ソロモン王の末裔と、悪魔たちの騒がしい学園生活が、ついに始まる! 『魔界王子』のアフレコレポート

By saeki, 2013年6月18日


高殿円原作、雪広うたこが作画を務める人気作品、『魔界王子devils and realist』(以下、『魔界王子』)の、アニメが7月より放送がスタートとなる。

叔父の事業の失敗によって全財産を失った、貴族の子息・ウイリアムが「金目の物を探そう」と訪れた屋敷の地下室で意図しないうちに悪魔・ダンタリオンを召還。
それにより、自身がソロモン王の血を引く選定公であり、魔界の代理王を選ぶ権利を持っていることを知ったウイリアムと、彼に気に入られるために現れた代理王候補の悪魔たちとの騒がしい日常を描いていく本作。

今回は、そんな『魔界王子』のアフレコ現場にお邪魔し、参加した8人キャストの方々からお話しをうかがってきました!

――ご自身が演じるキャラクターの紹介をお願いします。

ウイリアム・トワイニング役・江口拓也さん(以下、江口):ウイリアムは名門貴族の子息で、頭脳明晰な超リアリストです。しかし、叔父の事業の失敗で無一文になってしまい、色々な災難に巻き込まれていきます。
そんな中で、悪魔のダンタリオンと出会い、自分がソロモン王の末裔と知り、魔界の王を選ぶ権利を持った「選定公」だと告げられ、さまざまな悪魔に「選定公だから俺を選べ!」と言われてしまう……そんなキャラクターです。

ダンタリオン役・寺島拓篤さん(以下、寺島):ソロモンが選んだ72柱のひとりで、「異相の大公爵」という異名をもった大悪魔です。自分が魔界の代理王となるべく、ウイリアムの同級生として人間界に紛れ込みます。
体育会系で、遺憾なく悪魔の力を発揮しつつ学園でも地位を築き、なんやかんやで学園生活をエンジョイしている楽しい男です。

シトリー役・松岡禎丞さん(以下、松岡):シトリーは魔界子爵にして、序列12位の「地獄の貴公子」という異名を持っています。中性的なキャラクターで、好きな食べ物はクッキー、趣味は甘い物をむさぼること。代理王候補となるために魔界から現れ、ウイリアムに選んでもらうためにあの手この手で擦り寄る悪魔です。

カミオ役・柿原徹也さん(以下、柿原):カミオは、ウイリアムが通う学校ではネイサン・キャクストンという名前で生活しており、頭脳明晰、スポーツ万能のエリート。
みんなの憧れの人物。ですが、その正体は半分人間、半分悪魔の半魔と呼ばれる特殊な悪魔で、第3の代理王候補として30の軍団を従える序列53位の「地獄の大総裁」という異名も持つキャラクターです。非常に謎の多い人物なので、隠された過去なども楽しみにしていてください。

ケヴィン役・福山潤さん(以下、福山):ケヴィンは代々トワイニング家に仕える家令でありながら、賭け事に目がないというキャラクターです。
彼がウイリアムに家が破産したことを告げるのですが、ギャンブル中毒という設定があるために「本当に叔父さんのせいなのか?」と疑ってしまうのですが……この先は乞うご期待です(笑)。

アイザック・モートン役・高城元気さん(以下、高城):アイザックはウイリアムの学友で、とても元気な普通の高校生です。成績優秀なウイリアムの近くにいるものの、彼自身は成績はあまりよくありません。そして、怖がりなのですが、とてもオカルト好きで、悪魔や選定公といった特殊な人が居ることを、一般人なりにその雰囲気を楽しんでいる、ちょっと変わった人物です。

ソロモン役・斎賀みつきさん(以下、斎賀):ソロモンは、ウイリアムの前世の姿です。ウイリアムに関わる悪魔たちを、自分の柱として選ぶ回想シーンなどで登場します。彼がどういった真意で動いているかなど、まだまだ謎の部分ですので、ぜひご期待ください。

アモン役・山本和臣さん(以下、山本):アモンは、マモンと一緒にダンタリオンの使い魔をしているコウモリで、ダンタリオンの周りを飛び回り「キャー! ダンタリオン様!」と応援している、チアリーダーのような存在です。かわいい存在なので、ぜひ気にして頂ければ嬉しいです。

