白熱のクイズバトルも展開！「『モーレツ宇宙海賊』弁天丸職員大納会」開催！

By, 2013年1月20日

TVアニメ『モーレツ宇宙海賊』の歳収めイベントが2012年12月21日（金）、新宿・バルト9で開催された。

まずは「セレクション上映会」と題し、ファンからの要望の多かった上位４話を上映。
「SAILING 5 茉莉香、決意する」「SAILING 12 永遠よりの帰還」の上映後、佐藤竜雄監督とケイン・マクドゥガル役の松風雅也さんと三代目役の松岡禎丞さんが登場。なお上映中、松風さんが松岡さんのことをずっといじってたそうだ（笑）。

こちらの２本が選ばれたことについて佐藤監督は「皆さん11話、12話で迷ったのかと思いましたが、ちゃんと話が一区切りついたほうが選ばれた、ということですね」と分析した。
その後は、後半２本に選ばれるエピソードの予想。
松風さんは「ケインの目立つ話しか浮かばないところはありますが（笑）、僕はヨット部の顧問の役をやっていますので、こちらがランクインしてくるのではないかと思います（笑）」。

そして松岡さんは「三代目がぬいぐるみでおかしくなる回だと思います（笑）！」と本気で（？）予想。
そんな中、選ばれたのは「SAILING 21 決戦！ネビュラカップ」「SAILING 26 そして、海賊は行く」の２本。
佐藤監督は作品の見どころについて「２６話は、最終回ということで、皆さんが安定を求めて家路につきたい、ということなのでしょう（笑）。２１話はヨットレースが観られる、ということでこちらも皆さんの気持ちが分かります」と語った。

　
後半２話の上映のあと、佐藤竜雄監督、松風雅也さん、松岡禎丞さん、そして加藤茉莉香役の小松未可子さんが登場。小松さんの真っ赤な衣装に会場からは歓声が上がった。
全員揃って最初のコーナーは「リメンバーモーレツ宇宙海賊クイズ」。
作品を一番愛した（優秀な成績だった）挑戦者が演じるキャラクターに見せ場が作ってもらえる（佐藤監督・談）、ということで、気合十分の小松さん、松風さん、松岡さん！

最初の問題は「海賊行為許可証の名前を漢字で正しく書いてください」、というもの。
「ちゃんと漢字で書きました！」という松風さんは「私略線麺錠」、
そして主役の小松さんは「私鯨船免状」（惜しい！）、など、個性豊かな回答が並ぶも全員不正解、ということで、この後一番早く正解を導き出した小松さんが勝利！

第２問は「ヨット部員たちが通う学園の名前は？」。
小松さんと松風さんは「白鳳女学院」、
松岡さんは、松風さんが以前出演していた某作品にちなんで「ホスト学園」（笑）。
客席からのアドバイスも悪い方向に行ってしまい、大喜利の様相（笑）。

最後は「劇場版クイズ」と題し、佐藤監督しか答えが分からない内容のクイズを実施。
それは「映画のサブタイトルは？」という問題。

「大体は決まっていますが、最後の一押しをしてくれるような、ともすれば決まりかけているサブタイを突き落としてくれるようなタイトルを募集しています」という佐藤監督。
小松さんは「茉莉香、髪を切る!?」「嵐を呼ぶモーレツ海賊団」「自由だと思った」（自身の曲「Black Holy」の歌詞の一部）、
松風さんは、懐かしのフレーズ「OH！モーレツ！」「in長野」「R18」、
松岡さんは「弁天丸の日常」「茉莉香進級のピンチ！」「三代目の日々」、とこれまたフリーダムな回答が。
結果は、「チームワークの勝利」（佐藤監督）、ということで全員に見せ場を作ってあげることに！　大喜びの３人だった。

ここで、会場限定のスペシャル映像として、チアキ・クリハラ役の花澤香菜さんとグリューエル・セレニティ役の戸松遥さんからメッセージが送られた。
新規で描かれた、それぞれのキャラクターの絵柄も公開。劇場版に向けて期待が高まった。
続いて会場でも茉莉香の新規の絵柄が公開された。スカートにチェックが入っていたりと、アニメ版とはまた違う茉莉香たちに注目だ。
さらに、公開時期も決定！「2014年冬」に公開されることが発表された。

ラストは『モーパイ』の納会らしく「さあ、鏡開きの時間だ！」と叫ぶと「猛盃（モーパイ）」と書かれた酒樽が登場。
監督の「モーレツ！」の掛け声に合わせて「パイレーツ！！」の言葉で見事な鏡開きが行われた。

最後に、ファンに向けてメッセージが送られた。

松岡さん「三代目を半年間演じさせていただき、作品はこれからも続くと思ってましたが、まさかの映画化ということですごくうれしいです。皆さんに楽しんでいただけるように演じていきたいです！」

松風さん「2014年冬に出航が決定しました。乗組員は遅刻厳禁です（笑）！」

小松さん「『モーレツ宇宙海賊』は、皆さんに愛されたからこそ、ここまでやって来れたと思います。映画もスタッフ・キャスト一丸で楽しいものにしていきたいと思いますのでよろしくお願いします！」

佐藤監督「３人のアツい思いを受け止め、非常に力になりました。この力をスタジオに持ち帰って、素晴らしい劇場版にしていきたいです。よろしくお願いします！」