かもし出されるSっぷりに注目!?『禁断吸血鬼~黄薔薇ノ咎人~』立花慎之介インタビュー

By, 2012年10月15日



中世風の世界を舞台に『正統派』吸血鬼との禁断吸血体験ができる「吸血シチュエーションCD」『禁断吸血鬼』のシリーズ第四弾が登場!!
今回はフリードリヒ・フォン・ヴァイセヘルデンブルクを演じた立花慎之介さんにインタビューをしてきました!

―本日の収録の感想をお聞かせ下さい。

立花慎之介さん(以下、立花):一人語りのドラマCDの収録はあまりありませんが、たくさんのセリフをしゃべった気がします。
設定やストーリーがしっかりしている作品なので、その設定部分を説明していかなくてはならないところもありましたので、ちょっとしたゲームくらいのボリュームはあったのではないかと思います。

―ご自身の演じられたフリードリヒについての感想と、ご自身で似ている点などがありましたらお聞かせください。

立花:若めの吸血鬼、ということで恐すぎず、落ち着いた感じだったかな、と。かといって落ち着きすぎず、という部分が若さだと思いますので喜怒哀楽などの感情の出し方も含めて、若々しさを出しました。
かなりSな部分もあったのですが、常に上から目線、というわけではなく、優しさに裏打ちされたSっぷりだったので、その優しいところは僕にそっくりかもですね(笑)。

―ご自身の持たれている「Sッ気」を演技にも活かされたのですか?

立花:役者さんは分かると思うのですが、Sッ気を出したりMッ気を出したり怒りっぽさを芝居の中で出すのは可能だと思うんです。
しかし、役者が持っている根本的なものを乗せられるのでしたら、演技には勝てないと思うんですね。
ですから、今回自分をその法則に置き換えた場合、すごい良いものになるんじゃないかと思います(笑)。
フィーリングで出した部分もありますので、それが上手くいっていればいいですね。

―ダミーヘッドを使った収録は大変でしたか?

立花:ダミーヘッドはここ1、2年でドラマCDなどで数多く活用されるようになったと思うのですが、どう立ち居振る舞いをすればいいのかが分からなくて、初めに使った時は非常に違和感がありました。
普通のマイクと違った独特の距離感もでますので、その感覚が難しかったのですが、何度かやらせていただくと慣れてきて、そうなったら面白いんですね。
もちろん台本や足音や衣擦れの音などがノイズになってしまうので、難しい部分はあるのですが、お芝居の流れの中で相手との距離感が自然と出てくるんですね。
「遠くに行ってしまう彼女に声を掛けなきゃ」という演技が身体とマイクの位置の関係ですぐにでてきますので、ナチュラルな芝居ができるので、とても楽しいです。

―立花さんの考える、吸血鬼の魅力とは?

立花:史実に基づく吸血鬼、というのは、「ヨーロッパの男爵」というイメージしか浮かばないのですが、僕の中では「ファンタジックな吸血鬼」、というよりも「歴史上から導かれる吸血鬼」のようなイメージが強くて。
我々がよく演じているのは、能力を持った、長生きしているという吸血鬼が多いので、フリードリヒに関しては「浮世離れした感じ」なのかな、と思いました。

―では、タイトルにもあります「咎人」という言葉にはどんなイメージをお持ちですか?

立花:あまり使わない言葉ですね。「咎人」という言葉は、現代世界で犯罪を犯した人は「罪人」と呼ばれますが、「咎人」とはちょっとニュアンスが違うのかな、と。
現代の法律に照らし合わせて罰せられるのが「罪人」で、一般常識にはあてはまらないであろうルールから逸脱した者が「咎人」なのではないか、と思います。

―ここを聴いて欲しい、というセリフやシチュエーションはありますか?

立花:序盤から中盤にかけては女の子を手なずけていったり余裕のある立ち居振る舞いをするのですが、とある事件をきっかけに、
今まで余裕があったはずの彼に一切余裕がなくなり、自分の中のものに気づいていく部分が、一番自分の心情を吐露することになります。
今までは想像できないようなフリードリヒを感じることができると思います。演じる際も、そこの部分では汗をかきましたね(笑)。

―もし吸血鬼になったら何をしてみたいですか?

立花:吸血鬼、ということですから、やっぱりヨーロッパのお城に住んでみたいですね。

―最後に、ファンの方に一言お願いします。

立花:『禁断吸血鬼』シリーズは今回で第4弾、ということですが、この後も色々な物語が生まれてくると思いますし、フリードリヒの物語にも続きがあるかもしれませんので、さらにシリーズが盛り上がっていけるように皆さんで応援していただけると嬉しいです。

<Text/ダンディ佐伯>

【CD概要】

「禁断吸血鬼~黄薔薇ノ咎人~」
2012年10月17日(水)発売

品番:KDSD-00582
税込価格:¥2,100(税込)

発売元:株式会社ティームエンタテインメント
販売元:株式会社ソニー・ミュージック ディストリビューション

(C)Schwarz Rose

中世風の世界を舞台に『正統派』吸血鬼との禁断吸血体験ができる≪吸血シチュエーションCD≫です。
ダミーヘッドマイクを使用した【吸血ヴォイス】、【吸血鬼の添い寝と吐息】は甘美で悦楽な世界へと貴女を誘います。
ジャケットイラストは人気絵師の鈴ノ助氏による描き下ろし!

【ストーリー】
闇夜の街角で出会った美しき吸血鬼(ヴァンピール)――
「僕が君のご主人様になるんだよ。可愛いお姫様…」貴女は彼の《モノ》にされてしまう…… 咎人の 【吸血ヴォイス】【吸血鬼の添い寝と吐息】で禁断の目眩く(めくるめく)甘美な世界に囚われていく――

【キャスト】
フリードリヒ・フォン・ヴァイセヘルデンブルク(CV:立花慎之介)

◆じゃっくが歌う『禁断吸血鬼~黄薔薇ノ咎人~』のテーマソング「エタニテ・グラニテ」を収録!

【キャンペーン概要】
キャスト直筆サイン色紙プレゼントキャンペーン
本CDをお買い上げの方を対象に、抽選で出演キャストの直筆サイン色紙を3名様にプレゼント致します。

・募集要項
CDにアンケートはがきが封入されておりますので、アンケートにご回答の上、帯にある応募券を貼ってご応募下さい。
尚、プレゼント応募の締め切りは2013年1月末日までとさせて頂きます。
(商品の発送は、2013年2月下旬を予定しています。 当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。)

●『禁断吸血鬼シリーズ』公式サイト
http://www.team-e.co.jp/sp/kindan_vampire/