――『魔界王子』の見どころを簡単に紹介してください。

江口:やはり、悪魔が出てくることでしょうか。ほかにも、バトル、学園生活、ギャグなども楽しい部分だと思います。

寺島:みんなかっこいいところです(笑)。

松岡:ウイリアムに野獣の眼光で迫り寄る、代理王候補たち……でしょうか。

柿原:舞台がイギリスというところも魅力です。

福山:キャラクターたちも勿論ですが、オカルトやゴシックといった、アニメーションやサブカルチャーにおける鉄板ともいえる題材や、魔王候補を取り合う物語など、エンターテイメントとして誰でも楽しめるような作品になっていることです。

高城:悪魔にとってはシリアスなお話しが、ウイリアムから見るとコメディのような印象で、そのギャップを楽しんでいただければと思います。

斎賀:新しいファンタジーの世界が繰り広げられることと、学園生活と異世界が融合することが、魅力だと思います。

山本:悪魔たちがバトルする姿や、学園生活を微笑ましくエンジョイする姿が描かれていますので、そんな部分に注目していただきたいです。

――ご自身のキャラクターを演じるうえで心がけていることなどをお聞かせください。

江口:名門貴族で、頭脳明晰という設定なので、“品よく”演じるように心がけています。

寺島:最初に登場する悪魔なので、悪魔らしい怖さを意識しつつ、結果的に学園生活をエンジョイする、表情豊か部分の切り替えを気にかけています。

松岡:究極的に中性なキャラクターなので、ひとつひとつのワードに気品を持たせつつ、「なんのためにウィリアムに寄り添っているのか?」という子爵としてのバックボーンを考えています。
ギャグシーンでも馬鹿に成り過ぎないよう意識して演じるようにこころがけていますね。

柿原:エリートで、ほかのキャラクターよりも年齢も年上ということで、若干大人な視点からのお芝居を心がけています。

福山:ウイリアムに仕える家令で、テキパキと仕事をこなす部分や、坊ちゃんを支える包容力に合わせ、賭け事が好きという「こいつ、腹に一物持っているぞ?」というギャップ感を表現するようにしています。

高城:場を乱す、空気を読まないことです。かっこいい男の子たちが繰り広げるバトル漫画にはさせないぞ、というキャラクターで居られればと思っています。

斎賀:ソロモンが、ソロモンらしく、みなさまの中で生きて行けるように。そして、自分の中でもしっかりと物語を紡いでいけるようにすることを、つねに念頭に置いています。

山本:喋るとウイリアムにイライラされるキャラクターなので(笑)、聞いているだけでイラッと出来るように演じています。

――ご自身が演じるキャラクターの好きところと嫌いなところは何処でしょうか?

江口:好きな部分は頭脳明晰なところです。ただ、同時にそこが気に食わないところでもありますね。

寺島:前向きに状況を楽しんでいるところが好きですね。嫌いなところはありません。

松岡:好きなところは、可愛らしく、自分の欲求に忠実なことです。嫌いなところは、士爵という階級に甘え過ぎていることでしょうか。
マリーアントワネット的な世間知らずなので、そこは直していただきたいですね。

柿原:愛した人を、とことん愛するところが好きですね。アニメでも、彼なりの愛し方が表現されていて、とても素敵だと思います。嫌いなところはありません。

福山:優しい感じでありながら、隠し事がある、「自分の手の内は見せませんよ?」なんて部分が好きですね。嫌いなところは、嫌いなことがないことです(笑)。

高城:好きなところは天津爛漫なことです。どんな事を言っても“いいやつ”が崩れないことが好きです。嫌いなところは、空が飛べない、ビームが撃てない、ぶん殴られたらたぶんヤバいことになってしまうことで、みんなを見ていると「いいなぁ……」なんて思ってしまいます(笑)。

斎賀:悪魔たちとはいえ、たくさんの人に好かれる魅力を持っていて、それが凄くいい部分だと思います。嫌い、というよりは切ないことは、すでにこの世の人ではないことです。ただ、彼が生きていた生き様はしっかり表現できるよう、一緒に歩んでいきたいと思います。

山本:思ったことを素直に口に出せることがいいことだと思います。嫌なところは……アモンというより、「ウイリアムさんがもっと少しやさしくしてくれたらいいな」と思います(笑)。

――ご自身が演じている以外で気になるキャラクターは誰でしょうか?

