2012年4月、23年ぶりにTVアニメ新シリーズとして登場した『聖闘士聖矢Ω』。その新章「新生聖衣(ニュークロス)編」が2013年4月7日(日)よりテレビ朝日系列でスタートする。
光牙役・緑川 光さん、星矢役・古谷 徹さん、新キャラクターの昴役・水島 裕さんらキャスト陣に加え、今回からシリーズディレクターを務める長峯達也氏が登壇し、本作への見どころを語った。
―現在の率直な気持ちをお願いします。
光牙役・緑川 光さん(以下、緑川):これまで1年やってきましたが、1年間できるアニメは中々なく、さらに普段あまり演じない役をできて嬉しいです。まさか2年目に突入するとは……。より楽しいものになっていくと思います。これからもがんばります。
星矢役・古谷 徹さん(以下、古谷):『聖闘士星矢』はライフワークとなっている作品なので、星矢の新しいシリーズが1年続き、さらに2年目に突入するということで、素直に嬉しいです。
星矢は、これまでは光牙たちを見守る立場だったのですが、今回は彼も黄金聖闘士(ゴールドセイント)として大活躍する予定です。僕自身もとても楽しみにしております。
昴役・水島 裕さん(以下、水島):『聖闘士星矢』には27年ぶりに戻ってきました。昴は12歳の役で、この役を振ってくれたスタッフさんに感謝です(笑)。その勇気に応えるべく、愛される昴を演じたいです。
長峯達也プロデューサー:本作はコスモを盛り上げて、観ている人にそれをブチ当てる作品だと思います。
2年目を迎えるにあたり、ますますドラマを盛り上げ、役者さんどうしでコスモをぶつける、という感じで、朝からアツくてしょうがない、思わず目が覚めてしまうような作品にしたいです。
―先代(星矢)と新しいフェニックス(光牙)が共演することについての気持ちをお聞かせください。
古谷:星矢は、光牙が赤ちゃんだった頃から知っていて、彼が火星の神マルスとの戦いで成長していく姿も見ていたのでアテナを守る聖闘士として頼もしく思うのですが、新章の冒頭部分では、アテナを巡る二人の物語もあるので、こちらにも注目してほしいです。
緑川:星矢には、今回はサジタリアスに専念してもらい、ペガサスの聖闘士の称号を譲って欲しいです(笑)。
―ストーリーの見どころを教えて下さい。
長峰プロデューサー:メインキャラクターにライバルを作っています。アテナと、彼女を憎むパラスの間に起こるドラマ、星矢に対する、タイタンというパラスの側近の間の争い、一方で光牙と昴がの切磋琢磨するところなど、戦い以外の部分でも見どころ満載です。
<Text・Photo/ダンディ佐伯>
●作品公式サイト
http://www.toei-anim.co.jp/tv/seiya/
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