人気TCG『プレシャスメモリーズ』『プリズムコネクト』の公式イベントが2012年12月23日(日)、24日(月・祝)に行われ、23日には、両TCGに参戦しているアニメの豪華キャスト陣が登壇するステージイベントが行われた。
まず最初の作品は『恋と選挙とチョコレート』。住吉千里役の中村繪里子さん、青海衣更役・門脇舞以さん、木場美冬役・水橋かおりさん、東雲皐月役・浅川悠さんが登壇。
アニメのアフレコに関する感想を聞かれると、
中村さんは「ここまで気が強くて意地っ張りで、一見可愛げのない子を演じるのは挑戦でしたのでドキドキしていましたが、『可愛く演じてください』というリクエストがスタッフさんからありましたので、お応えできるように演じました」、
水橋さんは「美冬は千里の親友、ということですが、最終的に恋敵になってしまいます。(主人公の)裕樹に対してどうしても自分の気持ちを言えない中で、千里が『好きなのは分かっている』ということを理解した上でスタート位置に立って応援してもらえたのが良かったと思います」、
門脇さんは「衣更は経済特待生で、主人公たちの所属する食品研究部(ショッケン)が選挙に出る際にお手伝いする、という立場なのですが、一般の生徒からいじめのようなことを受ける場面もあったりして可哀想な子という要素もありました。あまり出番が多くはなかったのですが、とても一生懸命、愛らしく描かれていたので、良かったです」、
浅川さんは「普段はあまり演じないような可愛いキャラクターで、アフレコ中にも『こんな可愛い子に声をあてるのは違うんじゃないかな?』と思いながら(笑)演じました。恋する女の子の可愛い気持ちを一生懸命掘り起こしながら頑張りました」
とそれぞれコメントした。
その他、アフレコ現場に差し入れで持ってきてもらえるお菓子はやっぱり「チョコレート」が多く、「千里は、キャラクター的にはあまり食べられないはずでしたが、私が一番食べてました(笑)」(中村さん)とのことだ。
続く「みんな de 答えよう 濃いわ選別チョコレート」は、A~Dの4つのチョコレートを値段が高い順に並べ替えて正解を当てる、というコーナー。
「しょっぱい!」「この味、チョコレートっぽくない!」など、各々が己の舌を頼りに頭を悩ませながら出した結果、門脇さんが正解に一番近かった、ということで門脇さんが見事勝利!
門脇さんが正解すると予想したファンの中から3名に出演者のサイン入りのポスターが贈られた。
ここでTCGの新作発表会。
初お披露目となった新規参戦タイトルとして、プリズムコネクトには『夏目友人帳』、プレシャスメモリーズには『ひだまりスケッチ×ハニカム』と『さくら荘のペットな彼女』が発表され、場内からも大きな拍手が起こった。
さらに全国8箇所で『プリメモ&プリコネパーティー』が行われることが発表された。
続いてのステージは『ひだまりスケッチ×ハニカム』。ゆの役・阿澄佳奈さん、宮子役の水橋かおりさん、吉野屋先生役の松来未祐さんが登場。
演じたキャラクターの感想を聞かれた松来さんが「今までにない役の引き出しを開けて演じました」と言うと、周りから総ツッコミが(笑)。
阿澄さんは「ゆのとは本当に長い付き合いで、このような作品で演じられていることを本当に嬉しく思います」とコメントした。
「みんなde答えよう!『ひだまりスケッチ×ハニカム』マニアックイズ」コーナーでは、作品に関する難問を客席のファンに答えてもらい、正解者にはプレシャスメモリーズ コンプリートカードコレクション『ひだまりスケッチ』をキャストのサイン入りでプレゼント!
一方、キャスト陣はひとりひとり順番にヒントを出して答えを当ててもらい、一番正解数が少なかったキャストには、罰として自分が演じている役のキャラクターになり切って恥ずかしいセリフを言わなくてはならない、とあって必死(笑)!
「アニメの記念すべき第一声は誰?」「吉野屋先生が第一話でしていたコスプレは何?」など、難しい問題が次々に出されていったが、次々に答えていくファンたち。
そして結果は、松来さんが最下位! 吉野屋先生のちょっぴり恥ずかしいセリフを披露し、拍手を浴びていた。
続くステージは『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ』。暁美ほむら役・斎藤千和さん、巴 マミ役・水橋かおりさん、佐倉杏子役・野中藍さんが登場。劇場版のために再度アフレコをした、ということで気をつけた点などを聞かれ、斎藤さんは
「TVアニメは自分たちが先を知らない中で演じていましたが、今回は物語の全てを知っている状態で録り始めましたので、また別の気持ちで臨むことができました」、
水橋さんは「『まどか~』は私の中では特殊な位置づけの作品で、自分が出ている作品なのに、ファンの方と同じ目線という気持ちが強く、アフレコでテストで観ている映像に途中から見入ってしまうんですよね(笑)」、
野中さんは「改めて観返すと、杏子も物語の伏線になるようなことをたくさん言っていたのにビックリしました」とコメントした。
「ビッグジェンガリベンジ」コーナーでは、2011年に行われた「プレメモ&プリコネフェスタ」のイベントと同じメンバーということで、その時と同じ企画であるビッグジェンガに再び挑戦!
絶体絶命のピンチを切り抜けるなど、見せ場は作ったものの、残念ながらタイムアップ。最後は全員を対象に直筆サイン入り プレシャスメモリーズ コンプリートカードコレクション『魔法少女まどか☆マギカ』が当たるジャンケン大会が行われた。
イベントの最後を飾るのは『ガールズ&パンツァー』。西住みほ役・渕上舞さん、武部沙織役・茅野愛衣さん、五十鈴 華役・尾崎真実さん、秋山優花里役・中上育実さん、冷泉麻子役・井口裕香さんが登壇。
アフレコ現場のことを聞かれると、
渕上さんは「本作は登場人物の数がとても多く、女子高みたいな雰囲気の中でやっています。
人数が多すぎてブースに入りきらず、チームごとに録らないといけなかったりすることもあります」、
茅野さんは「沙織ちゃんがテンションが高いので、朝からそのテンションに持っていくのが大変です」、
中上さんは「優花里が戦車マニアなので、自分が戦車のことはあまり分かっていなかったので、色々と調べたりしてアフレコに臨みました」、
尾崎さんは「華道の家元の役だったので、それに通じるものがあると思いまして茶道を習いに行っていました」とコメント。
「学生時代に戻れるならば、どんな部活をやってみたい?」という質問には、井口さんが
「陸上をやっていましたので、今からでもいいので、一緒に仕事をしているみんなと運動部を作って活動したいです!」と語った。
「みんなあつまれ!パンツァーフォー」コーナーでは渕上さん、井口さんのAチームと茅野さん、尾崎さん、中上さんのBチーム
に分かれ、作品にまつわるクイズで客席のファンが答えられるようにヒントを出し合い、勝ったチームにクリスマスケーキが送られる、という対決に挑戦。
茅野さんが身体を張ってジェスチャーをしたりと熱戦の末、勝ったのはAチーム! 見事にクリスマスケーキを獲得した。
ここで突如サンタが登場! 彼が持ってきたものは何とバズーカ型クラッカー。クリスマス、ということで最後は5人が客席に向かってバズーカを打ち込み、銀色のテープが空中を舞い、大歓声が起こる中でイベントは終了した。
<Text・Photo/ダンディ佐伯>
●プレシャスメモリーズ 公式サイト
http://p-memories.com/
●プリズムコネクト 公式サイト
http://www.prism-connect.com/