今年は●●ハンターに挑戦!『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ファントム・ルージュ)』初日舞台挨拶

By, 2013年1月13日



人気マンガ『HUNTER×HUNTER』が待望の映画化! 公開初日となった2013年1月12日(土)、東京・新宿バルト9で初日舞台挨拶が行われた。
ゴン役・潘めぐみさん、キルア役・伊瀬茉莉也さん、クラピカ役・沢城みゆきさん、ヒソカ役・浪川大輔さん、そしてパイロ役の川島海荷さん、オモカゲ役の藤木直人さんが登壇。


潘さんは「10年前に自分のお小遣いで初めて買ったマンガが『HUNTER×HUNTER』だったので感無量です。劇場版を通して、皆さんとの絆がまたググッと深まったと思います。たくさんの方に観ていただきたいと思います」と涙を交えてお話した。


伊瀬さんは自身が演じたキルアが初恋の人、ということで、キャストと一緒に登場したキルアの着ぐるみに抱きかかえられて感激する一幕も。


沢城さんは「想像で埋めるしかなかったクラピカの幼少時代を描いていただき、思い出深い作品になりました。ゴンやキルア、(藤原啓治さん演じる)レオリオといった仲間に対しての愛情が自分の中では深まった気がして、そういう意味でも印象的な作品になりましたね」と語った。


浪川さんは「幻影旅団メンバーの新たな戦いのシーンもたくさんありましたし、ヒソカにとっては『おいしいとこ』取りのようなところもありました。そしてヒソカはアニメ版に比べて肌がツヤツヤしている感じがありまして(笑)。もう一度足を運んでいただき、是非その肌の質感に注目していただきたいです」とコメントした。


ゲスト声優の1人、川島さんは「たくさんの人の愛情やこだわりが詰まった作品に出させていただけて光栄です。たくさんの方に観ていただきたいです」

また、劇場の来場者先着100万人に配られるという『HUNTER×HUNTER コミックス0巻』を読んだ感想について、
「劇場版に出てくるシーンがマンガでも登場していて、興奮しました。私が演じたパイロもたくさん描かれていてうれしかったです」と語った。


そしてもうひとりのゲスト声優で、今回声優初挑戦の藤木さんは「僕のような素人が重要な役を演じてしまい、恐縮です。昔から声のお仕事は興味があったので、このような素敵な機会をいただけて光栄です。
ちなみに、実は1月12日は僕の母親の誕生日なんです。親孝行もできました。ありがとうございます!」と喜びを語った。
そして、劇場で販売されているパンフレットには、原作者の富樫義博によるオモカゲのイラストも収録。こちらを見た藤木さんは
「できればアフレコの前に見せていただきたかったですね」と笑いながら語った。


ここで、劇場版公開記念、そして新年ということで、書初め風に今年の目標を「●●ハンターとして」キャスト陣に語っていただくことに。

潘さんは「ハンターハンター」。
「この作品を通して、この場にいらっしゃる皆さんやスタッフ、キャストの皆さんたくさんの人に出会えたので、よりこの作品を知っていただきたいと思います。個人的には『ハンター試験』をやってみたいと思います!」

伊瀬さんは「お仕事ハンター」。
「作品を通して色々な仕事をさせてもらい、貴重な経験をさせていただきました。声優だけでなく、舞台などもやってみたいですね。今年もさらに飛躍できるように頑張りたいと思います」

沢城さんは「別役ハンター」。
「クラピカは『幻影旅団編』が終わってから、10年間本誌に出ていないんですよね(苦笑)。現場はベテランの方もたくさんいて、とてもエキサイティングな現場なので、是非別役でもいいので出たいです!」

浪川さんはなんと藩さんと同じ「ハンターハンター」。
「皆さんに本作を宣伝してもらいたいと思っています。沢城さんもおっしゃっていましたが、ヒソカも『グリードアイランド編』が終わるとあまり出番がなくなってしまうので、ハンターをやっつけると、少しでも出番が増えるんじゃないかと思いまして、そういう意味でも付けさせていただきました」

川島さんは「女子力ハンター」。
「10代最後の年なので、自分をもっと磨いていきたいというのもありますし、アクセサリーを付けさせていただけるようになったのも最近なので、憧れてもらえるように頑張っていきたいと思います。声の仕事は難しいですが、これからも機会があればやって行きたいと思います」

藤木さんは「声優ハンター」。
「作品が完成してから思うことが色々とありましたので、是非あと1回は声優に挑戦したいと思っています!」

そして、劇場版第2弾の制作も決定! 公開初日に続編が発表されるのは異例のことで、藩さんは「感無量過ぎて、今はもう何も入ってこないです……」とよろこびに浸っているようだった。

そして潘さんから改めてファンに向けてメッセージが送られた。
「この作品には仲間を想う気持ち、仲間と一緒に乗り越える絆が描かれていると思います。また、それぞれのキャラクターの生きる理由が描かれていると思いますので、よろしくお願いします。劇場に遊びに来てね。待ってるよ!」

最後は、富樫先生が描き下ろした幻影旅団のイラストとともにフォトセッションが行われ、舞台挨拶は幕を閉じた。

<Text・Photo/ダンディ佐伯>

●『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ファントム・ルージュ)』公式サイト
http://www.hxh-movie.jp/