下田麻美さんがMCを務め、月一でニコニコ生放送にて配信している”見た人全てが勝ち組になれる番組(下田さん)”『生☆声優グランプリV』。
11月12日(月)放送回では、雑誌「月刊声優グランプリ12月号」の人気企画である「へあちぇん!」に登場した伊藤静さんがゲストに登場!
今回伊藤さんは「へあちぇん!」にて、ヴィジュアル系2タイプの衣装&髪型に挑戦し、ロングへアのイメージが強い伊藤さんのショートヘア姿も掲載されている。
本誌でも触れられているが、伊藤さんは中学生時代のロックバンド「X JAPAN」のコスプレをしていたこともあったという。セットもかなり本格的で撮影も楽しかったと語っていたが、紙面に掲載されているキャッチ(見出し)は、紙面担当編集者の方が勉強して付けたものだそうだ。
番組は終始ざっくばらんなトークで進行。お酒好きとして知られている伊藤さんだけに、ニコニコ生放送の下にあるニコニコ市場も、いつもなら出演声優の関連商品が並んでいるのだが、伊藤さんのときはお酒ばかりが並ぶ結果に……。
さらにはウィキペディアに書かれているお酒のエピソードの間違いを指摘したり、”女の子を触る”といったことも知られているだけあって、触り心地のいい声優の方の話、二人が見たというこわい夢の話など、居酒屋ばりのトークが展開。終始笑いが絶えずユーザーにも好評だったようで、コメント数もいつもとは段違いの数字になっていた。
広島編集長が登場しての12月号本誌について、表紙にはサードシングルを発売する花澤香菜さんが登場するほか、スフィアによる寝顔写真の下敷きの付録が付いていること、上坂すみれさんによる神保町の古本店を巡ったデートグラビアなどをアピール。その一方で「声グラ批評」では、ユーザーアンケートの結果により、どういうわけか伊藤さんからグリグリ攻撃という、別の意味でのご褒美を受けつつ(笑)、見切れ出演するという、一部のファンにはたまらない一面も(笑)。
ちなみに番組冒頭で下田さんが本誌をチェックした際、自身も出演しているアニメ『アイドルマスター』の関連CD『THE IDOLM@STER ANIM@TION MASTER 生っすかSPECIAL』の座談会が掲載されていることを触れたが、実は下田さんは呼ばれておらず…。広島編集長曰く「スケジュールがどうしても合わなかった」とのこと。ちなみにプロデューサー役の赤羽根健治さんが、この役として記事に登場するのは初めてとのことだ。
大いに盛り上がり予定時間を少しオーバーしつつも無事に終了……のはずが、最後の最後に下田さんが「ぱいぱーい」と言ったことから、伊藤さんの手が下田さんの胸に……。さらに番組はすんなり終わらず、伊藤さんと下田さんがじゃれあう場面が流し続けられていた(※詳細は以下の番組の感想を参照のこと)。
携帯サイト「声優グランプリV」やニコニコ動画『声優グランプリチャンネル』で聴くことができるアフタートークコーナー「生グラもういっちょ」も収録。実は今回で最終回で、次回からは有料会員のみが見られるおまけ生放送番組の放送が予定されているとのこと。
―番組の感想をお願いします。
下田麻美さん(以下、下田):いろんな方がこの番組に登場していただきましたけど、先輩の方がいらっしゃるのは久しぶりでした。しかもただの先輩ではなく”ぱいせん”です(笑)。
これまで何度もお会いしましたけど、生放送の番組でご一緒するのは初めてだったので、どのぐらい仕掛けてくるのかドキドキしていましたし、視聴者のみなさんも期待していたと思います。もう期待以上でしたし、番組スタッフも悪ノリをしまして(笑)、筋肉痛になるぐらいお腹を抱えて笑っていただけるような回になりました。
伊藤 静さん(以下、伊藤):今日は特に気負わず来まして、あさぽんとだったら楽しい時間になるとは思っていましたけど、予想以上に楽しかったです。最後はあさぽんの誘導によりあんなことになってしまいましたけど……。
下田:私誘導してないもん(笑)!
伊藤:「ぱいぱーい」って言うから……。言ったらOKのサインかなと思って(笑)。
下田:いつもだったら「ばいばーい」と言ったらすぐに画面が切り替わって番組終わるはずなのに、ずっと中継されてて……。
伊藤:画面を見ながら「いつ終わるんだろう」と思いながらやってました(笑)。番組は気軽にお話できましたし、本誌のキャッチコピーを決めるのも楽しかったですね。
―(笑)。これまで共演などは何度もあるかと思いますが、初めてお会いしたときのことは覚えていらっしゃいますか?
下田:そこがあやふやなんですよね。
伊藤:2008年のアニソンライブ「だっ好き。」のリハで会ったのが初めてかもしれないけど、もっと前から知っていたような気もする。
下田:私はお会いする前から、一方的に知っていました。最初は、とにかく大人っぽくて綺麗な声のお姉さんというイメージでした。
伊藤:最初だけ?
