GJ部の面々が歌に企画に大はしゃぎ! 『グッジョぶの音楽祭』開催!!

By, 2013年8月10日



好評のうちに放送が終了したTVアニメ『GJ部』のイベントが2013年5月19日(日)、東京・科学技術館サイエンスホールで行われた。


まずはオープニングライブ。「ポジティブな“2軍”ほぼ中学生アイドル」、アイドルグループの乙女新党が登場し、OPテーマ「もうそう☆こうかんにっき」を歌唱。

メンバーの葵わかなさんは「イベントのOPを飾っていいのかと思いましたが、皆さんの温かい声援が嬉しかったです」、
高橋優里花さんは「皆さんの前でライブをするのがとても楽しいので、私たちの出演するライブにもどんどん来てください!」とコメントした。

続いて四ノ宮 京夜役・下野 紘さん、天使真央役・内田真礼さん、皇 紫音役・三森すずこさん、天使 恵役・宮本侑芽さん、綺羅々・バーンシュタイン役・荒川ちかさんがキャラクターの着用する制服姿で登場。

下野さんは「皆さんの熱気に負けないようなイベントにしたいと思います」、
内田さんは「作品のTシャツを着てくれている方やサイリウムを振ってくれる人が多くて嬉しいです!」、
三森さんは「若い方々に負けないように頑張りたいです!」、
宮本さんは「初めてのイベントで緊張していますが、頑張りたいと思います!」、
荒川さんは「今日のイベントは、GJ部部員みんなで盛り上がれるように頑張りたいと思います!」
とイベントへの意気込みをそれぞれコメント。

まずは『私たちがグッジョ部だ!』コーナー。アフレコ現場での裏話などを語った。

女性陣に囲まれた下野さん。アフレコ現場では、なんともうらやましいシチュエーション……かと思いきや「世代も離れているし、気分はお父さんです(笑)」と会場を笑わせた。

三森さんは「宮本さんや荒川さんたちと年代に差があるので(笑)、どういう会話をしていいのか分からなかったです。共通の話題を考えて色々試行錯誤していました」、
宮本さんは「下野さんは頼れるな、と思いながら毎回収録に臨んでいました」、
荒川さんは「最年少で緊張していましたが、お姉ちゃんやお父さんなど、頼れる人がたくさんいて良かったです」と、先輩声優陣に対するリスペクトの心を語った。

アフレコで苦労した点については、
下野さんは「女の子の変装をしてキョロ子になった時ですね。スタッフ陣が昔から僕のことを知っている人たちで、『もっと女らしくならない?』と言われてしまい、キャスト陣に恥ずかしい姿をみせることになってしまいました(笑)」、

内田さんは「人数が少ないので、セリフの掛け合いが大変でした。コミュニケーションを取りつつ乗り切りました」、

三森さんは「紫音は頭がいいのでセリフに難しい漢字が多く、調べても分からない時は下野さんに聞いたりしていました」、

宮本さんは「九州出身なのですが、なまりが出てきてしまう時があり、その時は下野さんが指導してくださったりしました」、

荒川さんは「綺羅々はよく食べるシーンがあるのですが、そこが難しかったですね。
それと休憩時間におにぎりをほおばっているちょうどその時、本番の声がかかったことがあるのですが、下野さんが『待ってください!』とスタッフに声をかけてくださいました」
と、次々に下野さんを絶賛する声が! ファンからも下野さんに対する盛大な拍手が送られた。


次は『GJ線上のマニアっクイズ!』コーナー。
本作に関する難問が出題され、優勝者にはK-BOOKSが運営する洋菓子店「Patisserie Swallowtail White Rose」の『GJ部コラボケーキ』がプレゼントされるということで息巻くキャスト陣。なお、最下位の人は、猫耳をつけてイベントを続けなくてはいけないという罰ゲームが!

クイズは基本的に三択問題形式で出題された。
「GJ部のとなりの部室は何部?」
選択肢は「1.折り紙部、2.ねとげ部、3.すぐやる部」。
下野さんがオーディエンスの意見を受け、一人だけ「すぐやる部」と答え、不正解……。女性陣とファンの見事な連携(?)に
下野さんは撃沈(笑)。

続いて「第4話のCパートで描かれている卒業式の前日、キョロが飲んだ紅茶は紫音さんによると何杯?」。
こちらは下野さんと荒川さんが見事正解。

次は「天使家の屋根の色は?」。
「緑」と答えた宮本さんと荒川さんが正解。

そして「いつも紫音にコーヒーを入れてくれるお兄さんは何番目のお兄さん?」。
こちらは「三男」が正解だったが、台本にかかれた「兄兄ズ(にーにーず)」という言葉を巡り「『次男』(「にーにー」なので)なのでは?」、と物議をかもし出し、急遽スタッフに確認を取るというちょっとしたハプニングも。

