノギ』に2016年1月下旬、新キャラクター「ラグリンネ」が実装される。彼女の声を演じるのは喜多村英梨さん。ラグリンネの魅力について、また演じる上でのポイントなどをお聞きしてきました!
―今回演じられたラグリンネというキャラクターについて簡単にご説明いただけますでしょうか?
喜多村英梨さん(以下、喜多村):3つの艦隊が出てきまして、そのうち1つを指揮しているリーダーです。凛とした女性で、強い意志を持って活動しているのですが、男兄弟に囲まれて育ったため、男勝りな部分もありますので、少年のような意識を持って演じています。プレイヤーにとってもどちらかと言うと男友達のようなラフな接し方をしてくることもあり、シーンによって振り幅がとても広いキャラクターになったと思います。
―実際に演じてみていかがでした?
喜多村:現地の方が演じているものを聴かせていただいたのですが、私に演技の質感が似ているな、と思いました。言語が違うので、尺をあわせるのが難しいはずなのですが、割とスムースに声をあてることができました。
―ラグリンネに対する喜多村さんのイメージは?
喜多村:元々このような凛としたキャラクターは好きで、自分が演じるにあたってなじみやすさも感じますので愛着を感じるのも早かったですし、スタッフの方の優しさもあって、演技に対する修正もあまりなかったですね。ですからとてもやりやすかったです!
―仲間になる際はパートナーとして行動するとのことですが、演じ分ける際に気をつけたことは?
喜多村:カットシーンの時はアニメのアフレコのような臨場感で演じることができたのですが、キャラクターと接する際の演技では表情などの情報があまりなく「このセリフはこんな表情をしながら言っているのかな」と想像をしながらでした。そういう意味では、カットシーンとパートナーで白黒がハッキリしたお芝居になったかな、と思います。
―これまであまりMMORPGに触れてこられなかった喜多村さんですが、プレイするとしたらどんな役割をやりたいですか?
喜多村:私は絶対に「後方支援」ですね(笑)。前衛でバリバリ戦いたい気持ちはあるのですが、パーティーのメンバーから「回復してくれてありがとう!」と崇められるのも気持ちいいな、と(笑)。しかも、使い続けていくと意外と強力な術や技を覚えたりすることもあったりして美味しい感じもいいですね。
―最後に、メッセージをお願いします。
喜多村:ラグリンネはキャラクターデザイン的にもすごく好きなのですが、他にどんなキャラクターたちが登場するのか、あまり知らないので、私自身、とても楽しみです。
ラグリンネにまつわる物語は割とシリアスで、役者冥利に尽きる収録でしたので、ナレーションから通常の会話部分まで、私の彼女への愛情を感じていただければ幸いです。
今回をきっかけに私もMMORPGデビューをしてみようかな、なんて思っていますので、一緒に楽しみましょう!
<Text・Photo/ダンディ佐伯>
●『マビノギ』公式サイト
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