2014年1月新アニメ 大空を舞台にした少年少女たちの群像劇 『とある飛空士への恋歌』アフレコレポート

By saeki, 2013年11月25日


小学館ガガガ文庫刊、犬村小六によるライトノベル『とある飛空士への恋歌』がアニメ化決定! 
本作はベストセラー・ライトノベル『とある飛空士への追憶』に続く「飛空士」シリーズ第2弾。 創世神話に記されている「空の果て」を見つけるため、空飛ぶ島イスラに乗ることになったカルエル・アルバス。カドケス高等学校飛空科に通い、そこで出会った友人たちと青春を謳歌していたが、突如イスラは「空の一族」による攻撃を受け、過酷な戦争に巻き込まれていく――
物語を彩るメインキャスト陣に話をうかがってきた。

―アフレコ収録の感想をお願いします。

カルエル・アルバス役・花江夏樹さん(以下、花江):僕も台本をいただいてからプレッシャーを感じていましたが、周りの皆さんが温かくて良い意味で緊張せずにアフレコに臨むことができました。カル(カルエル)は色々な面を持っているので演じるのが難しいですが、演じていて楽しいです。

クレア・クルス役・悠木 碧さん(以下、悠木):新しい作品ということで、最初は不安もありましたが、皆さんと打ち解けて楽しく進められました。2話目以降もとても楽しみです。

アリエル・アルバス役・竹達彩奈さん(以下、竹達):キャスト陣の演技を想像しながらアフレコ現場に来たのですが、そこに思った以上のキャラクターたちがいて。作品が盛り上がって、大きくなっているな、というのを感じられて楽しかったですし、「私も頑張らないと!」という気持ちになりました。

イグナシオ・アクシス役・石川界人さん(以下、石川):イグナシオは、第1話の段階では様々なナゾを残していきましたが、今後はメインキャラクターたちと関わってくるのではないかと思います。非常に楽しみにしています。

―ご自身が演じたキャラクターの紹介をお願いします。

花江:先ほども言いましたが、カルは色々な表情を見せる子で、すごくカッコよかったと思えば子供っぽいところもあったり、闇の部分を見せたり、かと思えば、女の子の名前を叫びながら走ったり(笑)。
闇を抱えながらも、周りの人に助けられながらこれから成長していくと思います。その部分をうまく演じていけたらと思っています。

悠木:クレアは引っ込み思案で、人と仲良くしたいというよりも、どうしていいか分からない子です。第1話ではカルとしか話していないので、今後他のキャラクターたちとどのように接して、成長していくのかが楽しみです。
引っ込み思案とは言え、様々な表情を見せてくれている印象もあり、自ら表情を抑制してきたような部分もありそうでして、これまで積み重ねてきたものが分かっていけば、という感じです。
そして、何より大事なのが「初々しさ」で、音響監督のたなかかずやさんから「思っていたより大人になっていました」と言われまして。心機一転、フレッシュな気持ちで頑張りたいと思います!

竹達:アリー(アリエル)はカルと一緒にイスラという空飛ぶ島に旅立っていくのですが、兄妹ということもあり、カルとは仲が良いです。喜怒哀楽がしっかりしていて、思っていることが言葉にスポーンと出てきちゃう、まっすぐな女の子です。
音響監督のたなかさんからは「アリーの真っすぐさ、カルを引っ張っていくところを出してほしい」と言われましたので、そこを気をつけつつ、感情の豊かさを表現できればいいな、と思っています。
カルは昔、色々なことがあったということもあるので、そこを察しながら彼を常にそばで見守っている子で、その持っている優しさを大事に演じていきたいです。

石川:イグナシオは、僕自身まだ分かっていないところがたくさんあります。アニメで初めて本作をご覧になる方に「イグナシオってどんなヤツなんだろう?」という印象を残していくキャラクターだと思います。
現時点では「ツンデレ」とだけ言っておきたいかな、と思います。