最終問題は「第8話で浴衣を着ていた際のきららの髪飾りは?」。
こちらは三択なのに「4番」と回答した下野さん以外は全員正解ということで、優勝は見事に全問正解の荒川さん!
「この日のイベントのためにアニメを観たり、ラノベを読んだりしていましたので、それが生きたんじゃないかと思います」と喜びのコメントをした。

一方、最下位の下野さんは、猫耳としっぽを装着し「許してくださいにゃん!」とポーズを決めると、場内から大きな拍手が上がった。


続いて『ドクターキョロの問診コーナー』。
白衣を着た(猫耳は装着したまま)下野さんが登場し、アフレコ収録中に気になっていたことなどをキャスト陣に問診形式で訊いていく、というもの。
最初は宮本さん。「滑舌が悪いので直したい」という悩みに対し「練習も大切ですが、本番で緊張することにより全然違うことを言ってしまうこともあるので、克服できるようにしましょう」と声優の先輩らしいアドバイス。
しかし、下野さんが猫耳を装着したまま、ということで中々頭に入ってこない様子(笑)。

逆に下野さんからは「ダンスのコツを教えてください」との質問が。これに対し宮本さんは「猫らしくなめらかな動きを意識してみてください!」とアドバイスした。

続いては荒川さん。学園ものという作品の舞台にちなんで「中学時代にどんな学校生活を送っていたのですか?」という質問に対し、下野さんは「本来は部活に入らなくてはならなかったのですが、美術部に入ってほとんど行きませんでした(笑)。その頃ちょうど声優雑誌が出始めたころだったので、声優に憧れて目指し始めました」と語った。

三森さんは「揚げ物を一度も作ったことがないのですが、揚げ物をヘルシーに作れる『ノンフライヤー』を買うために背中を押してもらいたいです」と一風変わったお願いが。
下野さんは「揚げ物として成立していればいいと思います。レンジでも揚げ物の味は再現できるので、わざわざ揚げなくても大丈夫ですよ!」と、からあげ大使らしい、素晴らしいコメントが送られた。

内田さんからはズバリ「GJ部のキャラの中で誰が一番好きですか?」という質問。
下野さんは「それぞれ魅力があっていいと思いますが、綺羅々が一番好きです。あそこまで大胆で活動的な子は現実にはあまりいないので、振り回されてみたいです!」とコメントした。

続いて、ラジオ日本で好評オンエア中のラジオ番組『天使恵のビルドアップするラジオ 出張篇』。

今回取り上げられたのは「恵が絶対に言わないこと」コーナー。事前にツイッターで投稿してもらった、それぞれのキャラクターが言わないようなセリフを読み上げてもらうことに。
「すまない……留年してしまった」(紫音)
「めぐ……重い……持ち上げる……無理……」(きらら)
など、面白い投稿の数々に会場からは笑い声が上がった。


続いて『ア・テ・レ・コ』コーナー。
アニメの脚本を担当している子安秀明さんの書き下ろしストーリーをキャスト陣がその場で生アテレコをする、というもの。
アニメ第1話のサブタイトル「私がグッジョブだ!」のセリフとともに戦隊モノの登場シーンよろしくキメポーズを披露し、会場内から拍手が上がっていた。


最後は、イベントのタイトルが『音楽祭』ということで、お待たせしましたの『ライブコーナー』。
最初は第1、2話EDテーマ「I wish ~ときめきの魔法~」を内田さんと宮本さんで元気いっぱいに披露。続けて三森さんが第3、4話EDテーマ「balance unbalance ~ホントウ ノ ワタシ~」を披露。そして荒川さんが第5、6話EDテーマ「Purely Sky ~私だけの空~」、宮本さんが下野さんの軽快なダンスとともに、イメージソング「おさんぽHOLY DAY」をノリノリで歌うと、内田さんが、アニメ挿入歌「GRADUATION COLOR」をしっとりと歌い上げた。

イベントもたけなわ。出演陣からこの日集まってくれたファンに向けてお別れのコメントが送られた後は、客席からアンコールの声が。

再び登場したキャスト陣が7~12話EDテーマ「走りだそう!」を全員で歌い、大盛り上がりの中でイベントは終了した。

<Text/ダンディ佐伯>

●続編の制作決定! アニメ公式サイト
http://www.ntv.co.jp/gj/