リスナーとともに作り上げた名曲の数々を完全収録! 『今井麻美のSSG Singer Song Stage』リリースを控えた今井麻美に直撃!!

By, 2013年3月24日



2009年の番組スタートから2013年2月で通算200回を突破した、ファミ通.comの人気Webラジオ「今井麻美のSinger Song Gamer」。その200回突破記念特別CDとして『今井麻美のSSG Singer Song Stage』が 2013年5月1日(水)にリリースされる。
こちらのCDでは、番組の人気企画“ミュージック・パズル”にて過去に制作された楽曲5曲に加え、新たな番組エンディング曲として制作された新曲「たからもの」を収録。
また、初回生産特典として200回突破記念のトークCDも同梱。まさにスペシャルな1枚となっている。
そんな『Singer Song Stage』発売直前を迎えた今井麻美さんに、番組での思い出や収録される楽曲について色々と伺ってきた。

――『Singer Song Stage』発売を控えた今のお気持ちをお聞かせください。

今井麻美さん(以下、今井):SSG(※『今井麻美のSinger Song Gamer』の通称)で過去に5枚、この度6枚目のCDを出させていただくことになりました。何か区切りのある番組ではないので、正直いつまで続くのかなと気楽に構えていたのですが、先日200回の生放送をした時に、「200回ってすごいな」って改めて実感が湧きました。
この200回の間で本当に色々なことがあったなと。自分も変わりましたし、聴いているお客さんも就職されたり結婚されたりと変わっていきました。
そんな中、様々な出会いもありました。そういう時の流れを感じつつ、その集大成的な形で今回の『Singer Song Stage』、略してSSSというCDをリリースします。自信を持ってお届け出来るCDになったと思います。
個人的にも発売がすごく楽しみです。

――今回収録される6曲は今までミュージック・パズルというコーナーで作ってきた楽曲ですが、それぞれの曲について思い出やどんな曲なのかを教えていただけますか?

・「regret」

今井:もともとこの番組は、私の音楽活動をみなさんに知っていただくこととファミ通.comさんでやらせていただくからこそ、ゲームは切っても切れない間柄だろうということで、歌とゲームの2本柱でスタートしました。

そのうちのひとつがミュージック・パズルのコーナーでしたので企画段階からとても大切にしていこうと思っていました。
でも、まさか曲を投票で作ることになるとは思っていなかったのでビックリしましたが、ゲーム性という意味で言えばすごくマッチしているコーナーだなとは思いましたね。それでも、もし誰も参加してくれなかったらどうしようとか最初はハラハラしましたが、そんな心配もよそにこんなにも素敵な曲をみなさんが選んでくださいました。ですので最初に作ったこの曲は、ミュージック・パズルのコーナーが面白いなと実感出来た曲でもあります。

作詞は自分でやらせてもらいましたが、テーマを3択の中から選んでもらい、私の中では苦手ジャンルの恋愛系が選ばれてしまって苦悩した覚えがあります。でも、なんとか妄想を駆使して書き上げ、失恋の曲になりました。実体験かどうかはわかりませんとだけ言っておきます(笑)。

・「SPARKLE」

今井:これはSSGのテーマ曲とも言える曲です。それまでずっとBGMで流れていたものを歌にしようという流れになりまして(笑)。簡単そうに聞こえるんですが、いざ歌うとなると割りと難しくて大変でした。

この曲の歌詞では穴埋め方式というのを初めて行いまして、リスナーさんからTwitterで歌詞を募集しました。
この時もたくさん応募していただき、終始ニヤニヤしてました。先日の200回放送の時も番組中でかけて欲しい曲1位になりましたし、紛れもなくSSGの顔になってくれた曲だなと思います。とても大事な曲です。

・「海と空と君と」

今井:この曲はどういうジャンルの曲を選ぶかっていう作り方をしました。そして沖縄音楽ということになり、実際に沖縄に行くことになりました。
番組のプロデューサーから「沖縄に行ったら今井さんも歌詞が湯水のように出てくるでしょう」と言われ、沖縄に行けるのは嬉しかったんですけどプレッシャーがすごかったです(笑)。