下田:最初だけ、です。すぐに変わりました(笑)。
伊藤:すぐに打ち解けたというか、いつも通り触り始めた感じですね。
下田:でも、触られてこそ一人前といいますか、静かさんに触られないとダメな気がしていて。触られているということは自分にとっての誇りです。
伊藤:あ、でも若い子に「今日は静さんの一緒の現場だと知り合いの方にお伝えしたら、触られたほうがいいと言われたので覚悟してきました!」と言われて、逆に引いてしまったんですよね(一同笑)。私の内なる「触りたい」という欲望に駆られて触るので、覚悟して来られてもちょっと……(苦笑)。
―ちなみにお二人でお酒を飲みに行ったことはありますか?
伊藤:あんまりないですね。それこそライブのあととかの1、2回ぐらい?
下田:特に二人でというのは無いですね。、私が帰れなくなっちゃう。
伊藤:帰さないわよ(笑)。
―番組のなかで夢の話が出ていましたけど、つらかったりパニックになるような内容のものだったので(苦笑)、楽しかった夢の話をお聞かせいただければ。
下田:楽しかった夢って、起きるとがっかりするんですよね……。とある作品の主人公に決定したと監督に言われた夢を見たことがあるんです。嬉しかったけど、起きたときにガッカリ感が……。
伊藤:そういえば、私もある。通帳に記帳したら8億振り込まれていて、「ええ! 8億?」と思って目が醒めたら「そんなわけないか」と思いつつ、一応通帳を見て確認した(笑)。
お酒飲んで忘れただけかなと思ってちょっと期待しつつも、「やっぱりそんなことはあるわけないかぁ~」って(笑)。
下田:なんで夢の中の自分は、これが夢だと思わないんでしょうね。ただ、子供のころに一度だけ、これは夢だと気づいて目が覚めたときがありますね。
「ほっぺをつねって痛みがあると夢じゃない」ってあるじゃないですか。夢の中の私が、ただ遊んでいるだけだったんですけど「つねっても痛くないから夢だ」と気づいて目が覚めましたね。なんとも不思議な感じでした。
―伊藤さんが「へあちぇん!」コーナーに登場したということで、下田さんからみて伊藤さんにしてほしい衣装や髪型はありますか?
下田:やはり、黒髪ストレートが美しいので、ぜひ(『リング』シリーズの)貞子をやってほしいですね。
伊藤:いつでもやるよ? でも貞子をやって誰が得をするの?(笑)。
下田:あとは、昔ながらのおさげがいいかなと。ふたつ結びにして、白いブラウスに紺のプリーツスカートで……。
伊藤:年齢的に無理でしょ(笑)。
―逆に伊藤さんから見て、下田さんにしてほしい髪型や衣装はありますか?
伊藤:あさぽんは元気なイメージが強いので、ねっとりエロス感があるといいのかなと。以前「へあちぇん!」で亀ちゃん(大亀あすかさん)がやっていたような、ちょっとはだけさせるような感じのものを見てみたいですね。
―今回で『声グラV』は放送10回目となりましたが、下田さんが振り返ってみていかがでしたか?
下田:どんどんいい感じになってきているのかなと思います。雑誌は載っておしまいというところが無きにしもあらずですけど、リアルタイムで反応が返ってきたりしますし、編集者のみなさんにとっても刺激になっているようですし、誌面作りの上でも大きい要素になっているようにも感じます。
広島編集長が視聴者の希望や意見に対して敏感に反応して動かしていらっしゃるのもわかりますので。そして私は、声優グランプリが目の前で進化していってる姿を見ることができて楽しいですし、みなさんと共有されていることが嬉しいです。
みなさんの意見を取り入れている姿勢が伝わるし、みんなの気持ちや要望も伝わる場で、ユーザー参加型の編集会議のような感じでもあります。
―最後に、視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
下田:気がついたら、もう10回になっていました。いろんなゲストさんが誌面に載せ切れなかった撮影や取材などのエピソードを聞けたりして、この番組を見ている方は本当にお得で、声優に興味のある方にはこの番組をチェックしておかないと損だというぐらい、情報誌の番組だからこそ情報が詰まってます。
1年前に思い描いていた番組の姿になってきたかなと思いますので、さらにいい番組のするためにみんなで一緒に考えて作っていけたらと思います。
伊藤:こんな楽しい番組に呼んでいただいてありがとうございました。あさぽんが言っていた、レスポンスをしながら進化していけるのはすごくいいなと思いますし、その一端を担うことができたのなら幸いです。
みなさんの反応もたくさんありましたし、いろんなお話もできて、さらに私自身も勉強になりました。
また機会がありましたら、あさぽんを襲撃しに来たいです(笑)。
<Text/さとかず・Photo/ダンディ佐伯>
<ヘアメイク/小菅美穂子(Sweets)>
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