【電撃文庫 秋の祭典2012】最新情報続々解禁!『劇場版とある魔術の禁書目録 -エンデュミオンの奇蹟-』をレポート!

By, 2012年10月16日



10月7日(日)に東京・秋葉原にあるUDXにて開催された『アスキー・メディアワークス創立20周年 電撃文庫 秋の祭典2012』。
その会場のメインステージで2013年2月23日(土)公開の『劇場版とある魔術の禁書目録 -エンデュミオンの奇蹟-』のイベントが開催され、ゲストに上条当麻役の阿部敦さん、インデックス役の井口裕香さん、御坂美琴役の佐藤利奈さん、白井黒子役の新井里美さんが登壇し、中山信宏プロデューサーの司会で劇場版の最新情報が発表された。

キャスト陣が登場すると会場は大きな歓声に包まれ、去年に続き意気込みを改めて聞いてみると、ドラマCDから約5年ということで感慨深げな阿部さん、劇場版の情報を小耳に挟んだという井口さんは新キャラのキャストは誰なのか、インデックスの出番はどれくらいあるのか気になる様子。
そしてスタッフの力の入れ方が凄いと話す佐藤さんと、ポスターに黒子が居ないことにショックを受けたという新井さんには「チラシにはお名前が入っています!」と中山プロデューサーがフォローする場面も。


イベントでは『とある科学の超電磁砲』のキャラクターも映画に登場すると発表されましたが、具体的な名前発表はなく「劇場に見に来てね」と期待を煽る中山P。またこの日は劇場版に登場する新キャラクターの声を務めるキャストも発表され、シャットアウラ=セクウェンツィア役を日笠陽子さん、レディリー=タングルロード役を佐倉綾音さん、鳴護(※めいご)アリサ役を三澤紗千香さんと3人の名前がキャライラストと共にスクリーンに映し出されると会場は大歓声に包まれた。
今回は新キャラクターの中から、アリサ役の三澤さんがサプライズゲストとして登場。映像ともにキャラクターの紹介が行われ、役が決まったときは名前もわからなかったという三澤さんは「濃いキャラクターたちの中でどう演じたら良いのか心配。」とその心境を語った。
また劇場版は歌がメインテーマとなり、今回初めて上映されたPVの中には歌姫であるアリサがコンサートのステージに立つ姿も。
歌のレコーディングの最中だと言う三澤さんは「アフレコ前の段階でレコーディングは大変でしたが上手くいったので、アフレコが楽しみ。」と話しました。またそのPVに自分たちが演じるキャラクターが登場し安心した佐藤さんと新井さんの姿も見られた。

そして原作者の鎌池和馬先生完全監修のPSP用ゲーム『とある魔術と科学の群奏活劇(アンサンブル)』の初出しPVの上映も。本作は劇場版の数日前を舞台にしており劇場版とクロスした部分もあるとか。
またゲームオリジナルキャラクターの存在を初めて知った井口さんは一瞬だけ表示されたキャストの名前を確認をしよう中山プロデューサーに聞くも、このステージではまだ内緒とのこと。気になる方はゲーム公式サイトのPVで確認しよう。
続いて『とある魔術の禁書目録』のソーシャルゲーム化も発表。こちらはプレイヤーが学園都市の生徒となり、カード化された当麻や美琴のキャラクターの能力を使って学園都市最強の能力者を目指すというもの。

さらに劇場公開にあわせ井口さんと佐藤さんがパーソナリティを務めるWEBラジオ『劇場版とある“ラジオ”の禁書目録』が11月より『響ラジオステーション』で配信を開始することが発表されました。年内は隔週配信、来年1月より毎週更新されるとのこと。

そして10月20日(土)、21日(日)に幕張メッセで開催される『電撃20年祭』の会場で、全国鑑賞前売券+A6サイズのブロマイド6枚がセットとなった20周年記念特別前売券の販売も決定したことが発表されました。こちらは数量限定で1,800円(税込)とのこと。

最後にキャスト陣からメッセージが贈られ、その中で阿部さんは「命を削るぐらいの勢いで必死に上条さんい息を吹き込みたいと思います。ぜひ劇場に足をお運びください。」と意気込みを強く語った。

最新情報が盛りだくさんだった今回のイベント。ファンからの大きな拍手をもって終演となった。

<Text/藤本 厚>

●『劇場版とある魔術の禁書目録 -エンデュミオンの奇蹟-』オフィシャルサイト
http://www.project-index.net/