日高里菜、沼倉愛美、金元寿子、佐倉綾音、内村史子が登壇!「『銃皇無尽のファフニール』~放送直前 年の瀬イベント~」レポート

By, 2015年1月8日



2015年1月8日よりTBS他にて放送のTVアニメ『銃皇無尽のファフニール』のイベントが年も差し迫った12月28日にサイエンスホールで開催された。登壇者は、日高里菜さん(イリス・フレイア役)、沼倉愛美さん(物部深月役)、金元寿子さん(リーザ・ハイウォーカー役)、佐倉綾音さん(ティア・ライトニング役)、内村史子さん(レン・ミヤザワ役)。(※以下本文では敬称略)

 今回は番組の公式WEBラジオでパーソナリティーを務める日高・沼倉の2名が司会となりイベントを進行。まずはゲームコーナー。一時限目「『銃皇無尽のファフニールを語れ!』のお時間」から。本作を知らない方に向けて紹介するという体をとった、無茶ぶりトークコーナーである。佐倉が自身の演じるティア・ライトニングについて「ジェスチャー」で説明したり、内村が1話でドキドキするシーンを「ファ」「フ」「ン」のみで紹介したり、苦戦しつつも楽しく振る舞った。また、本コーナーの審査員として呼ばれた講談社ラノベ文庫で担当編集の庄司智氏は、白スーツにハット姿で登場。その姿のみならず独自のキャラクターでひときわ注目を集めていた。
続いて本作のPVが上映され、各々がコメント。決め技のカットがカッコイイと話しつつ、いきなり金元が実演。お尻を会場に突き出したりと他の出演者をドギマギさせる一幕も。

 そして二時限目は「スタッフに直撃!のお時間」と題し、本作監督の高橋順氏を壇上に呼ぶ。「普段ライトノベルなどは読まれるんですか?」との質問に高橋監督は「読まなくては、と思っていますが本や映画を見る暇がほとんどないんです……」と苦笑。このイベントにも制作の合間を必死に縫って来たと語った。
またキャスト陣からは監督の描く絵コンテが「特徴があってカワイイ」と絶賛。高橋監督は照れつつも「まあ、いわゆるマルチョン(丸とチョンだけで描くという意味)コンテってやつなんですけど。誰でも描けますよね」と謙遜した。
 引き続き、アニメーション制作のディオメディアの新しい社屋が次々スクリーンに投影される。綺麗で今風のおシャレな社屋に「これがディオメディア!」と佐倉さんは大興奮したが、監督によると本作のメイン作業は旧社屋でされているという。ほぼ缶詰になって制作しているスタッフの写真が映されると「皆さん、頑張ってますね」とキャスト陣から声が上がった。高橋監督は「奇をてらうというより、私が読んだ印象をそのままアニメ化している。期待を裏切らない形にできているのでは。もし期待はずれならそれは私の責任」と語った。

 次は三時限目「テーマソングのお時間」。OPテーマの「FLYING FAFNIR」がフルサイズで公開されたのち、TRUSTRICKの神田沙也加とBillyからビデオメッセージが寄せられた。Billyは「初めてのアニメソングということで、リスペクトを込めた」、神田は「アニメとのコラボは夢。神曲を!との意気込みで作った」とそれぞれ語った。そして、日高、沼倉の2人が担当するEDテーマ「Ray of bullet」のTVサイズも初公開された。残念ながらこの日のステージでは本人の歌唱ではなかったが、アグレッシヴなメロディに乗せられた二人の想いを秘めた歌声に会場のファンは息を飲んだ。会場では流れなかったが日高は「Cメロの掛け合いを特に聴いて欲しい」と語った。

 四時限目は「WEBラジオのお時間」。公式ページで配信されている「ミッドガル学園放送部」のコーナーを会場で実演することに。「ドラゴンから告白されました。どうする?」などいくつかのテーマでトークを繰り広げた。中でも佐倉が「世の中お金じゃありませんから」と発言すると、普段の佐倉のパーソナリティも相まって大笑いを会場に巻き起こしていた。また、コーナーのコメント判定人として高橋監督と庄司氏が再度登壇。白スーツの上にヒョウ柄のコートを羽織り、ますます妖しさを増していた庄司氏は、ひとこと喋るごとに会場に笑いを巻き起こしていた。
 最後に、キャスト一人一人からアニメに掛ける意気込みと作品の見所、庄司氏の印象が語られ、イベントは終了した。

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<Text/佐藤京一>

●TVアニメ公式サイト
http://www.tbs.co.jp/anime/fafnir/