市来光弘、大須賀純、森谷里美といった声優陣が出演しているボイスドラマ『青春ゲットバック』の最新回上映&トークショーが2012年10月8日(月・祝)にufotable CINEMAで行われた。
全20話からなる物語をボイスドラマ形式でネットで配信し、その最終第20話に関しては舞台で演じてしまおう、という画期的な作品(なお、20話目もボイスドラマとして収録予定なので、劇場に来られない人もご安心を!)。
当日はポール役・市来光弘さん、富士子役・森谷里美さん、主題歌を歌うアクリルスタッブのヴォーカル、UYUさん、そしてひらさわひさよしプロデューサーが登壇。未公開の最新第5話の上映が行われた。
イベントは、出演者とオーディエンスがハイタッチをしながらスタート。
まずはひらさわひさよしプロデューサーから上映前に挨拶。「マチ★アソビの委員会のご厚意でこういう場を設けていただきました。第一回目から参加しているといいことがありますよね」とコメントした。
そしていよいよ上映会の開始。上映中は会場からの笑いが起こり、WEB配信されている作品を観て臨んでくれたファンが多かったことが伺えた。
上映後、観終わった感想をきかれると、
市来さんは「『カ●●タック』(某スポーツカー)がキャンピングカーと法定速度内でカーチェイスしているのが滑稽でした(笑)」と大画面での迫力のカーチェイスにご満悦の様子。
また、演じた役については、
「ポールは楽しく演じさせていただいておりますし、久しぶりの舞台で、不安でもあり、楽しみでもあります。」
そして森谷さんは「富士子のような、誰とも干渉をしたがらないキャラクターの役をあまりしたことがないので新鮮な気持ちがありつつ、ロッカーなので親しみを感じつつ演じさせていただきました(笑)。
他のキャラクター同様、富士子にも見どころがありまして、(篠原友紀さん演じる)ユリザベスとの交流も深まっていったりして、今後も色々と盛り上がっていくことになると思いますので、富士子がどのようになっていくのかが私自身も楽しみです」とコメント。
UYUさんからの「回を重ねるごとに可愛くなってるんじゃない?」という言葉に「えっ、本当に!?」と嬉しさを隠せない反面、
ひらさわ氏からの「富士子はアテ書き(演者の性格などからキャラクターを作ること)です。ダークサイドになり切れないお姉さんを意識しました」との発言に、「うそだぁ~!」と必死で否定する森谷さんの姿が微笑ましかった(笑)。
ポールについてもアテ書き疑惑が持ち上がるが、「僕はポールみたいに笑いながら運転できませんから!」とたくみにかわす市来さん(笑)。
そして主題歌について、
UYUさんは「この曲は海を見ながら車が走り抜けていくイメージで歌いました。友人から『本当にヴォーカルはUYUなの?』と言われてしまって……。普段はハスキーで高めの声なのに『急に大人びちゃって!』って(笑)」とコメントした。
ひらさわ氏は「(アクリルスタッブのギターの)阿部君に『こういう企画があるんだけど、曲を作ってよ』とお話ししたところ、すぐに作品にピッタリな曲を作ってくれました」と制作時のエピソードを語った。
最後に、ファンへ向けて一言ずつ送られた。
UYUさん:全20回の長い物語で、まだまだどのような展開になるのか分かりません。私もとても楽しみです。舞台も含めて、お友達にも紹介していただいて、みんなで盛り上がっていければ、と思います。私たちアクリルスタッブの曲も最後に流れますので、よろしくお願いします!
森谷さん:まだ観られていない方もいらっしゃるということですので、これを機に1話から観ていただき、舞台も是非観に来てください。収録もみんなで楽しくしております。今後どうなっていくのか私たちも全く分からないのですが、楽しみながら青春をゲットバックしていきたいと思います!
市来さん:これからもっともっと『青春ゲットバック』という作品を世に売って、舞台には多くのお客様に来ていただけるように頑張ります。久々の舞台でドキドキしていますが、全力で臨ませていただきます。皆さんでこの作品を大きくしていきましょう。よろしくお願いします!!
ひらさわ氏:11月末のラストに向けて、演者さんもスタッフも、みんな頑張っています。ゴールが果たしてどこになるのか? 下北沢で会いましょう!
ここで、ひらさわ氏から重大発表が! なんと、『青春ゲットバック』は徳島もその物語の舞台になる、ということだ。
『マチ★アソビ』の舞台となる新町東公園も登場する、とのこと。徳島の方々も楽しみに待っていてほしい。
舞台は11月30日(金)~12月2日(日)までの3日間、東京・下北沢にある小劇場「楽園」で行われる。気になる人は是非チェックしよう。
<Text・Photo/ダンディ佐伯>
【公演概要】
舞台『青春ゲットバック』
2012年11月30日(金)~12月2日(日)
【東京】下北沢 小劇場「楽園」
http://www.honda-geki.com/rakuen.html
【青春ゲットバックとは?】
旅行会社が企画した国内横断の青春追体験ツアー!
青春を満足に過ごせなかった「ロスト青春」な人たちが参加するツアー企画
寝食可能なキャンピングカーに乗せられた見ず知らず6人の大人たち。
彼らはただただ青春に憧れたあああっ!!
青春を謳歌できなかった全ての人に送る,青春憧れ群像コメディー!
最終話のみ「ボイスドラマ篇」とは別に”もう一つの最終話”と題し,「舞台篇」として上演!
今までありそうで無かった新感覚のエンターテイメント!
<ボイスドラマ キャスト>
ポール:市来光弘
たけお:大須賀 純
山口:工藤優太
ユリザベス:篠原友紀
あつこ:真帆
真司:宮内勇輝
富士子:森谷里美
ほか
<チケット>
前売り:3000円/当日:3200円
※前売り日時指定・全席自由
<電話予約用 番号>
電話1:03-6667-1885
電話2:080-4662-4471
メール:info@furutamaru.com
作品の視聴、チケットのネットでの購入はこちらから。
●『青春ゲットバック』公式サイト
http://dn-e.jp/ssgetback/
●『青春ゲットバック』ボイスドラマ配信ページ
http://dn-e.jp/ssgetback/media/
●劇団フルタ丸 公式サイト
http://furutamaru.com/
●ACRYLICSTAB(アクリルスタッブ)公式サイト
http://acst.info/