沖縄に行っている最中は盛りだくさんで収録したので、帰りの飛行機の中で歌詞をぼんやりと思い浮かべながら、帰ってきてからいつもの喫茶店で書き上げました。実際に沖縄に行ったからこそ書けた曲だなと思います。
妄想ではなく実体験で書いたという広がりを感じた曲でした。

・「struggle」

今井:これはなんとプロの方にご応募いただいた曲をリスナーさんに聴いていただき、一番投票が多かったものを実際の楽曲にしようというコンペをリスナーさんに選んでもらうという驚きの企画でした。

他の候補曲と接戦だったりしたのですが、選ばれたものは本当に私らしい曲になりました。
特にライブで「struggle」を歌うと爽快感が半端無いんです。これは、お客さんに曲を選んでいただいたことによりみんなの求めているものが明確に見え、私もそれに応えようとしたので、より良い曲になったのではないかなと思っています。

・「散花の祈り」

今井:こちらは作家さんを指定して書いてもらいました。私のライブメンバーでキーボードを担当している花岡環さん、みんなでたまちゃんって呼んでいるんですが、そのたまちゃんにプロデューサーの濱田智之さんからオファーしていただいたんです。

ただ濱田さんの恐いところが、たまちゃんに「作詞したことある?」って聞いて「ないです」ってたまちゃんが答えたら、「じゃあ頑張って」って返していて(笑)。こういうゲーム性って関わるスタッフの方は大変だと思うんですけど、その分やっぱり面白くなるんですよね。普段は洋風なイメージのたまちゃんからは思いもよらない古語が使われた歌詞が出てきたりしました。私としてもそういった言葉を検索し、深めていく作業がとても面白かったです。
女って化けるなって感じた曲でしたね(笑)。

・「たからもの」

今井:そして新曲の「たからもの」は、200回放送の記念のために作った曲です。これもコンペをやりました。2度目でしたので多少みんなも慣れてきたかなと思いきや、すごく白熱しましたね。楽曲は26曲ありましたし、投票数もとんでもないことになっていました。

そしてSSGのエンディングにぴったりというテーマで選ばれたこの曲は、本当に可愛らしく幸せになれるような曲でした。歌詞は濱田プロデューサーが大まかなものを作ってくださり、穴の空いた4ヶ所の歌詞の部分とタイトルをみなさんに決めていただこうということで募集しました。そしたら、なんと全部で1775通も来たんですよ。もう嬉しいというか圧巻でした。言葉が出なかったです。

最終的に4択まで絞ってニコ生で投票してもらったんですけど、みんなネタに走らず真剣で。また、放送後の評価もすごく高くて驚きました。タイトルが「たからもの」に決まった瞬間、間違いなく「たからもの」というタイトルに相応しい曲だなと思いました。「SPARKLE」に続くSSGの顔になれる曲が出来たなと感じました。

――初回生産分封入特典の録り下ろしトークはどのような内容になっていますか?

今井:トークは実はまだ録っていないのですが、今からめちゃくちゃワクワクしています。なぜならゲッターズ飯田さんが私の人生を鑑定してくれるからなんです。
私ってファンの方から私の人生を心配してもらうことが多いんですよ。ですのでこのCDを聴けば、みなさんにも安心感を与えられるんじゃないかなと。あれだけ当たる方ですからね。
とにかくどうなるかわからないんで是非これは聴いて楽しんでいただければと思います。

――4月15日(月)までに予約するとイベント抽選券が付くとのことですが、こちらのイベントはどのような内容になりそうですか?

今井:「たからもの」は間違いなく歌うと思いますが、ただ他の曲がどうなるのかまったくわかっていません。
SSGでは何が飛び出すのか私も読めないんです。SSGのイベントって、毎回てんこ盛りなんですよ。
来てくださった方で満足しない方はいないんじゃないかなっていうくらいに。ですので今回もきっとすごいことになると思うんです。なので絶対に楽しいので来て欲しいですね。

――SSGは200回続く長寿番組ですが、その人気の秘訣は何だと思いますか?

