『王立王子学園~re:fairy-tale~ vol.7 人魚姫の王子様』谷山紀章、緑川光、櫻井孝宏インタビュー

By, 2014年7月12日



好評発売中の『王立王子学園~re:fairy-tale~ vol.7 人魚姫の王子様』から、人魚姫の王子様・浪川海斗役 谷山紀章さん、アラジンと魔法のランプの王子様・月城透真役 緑川光さん、シンデレラの王子様・灰原祐貴役 櫻井孝宏さんの収録インタビューを公開!

――収録のご感想をお願いします

谷山さん:お当番回ということで、だいぶ出番が多かったです。でも今すごくすっきりした気分でいるので、良かったなって思っています。

緑川さん:紀章くんと比べるといまいち仕事した感がないんですけど、今回があるからこそ思いましたまた機会があったらメインでのお話もやってみたいなと。

櫻井さん:以前出させていただいた作品の息子でした。今回のエピソードで、(前作の)彼はちゃんと幸せになったことがわかって良かったです。

――演じたキャラクターのご感想をお願いします

谷山さん:三人の中での役回りがはっきりしているから、すごくわかりやすいです。完全に突っ込みポジションで、大変だろうなって思いますね。二人に対して突っ込まずにはいられなかったから、自然とこういう役割になって行ったんでしょうか。性格は竹を割ったようなわかりやすい性格で、主人公に対しては淡い恋心を抱き続けているから言えないこともあって、「なんで俺が……」と思うんだけど、普段は思ったことをなんでも口に出す、明朗快活な男のようですね。

緑川さん:(前作の)息子なだけあって、それ程キャラが違うという印象は受けなかったです。今回は自分のキャラクターがメインではないので、(透真を)掘り下げてしまうとお話があっちこっち行ってまとまりがなくなっちゃうからなのかもなので、もし掘り下げてもらえる機会があるならば、もうちょっと父親との差がわかるようなお話だったりすると嬉しいなと思いました。

櫻井さん:育ちの良い天真爛漫な優しい子です。二人に懐いているのがよくわかります。その三人のバランスが微笑ましくていい関係だなと思いました。所々で見られるガキっぽいやり取りが可愛かったです。

――主人公に一目惚れした人魚姫の王子様。ご自身は人や物に対して一目惚れしますか?

谷山さん:やっぱり一目惚れが多いのかな。昔と比べたら、一目惚れしたからってわっと行けるわけでもないけどね。物とかは、あ、いいなって思ったらという感じなので、一目惚れが多いかもしれないですね。

緑川さん:いいなと思っても、俺に必要なのかな? ん~、必要ないな、という風に考えるシステムになっています(笑)。買ってしまった物だと、僕は数珠が好きで特別に作ってもらったりしているんですが、聞くところによると左腕にした方が、巡っていくものとかがあるらしいんですよ。で、ある時いいなって思う時計があったんですけど、時計は普通左にするじゃないですか。左手には数珠をしているから、時計は我慢しようかなという気がしたんですが、どうしても欲しいなと思って、買って右手に着けるようにしました。そうまでして欲しかったのは、よっぽどだと思います。時計は割とお高い物が多くて、ネットで見てこれ欲しいなと思っても、買おうと思ったら買えるかもしれないですけど、そこまでして買う物なのかなって思ったりします。でも数珠は時計程はお高くないし、自分の願いが入っていたり、○○に良い物をというので作ってもらっているから、自分としては時計よりも数珠をしていることの方が意味があるんじゃないかと思うことによって、他のものは我慢できるじゃないですか(笑)。だから買いたいけど買わないって過ごしてきたんですけど、今回はこの配色が絶妙だなあ、欲しいなって。買ったのは高い時計じゃなくて、G-SHOCKとかです。元々男性用の時計は大き目だから、左手に数珠と一緒につけるのはない、でも数珠を外すのは嫌だ、右手か! ということで右手にしたんですけど、やっぱり右利きの人が右手にしちゃダメですね(笑)。サインを書く時とかは邪魔なのでよく外します。それでも、こうしてまで欲しかったからか、わりと長いことつけてますね。

櫻井さん:服はファーストインプレッションで判断しがちなので、ちゃんと試着するようにしてます。で、最近はだいたいやめます(笑)。年齢もあってか、昔程は執着がないというか。家の隅っこに追いやられちゃったり、あることすら忘れてしまったりがままあるので、それであれば長く付き合える物の方がいいかなと思うと慎重になりますよね、やっぱり。人に対しての一目惚れってあんまりないです。

――リスナーさんへのメッセージ

谷山さん:前にやったものの息子という設定がすごく面白いなと思いました。前のシリーズからは期間にしたら一年くらい空いているんだけど、前のシリーズが好きだった人は息子という部分を面白がっていただきたいし、自分がやったキャラクターはちょっとでも愛されればいいなと思っているので、初めての人にも聴いて欲しいです。浪川海斗くんの好きになっちゃうと怖くて言えねえな、みたいなシナリオもリアルだったし、自分もリアルに演じたつもりなんで、ぜひ聴いていただきたいと思っています。

緑川さん:前作の子供世代のお話なんですけど、親世代も全く関係ないわけではないので、きっとシリーズを通して好きだと言って下さっている方には、「ふふふ」と思っていただける要素が多いんじゃないかなと思っております。この機会にぜひ持っていない物があったら補完しておいて下さい。きっとその方が楽しめるんじゃないかなと思います。

櫻井さん:親子二代に渡るなかなかドラマチックな作品でした。ちょっと不思議な感覚ですが、面白くていい経験になりました。前のシリーズを知らない方は手に取っていただけると嬉しいです。新作を楽しみに待ってた皆さんは、想像や空想で埋められるところがたくさんあるので、そういう楽しみ方でこのCDを聴いてもらえたらなと思っています。

<photo・text/添田由美>

≪商品情報≫

タイトル:王立王子学園~re:fairy-tale~ vol.7 人魚姫の王子様
出 演:
 人魚姫の王子様・浪川海斗役 谷山紀章
 アラジンと魔法のランプの王子様・月城透真役 緑川光
 シンデレラの王子様・灰原祐貴役 櫻井孝宏
品 番:R45P-0022
価 格:2,500円+税
発売日:2014年5月15日

公式サイト http://www.rpgakuen.com/