現在好評放送中のTVアニメ『ラブライブ!』のシークレットイベント「μ’s in Wonder zone」が2013年3月10日、東京・ベルサール秋葉原で行われた。
詳しい場所は事前に告知されていなかったが、当日は数多くのファンが集まり、大盛況の中で行われた。
絢瀬絵里(※あやせ えり)役の南條愛乃さんが司会を務める中、まずは、スクールアイドルグループ「μ’s」メンバーの挨拶から。次回総選挙があったときのためのPRも兼ねて、キャスト陣が選んだアニメのおススメシーンも紹介した。
星空 凛(※ほしぞら りん)役の飯田里穂さんは「屋上で練習をしている時に、決めポーズをした瞬間に雨がザーッと降ってきたシーンが印象に残っています」と答え、西木野 真姫(※にしきの まき)役・Pileさんは真姫の魅力について「彼女は何かと髪の毛をいじって巻いているシーンが出てきたりしますので、数えてみるのもいいかも知れません(笑)」と客席に提案。
小泉花陽(※こいずみ はなよ)役・久保ユリカさんは「花陽はオン・オフが激しく、優しい時があったり、かと思えばすごく興奮したり、そのテンションの上げ下げに注目です」とギャップを押し、園田海未(※そのだ うみ)役・三森すずこさんは「海未は弓道場でウインクの練習をしていたり、一人でいると結構ノリノリなところもあったりします」とこちらも普段のクールなところとのギャップを魅力に挙げた。
高坂穂乃果(※こうさか ほのか)役・新田恵海さんは「穂乃果の魅力は、店番時の割烹着だったり、メイド喫茶でのバイト時の、お客様に対するきっぷの効いた接客だったりという、『下町感』だと思います」と紹介、南 ことり(※みなみ ことり)役・内田彩さんは「ことりの魅力は『マイペースなところ』だと思います。アニメでは、穂乃果と海未をつなぐところが描かれていて、彼女の魅力が一層増しています」とアニメの物語の魅力も同時に語り、矢澤にこ(※やざわ にこ)役・徳井青空さんは、「みんなに、彼女のキメ台詞の「にっこにっこにー!」をさせたところがとても印象に残っています」と話し、集まったファンとも「にっこにっこにー!」を楽しんでいた。
南條さんは「絵里はドラマCDではみんなの突っ込み役だったりしたので、アニメで彼女の魅力を掘り下げてもらえて嬉しいです」と喜びを語り、東條 希(※とうじょう のぞみ)役・楠田亜衣奈さんは「希はタロットカード占いが得意で、自分が穂乃果たちのスクールアイドル活動を応援することに対し、『カードがうちにそう告げたんや!』と叫んだシーンが印象に残ってます」と希の特技についても紹介。
この後はTVアニメ第9話「ワンダーゾーン」の生オーディオコメンタリー。
ことりが秋葉原の街を走り回る時に見慣れた店や看板を見て「あのお店だ!」とはしゃいだり、メイド喫茶での接客を「業務用のビデオみたい」と話したり、大はしゃぎの9人。
徳井さんは「作中で『1週間後にここでライブをしましょう』というセリフがありましたが、本当にここでイベントができてすごいと思いました!」と感激の様子だった。
そんなこんなで、あっという間にイベントも終了の時刻に。ファンに向けて挨拶を行った後、新田さんから「最後にとっておきのものをお見せします!」との声が! 色めき立つファンの前で「僕らは今のなかで」のショートサイズを初めて披露。色とりどりのサイリウムが客席を埋め尽くす中で、イベントは終了した。
<Text/ダンディ佐伯>
●『ラブライブ!』オフィシャルサイト
http://www.lovelive-anime.jp/