今井:どうなんでしょう? ただメール投稿などで常に新しいリスナーの方が増えている番組だとは実感しています。
それって多分、私を含めスタッフ全員が色々なところで活動をしているからではないかなと思うんです。
私自身のことで言えば、例えば私が演じた何かの作品のキャラクターを気に入ってくださったところから、私自身についても気になってこのラジオを聴いていただけるようになったりとか。

Webラジオって能動的にそのページに飛んでいってクリックしてくれないと聴けないじゃないですか。ですので自分の様々な活動を見ていただいて聴きに来てくださっているんだなと思います。
また、この番組はファミ通.comさんでやっている番組なので、ファミ通さんの記事の横にある番組バナーから来てくださった方もたくさんいます。それはスタッフさんが様々な記事を書かれたからこそ目に止まったものだと思うんです。そうやって常にアクティブにみんなが各々の仕事をし、その上で配信をしていこうという気持ちが強いからではないかなと思います。

――今振り返ってみて印象深かった出来事などありましたか?

今井:本当に色々な出来事がありましたので中々ひとつに絞るとなると難しいですが、今思い返すと1話目は20分番組だったなということを思い出しました(笑)。今では60分は超えるなとスタッフからプレッシャーを受けておりまして、なるべく巻き目で喋るようにしているくらいです(笑)。

最初の頃は私がしゃべりすぎてしまうのを止められていたんですけど、止めるとよくないというふうにスタッフが悟ったんでしょうね。今は野放しになりました(笑)。
ただ、スタッフのさり気ないしぐさを見て巻きでいったりとか、スタッフと阿吽の呼吸が取れるようになりました。

――色々ゲームもされましたよね。

今井:ありがたいことに発売前に遊ばせてもらうことも多いので、本当に私得でした。自分はゲームに出る側になったんですが、元々小さい頃からゲームは好きだったんです。
ただ最近では中々遊ぶ時間が取れなくなっていたんですが、この番組があるおかげで情報のアンテナだけは常に立たせておくことができます。

あと、沖縄に行けたのもすごく良かったです。去年沖縄でライブをやらせてもらったんですが、やっぱりSSGで沖縄に行っていたからこそフットワークが軽くなれた気がします。
正直、沖縄でライブってハードル高いじゃないですか。それでも沖縄でライブを行えたのは、そういったSSGでの経験が活きたからだと思います。次は海外に行けたらいいな……なんて(笑)。

――ありがとうございました。

<Text・Photo/ねりな>

【CD概要】
今井麻美のSSG Singer Song Stage
発売日:2013年5月1日(水)予定

税込価格:3,150円

仕様:CD(6曲・40分)
★過去の『ボーナスステージ』シリーズのCD&DVDをすべて収納できる特製パッケージ(12枚入りトールケース使用)
★シリアルナンバー入りSSG会員証封入

初回生産分封入特典 : 録り下ろしトーク&収録楽曲のオフボーカルトラックを収録したCD(70分)

<収録曲>
regret
SPARKLE
海と空と君と
struggle
散花の祈り
たからもの(今井麻美のSSG新エンディング曲)

発売元 : エンターブレイン
販売元 : ポニーキャニオン

2013年4月15日(月)12時までに下記で予約すると、イベント抽選巻付きとなります。
予約時に13時開始と16時開始の選択をしてください。イベントは6月15日(土)、イベントスペースWinPa-ウィンパ-(東京都千代田区三番町6-1 エンターブレイン内)

【イベント抽選券付きCDの注文受付】
※ebten 
http://ebten.jp/eb-store/p/s/7015013050101/
※きゃにめ.jp 
http://special.canime.jp/asamingosu/ssg6/

●今井麻美のSinger Song Gamer
http://www.famitsu.com/guc/blog/asami_ssg/
●今井麻美5pb.公式WEB
http://5pb.jp/records/sp/asami/
●今井麻美公式blog
http://blog.livedoor.jp/ubiquitous777/