アイドルたちが自慢の歌声でバトル! 「『VENUS PROJECT』PREMIUM LIVE」

By, 2015年10月7日



ゲーム、TVアニメ、アプリと様々な展開を見せる『VENUS PROJECT』のプレミアムライブが2015年9月23日(水・祝)、東京キネマ倶楽部で行われた。
ライブの前に濡羽美烏役の早瀬莉花さんと原エリコ役の秦佐和子さんが登場、ニコ生の番組で、とあるミッションが達成できなかった罰ゲームということで、コスプレ衣装を着て注意事項を説明。ファンからは大歓声が! そんな中、秦さんがオーディエンスに「コール」と題して「僕は秦佐和子さんに100万円あげます!」と言わせるなど、大きな笑いが起こった。

さらにゲームのメインキャスト3人、高野 歌恋役の姫崎愛未さん、更級美月役の田辺留依さん、香島 夕役の根本流風さんが登場。3月に行われたプロジェクト発表会から4月のキックオフミーティング、5月の1stライブ、8月のレジェンド(先輩声優)が出演したライブなど、これまでの活動を振り返っていった。

そしていよいよライブがスタート! まずは5人で拳を振り上げながら「みらいの座標」を披露。
続いて、流華・ソバガスキー役の飯田里穂さんが、キャラクターが着用している猫耳風カチューシャを模した髪型で登場。「ユメノツバサ」を初披露した。歌い終えると「初めて歌ったのに、まるで100回くらいみんなと歌ってきた気持ちです!」と笑顔。

MCでは、本日の出演者9人がそろって登場。ライブ初参戦となる鶴巻蓮役の中恵光城さん、小瀬路未役の小野早稀さんも登場し、ライブへの意気込みを語った。

ここからは作中に登場する「FOMULA VENUS」と呼ばれるライブバトル形式のステージ。
まずは歌恋とエリコの勝負。「Venus Drive!! キミは燃えているか」をふたりで歌唱。続いてはソバガスキーと美烏が対決。「Mint Flavor」を華麗に歌い上げた。
変わって美月と夕は「クロック・マドモアゼル」軽快に、そして歌恋と美月は「青い一秒」を情熱的に披露した。
さらに夕とエリコがパステルカラーの傘を片手に登場し、会場の空気は一変。「アンブレラはいかが?」を披露した。

ここでアニメ版キャストが集合し、アニメに関するトーク。エリコたちが挑んだ新人王決定戦のトーナメント表を見ながら
小野さんが「先輩から根性焼きを作られたり、頭からコーヒーをかけられたりしてかわいそうだった」中恵さんは「理系の力で勝ち上がってきた、異色のリケジョアイドルです!」と演じたキャラクターを紹介していった。

なお、エリコがうさぎ跳びをする特訓シーンでは、秦さんは「実際にうさぎ跳びをする仕草をしながらアフレコに臨みました」とアフレコ時のエピソードを語り、最終回の収録後には、スタッフからそれぞれのアイドルのイメージカラーに合わせた花をもらったそう。

ここからはアイドル達のソロパートがスタート。まずは姫崎さんが、アニメでも使用されていた「天使の一撃」をコール&レスポンスを背に心地よく歌唱。続いて早瀬さんが「久しぶりに歌えて良かった」と「Shootin’Star」を熱唱し、中恵さんがかけていたメガネを客席に投げこむパフォーマンスとともに「Boy&Girl Friend」を披露。「ロックな曲を歌いたいとイベントで言っていたので、願いがかないました!」と笑顔で歌いきった。
田辺さんは「君、コレクター」をクラップの中でキュートに、そして小野さんは「Girl」白いサイリウムの中で、根本さんはこの日会場でも発売されていたキャラクターソングから「1、2、3、4」を、そして中恵さんは緊張している中で「ストロベリー ジェットコースター」を歌い上げ、歌唱中に盛り上げてくれたファンに向けて感謝の言葉を述べていた。

早瀬さんがふたたび登場し「Journey for life」を披露した後は秦さんも再度ステージへ。靴底がはがれてしまうトラブルがあったにも関わらず、とっさに裸足になって「青い風」を歌い続け、プロ魂を見せ付けた。

告知コーナーでは宣伝担当の鈴木氏と、SHOWROOMのオーディションで新アイドルの赤井林檎役を勝ち取った藤咲泉さんが登場。2016年初春に「PREMIUM LIVE」の第2弾が開催決定したことなどが発表された。
新情報の数々に場内が盛り上がる中、出演者が全員登場し、「天使の一撃」を披露した。

迎えたアンコールでは秦さん、早瀬さん、飯田さんがアニメのOPテーマ「ユメノツバサ」を客席をあおりながら披露。アニメ最終回の再現となった面子に会場からも大きな歓声があがった。

秦さんが「これからもみなさんに『俺たちヴィーナスを応援しているんだぞ』と誇りをもってもらえるようなパフォーマンスをしていきたいと思います!」と宣言すると「Venus Drive!! キミは燃えているか」で締め、大盛り上がりの中でまさにプレミアムなステージは幕を閉じた。

<Text/ダンディ佐伯>

●VENUS PROJECT 公式サイト
http://vproject.jp/