―悠木さんと竹達さんはpetit milady としてOPテーマも担当されていますが、こちらの楽曲についてお聞かせください。

悠木:『とある飛空士への恋歌』は色々な面を持っている作品で、甘酸っぱい恋愛のほうも持っていけるし、シリアスな戦争の話にも持っていけるし、ということなのですが、作品全体にある「爽やかさ」のようなものがあるので、そこを抽出したような曲になっています。空の上で生活をしている彼らに向けられるような曲になっていると思います。

竹達:自分が出演する作品のOPテーマを歌わせていただくのが初めてですのですごく嬉しかったです。飛空船で戦っているような姿が想像でき、カッコよさがあれば切なさもあったりと、色々な気持ちが詰め込まれている曲になっていると思います。「アニメがこれから始まります。OPです!」と、曲を楽しんでもらいながら本編も楽しんでもらえるのではないでしょうか?

―アフレコ現場の雰囲気を教えて下さい。

花江:悠木さんと竹達さんとはほぼ初対面だったにも関わらず、現場差し入れに手を伸ばすくらい(笑)、リラックスしてアフレコができました(笑)。

悠木:音響監督のたなかかずやさんの現場は「みんなでいいものを作るよ!」という空気に満ちあふれていて、ものすごく「学校」っぽいんです。とても気持ちがよく、フレッシュな気持ちに戻れました。
4人の年齢が近いこともあり、これからまた仲良くなって役の話でも盛り上がりたいと思います!

竹達:私は(悠木)碧ちゃんとは現場でよく会いますし、石川君とも何度かお会いしたことがあったのですが、花江君とは初めましてだったので、ちょっと不安になりながら来たのですが、初めてお会いした時に
見せてくれた笑顔ですごく安心してしまって。「花江さんと兄妹役でよかった!」と思いました(笑)。
他のキャストさんとも色々な雑談をして和気あいあいとした空気の中でやらせていただいてよかったです。

石川:初めての現場なのに、健康の話が始まったり、和気あいあいと楽しい雰囲気でやることができました。

―ファンの皆さんに一言お願いします。

花江:原作を読ませていただき、すごく引き込まれたのですが、文字で想像してもらう作品が、アニメになって絵がついて、声がついて、それが動くということになります。物語がギュギュッと一気に詰め込まれ、いいものができると思っておりますので、原作の良いところを、そしてカルの良いところを出していきたいと思います!

悠木:色々なキャラクターが出てくるのですが、みんなが一生懸命生きている姿が印象的です。
彼らが戦争により大切なものを失ったり得たりしながら大人になっていく様が、皆さんの心に残れば、と思いながら演じています。
原作を読まれている方に比べたら、私たちが作品に接している時間は一瞬かも知れませんが、その一瞬に、自分たちの魂がいかに込められて、等身大の少女・少年になれるか、努力しています。精進して作っていますので、よろしくお願いいたします。

竹達:原作がライトノベルということで、文字や挿絵で想像していただいたと思うのですが、こうしてアニメになって声がついて音楽がついた時、皆さんの想像通りだったのか、それとも想像を超えたのか? 楽しみです。 
また、飛空船だったり魅力的なキャラクターだったり、空に浮かぶ島だったり、聞いていて胸が高鳴るワードばかりなんですね。ですからその設定に加えてキャラクター同士の群像劇があるということで、皆さんに楽しんでもらえる作品だと思います!

石川:ライトノベルが原作の『とある飛空士への恋歌』。世界観であったり、人間関係であったり、そういうところに注目していただきたいです。よろしくお願いします!

<Text・Photo/ダンディ佐伯>

【アニメ概要】
『とある飛空士への恋歌』
2014年1月6日(月)より毎週月曜22時~TOKYO MXほかで放送開始

●『とある飛空士への恋歌』アニメオフィシャルサイト
http://koiuta.tv/