本作は、原作・文を作家としても活躍する声優の瀬名快伸、絵を『天空の城ラピュタ』『もののけ姫』などスタジオジブリ作品や、『時をかける少女』の美術監督を務めた山本二三が担当している。
独特な世界観としっかりとしたストーリーラインは、子供はもちろん、大人も楽しめる絵本アプリだ。
イベントでは、瀬名快伸と山本二三によるスペシャル対談、朗読会、原画展が行われた。
原画展には山本二三による歩き屋フリルの原画が展示されていた。周りをみると思わず足を止めてしまっている来場者も数多く見られた。
後の朗読会では、その絵をスクリーンに映し出し、アプリに収録されているナレーションも担当した瀬名快伸が読み手として朗読。
瀬名快伸と山本二三のスペシャル対談では、
“作中に出てくる「悪い魔法使い」のモデルが実は幼少期の自分だった”という瀬名快伸が作品に込めた思いや、“1枚の絵だが、セルを分けずにアニメーションの技法で立体感を出した”という山本二三のお気に入りのシーンの技法などの裏話、更にはジブリシリーズを手がけた時の裏話まで……。
実際に出てくる悪い魔法使いの絵が瀬名快伸に“似てる、似てない”など談笑するシーンもあり、終始和やかな雰囲気でイベントは幕を閉じた。
☆こちらのイベントの模様は後日『れポたま!』にて詳細をレポート予定。お楽しみに!
【作品概要】
iPad・iPhone向けアプリ『歩き屋フリルとチョコレートきしだん』
配信開始日:2013年2月17日(日)
定価: 450円
原作・ナレーション・音楽:瀬名快伸
絵:山本二三
制作:株式会社CUCURI
販売:App Store(アップストア)
【ストーリー】
街の中を歩いて不思議を発見するのが趣味の歩き屋フリル。
フリルが街を歩いていると、街の中で、ネズミが群がったタルを見つけます。
不思議に思ったフリルがよく見ると、その中から大きな絨毯が出てきました。
怪物のような大きな絨毯に包まれたフリルは、見た事のないチョコレートの国へ。フリルはどんな不思議に出会うのか…。
●公式WEB
http://www.cucuri.co.jp/furiru.html
●アプリ情報
http://www.cucuri.co.jp/furiru_product.html