真夏に「絶対に負けられない戦い」が開幕! 「MINORI CHIHARA LIVE 2013 “SUMMER DREAM”」レポート

By, 2013年8月27日



茅原実里、恒例の河口湖での野外ライブが2013年8月3日(土)、4日(日)の2日間、山梨県・河口湖ステラシアターで行われた。
ここでは4日の模様をお届けしよう。

今回のライブのコンセプトは「野球」。ステージは野球場さながらにスコアボードとベース、マウンドが描かれている。この日、みのりん率いる「サマードリームチーム」の相手は「天気チーム」。山の天気は変わりやすい、ということで、毎年悩まされている天候を相手にいざプレイボール!
まずは「スターティングメンバー」(出演者)の発表。CMBのメンバーが素振りをしたりポンポンを振ったりしながら登場し、最後にみのりんが登場! ちなみに当日集まったファンも「8番打者」として名を連ねた。

 

まずは「しまっていこうぜ!」と「HYPER NEW WORLD」を披露。
「SELF PRODUCER」では、バットを使って客席にボールを打ち込むパフォーマンスも。

「この日の試合のために練習を重ね、走り込みも素振りもいっぱいしました!」というみのりん。その成果を見せる日ということで気合も十分!「灼熱PARADISE」では曲の合間に水鉄砲で客席に納涼をプレゼント!

また、途中のメンバー紹介では、この日駆けつけてくれた中日ドラゴンズの私設応援団の太鼓と共に客席から大声援が送られた。
そして、今回のライブで登場したマスコットキャラクター「サマ鳥(どり)」を紹介。「私が考案したのですが、私より目立っていたらどうしよう? と思いました」と苦しい(?)胸中を語った。

企画コーナーでは、今回のライブタイトル「サマードリーム」は宝くじっぽい、ということで、「サマードリームジャンボ宝くじ」という名のお楽しみの抽選会を実施。
チケットの半券の入った箱を使ってみのりんが抽選をし、選ばれた8人がステージに上がり、「Lush march!!」で一緒に旗を振ることができる。歌い終わった後は、みのりんの提案で、当選者をハイタッチで送り出した。

続いては事前にHPで募集された「アニソンリクエストコーナー」。この日はリクエスト上位だった中川翔子の「空色デイズ」、fripSideの「only my railgun」を歌い上げ、オーディエンスもヒートアップ!

後半はピンクと黒のドレスに身を包んだみのりんが登場。「孤独の結晶」、「Fragment ~Shooting star of the origin~」を披露していく。

以前にファンクラブで、何組かの新婚さんファンの前で歌を歌うという企画を行い、感動したというみのりん。
「今日会場にいらしている幸せな新婚さん、そしてこれから幸せになるみなさまに向けて歌いたい」、ということで「ひとりにひとつの永遠」を白いサイリウムが輝く中で歌い上げた。

一方、試合の方は7回裏を迎えたところで2-3と劣勢。ここで、プロ野球ではラッキーセブン恒例のジェット風船が飛ばされた。

ここからが勝負! とばかりに「Voyager train」では客席がウルトラオレンジに染まり、「CRADLE OVER」、「ZONE//ALONE」と赤いサイリウムが舞った。

「ホームラン級の声を出していけますか~!?」と客席をあおると、炎が上がる中「Paradise Lost」を熱唱。「TERMINATED」では客席に上がり、ベースランニングの如く走りながら歌い上げた。

試合(ライブ)もいよいよクライマックス。9回の終了時点でスコアのほうは4-4の同点。
最後は黄色いサイリウムが輝く中で「Sunshine flower」を披露した。

客席からの「延長戦!」コールに応えて再びみのりんとCMBのメンバーが登場。
「一緒に歌おう!」と、クラップが鳴り響く中で「purest note ~あたたかい音」を歌い上げた。

しかし、10回の表に「天気」チームに重い2点が入ってしまう。
ファンからの「打って!」という声に「私、すごいの打つよ!」と切り出し、12月23日、両国国技館でのクリスマスライブが開催決定したことを発表! これがまさかの大逆転の満塁ホームラン! 一気に4点が入り、「サマードリームチーム」が逆転勝利!
「喜びをこの曲にぶつけよう!」と「Freedom Dreamer」をファンと一緒に楽しんだ。

「もう一回!」コールに応えて、シックな模様の浴衣を身にまとったみのりんが、みたび登場。
ここで、4月に個人事務所設立などで驚かせてしまったことを改めてファンに謝った。
「つらい時もありましたが、そんな時に後押ししてくれたのがファンのみんなでした。これまでみんなと築いた歴史は消えないし、みんなとのパレードは続いていくんだ、ということがわかりました。たくさんの方に助けられました。ありがとうございました」と話すと、ファンから温かい拍手が贈られた。
ちなみに、今回のライブのテーマについて、ソフトボール経験のあるみのりんは「私とみんなを表せるものは何かを考えた結果、みんなとひとつになれる」野球をテーマにしたとのことだ。最後は、白いサイリウムが場内を支配する中で「純白サンクチュアリィ」を披露。途中、感極まる一幕も。

最後に、恒例の花火の打ち上げ。晴れ渡った夜空に色とりどりの花火が打ち上げられ、「2回戦大勝利! みんなありがとう!!」というみのりんの感謝の言葉とともに試合は終了した。

 

<Text/ダンディ佐伯>

<セットリスト>
01.HYPER NEW WORLD
02.SELF PRODUCER
03.KEY FOR LIFE
04.灼熱PARADISE
05.Lush march!!
06.空色デイズ
07.only my railgun
08.この世界は僕らを待っていた
09.CMB Inst.
10.孤独の結晶
11.Fragment ~Shooting star of the origin~
12.ひとりにひとつの永遠
13.Voyager train
14.CRADLE OVER
15.ZONE//ALONE
16.Paradise Lost
17.TERMINATED
18.Sunshine flower

<アンコール>
01.逢いに行きたい
02.purest note ~あたたかい音
03.Freedom Dreamer

<ダブルアンコール>
01.純白サンクチュアリィ

●茅原実里 公式サイト
http://chiharaminori.jp/