江口:アイザックです。かわいいからです。とてもとてもかわいいからです(笑)。

寺島:シトリーです。かわいくってしょうがないです。

松岡:カミオです。カミオのバックボーンというのは、アニメで見て頂きたいですね。半魔という出生には、思わずキュンとします。

柿原:ダンタリオンです。ウイリアムをソロモンの時代から慕ってきたこともそうですが、ウイリアムのことをどこまで愛しているのか……そんな部分も気になる所です。

福山:ストーリーとして気になるのはソロモンです。やはり、彼を中心にした物語なので、どんな謎が隠されているのかが気になります。あと、これは僕の個人的な話しですが、松岡さんに興味津々ですね(笑)。これからコミュニケーションとって、仲良くしていきたいです。

高城:ソロモンです。彼はたくさんの悪魔たちの心を惹きつける、人間的な魅力を持っていて、こんな大人って素敵だと思います。

斎賀:ソロモン的には、自分の選んだ悪魔たちの動向というのはとても気になることなので、柱のみなさんですね。

山本:ウイリアムです。主人公として首軸になるキャラクターで、しっかりとした性格に見えるのですが、ダンタリオンに振り回される彼は、とってもかわいくて、魅力的だと思います。

――男性のキャストが多い作品ですが、アフレコ現場の雰囲気などはいかがですか?

江口:柿原さんが、しきりに役をもぎ取ろうとしてきます(笑)。

柿原:悪魔や人間だけではなく、学園物ということで学生など、たくさんの役柄が登場する作品なので、虎視眈々と狙っています(笑)。みんな和気あいあいと演じていますね。

斎賀:ガヤシーンが楽しいですよね。部活とか、ノリがいい台詞が多いですし。

福山:ただ、これから夏なるので、女性のキャストさんがいらっしゃる際にはいろいろと気を使いますよね。

一同:どういう意味で!?(笑)

――今回、アニメの主題歌を江口さん、寺島さん、松岡さん、柿原さんの4人が担当するとのことですが、この曲のイメージをお聞かせください。

江口:かっこいいです。オープニングは疾走感、エンディングも勢いがあり、それぞれ『魔界王子』の雰囲気に合う楽曲になっています。

松岡:聞いていて、気持ちのいい曲ですよね。

柿原:曲調はロックですね。魔界でロックをやっています(笑)。

――最後に、放送開始直前の意気込みをお聞かせください。

江口:すでに公式Twitteのフォロワー数が1万人を突破したということで、その期待に負けないよう、よりいっそう気を引き締めて演じていきたいと思います。

寺島:ダンタリオンのみならず、作品全体の魅力を引き出せるよう、頑張って演じたいと思います。

松岡:みなさんに損させません。また、放送ではウイリアムを始めとする、各キャラクターのバックボーン的なものにもぜひ注目して見て頂ければと思います。

柿原:アニメは、オープニングからエンディング・予告までがひとつの作品だと思っています。今回は、僕らがオープニングとエンディングを歌うことなりましたので、そちらも注目して頂ければ嬉しいです。

福山:やはりアニメは、オープニングからエンディングまでがひとつの作品ですから……(笑)。冗談はさておき、『魔界王子』はあますことなく、エンターテイメントな作品に仕上がっていますので、ぜひ楽しんで頂ければと思います。

高城:格好いい人は格好よく、可愛い子はさらに可愛らしく、原作好きの人をいい意味で裏切れるよう、僕らもいっそう力を込めて、一生懸命に頑張りたいと思います。

斎賀:作品の魅力を引き出せるよう、スタッフ、キャストが一眼となって頑張っていますので、ぜひよろしくお願いいたします!

山本:個性豊かなキャラクターたちが登場する中で、僕もひとつの色を添えられるように頑張っていきますので、よろしくお願いします。

<Text/VERSUS大島>

【CD概要】
TV『魔界王子』OP主題歌「Belive My Dice」/devils and realist
発売日:2013年7月24日(水)

価格:1260円(税込)
発売・販売元:ポーニーキャニオン

【参加キャスト】
ウイリアム・トワイニング役・江口拓也
ダンタリオン役・寺島拓篤
シトリー役・松岡禎丞
カミオ役・柿原徹也

【収録曲】
1. Believe My Dice
作曲 ・ 編曲 : eba 作詞 : hotaru
2. a shadow’s love song
作曲 ・ 編曲 : eba 作詞 : hotaru
3. Believe My Dice ( Instrumental )
作曲 ・ 編曲 : eba
4. a shadow’s love song ( Instrumental )
作曲 ・ 編曲 : eba

(CV.江口拓也・寺島拓篤・松岡禎丞・柿原徹也)

●TVアニメ『魔界王子』スペシャルサイト
http://makai-ouji.com/
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