最後の公開録音にメインキャストが大集合!WEBラジオ『バカとテストと召喚獣 文月学園放送部』の模様をレポート!

By, 2012年8月5日



インターネットラジオステーション<音泉>で配信されていたWEBラジオ『 バカとテストと召喚獣文月学園放送部』が最終回を迎えたということで、公開録音『バカとテストと召喚獣 文月学園放送部』公開録音in山野ホールと題し7月22日新宿・山野ホールで公開録音が行われた。

出演は吉井明久役の下野紘さんと姫路瑞希役の原田ひとみさんのパーソナリティお二人と、ゲストの島田美波役・水橋かおりさん、坂本雄二役・鈴木達央さん、木下秀吉役 の加藤英美里さん、土屋康太役の宮田幸季さん、霧島翔子役の磯村知美さん、福原慎役&ナレーションの津田健次郎さんとメインキャストが大集合!なお今回の公録はラジオCD Vol.12に収録される予定となっている。


ステージ上にはスイカ型のビーチボールや浮き輪・内輪・ビーチサンダルと夏らしく彩られており、そんな中登場したのはパーソナリティの下野さんと原田さん。お二人が「サモン!」と挨拶すると会場からも「サモン!」と大きな声で挨拶が返された。そしてお二人に呼び込まれ次々と登場するゲスト陣。最初の挨拶ではキャラクターの一言台詞が披露され会場を盛り上げた。


最初のコーナーは某トーク番組風に、ひな壇に着席したゲストをバカテス芸人として『バカトーク』を展開し、リスナーから届いたゲストや演じるキャラクターに焦点をあてた質問に答えていった。
『水橋流夏休みのいい過ごし方を教えてください。』『ゲーマーえみりんですが一番ハマっているゲームは?』『宮田さんはムッツリーニと似ているところはありますか?』『磯村さんはお嬢様っぽく見えますが本当はどうなんですか?』『鈴木さんは女装するならどんなコスプレをしますか?』『バカテスラジオでいつもノリノリの波乗り健次郎さん。バカテスでやりたりないことはありますか?』といった質問で開始30分にしてディレクターから「巻で!」と指示が でるほど大盛り上がり。どんな回答がされたのかはぜひラジオCDで確かめていただきたい。


続いてのコーナーはお客さん参加型のコーナー『だんだん減らしまSHOW!』。起立したお客さんにアンケートをして該当するお客さんのみ立ち続け最終的に1人にするというゲーム。
最初に『苗字が“しもの”の人!』というアンケートを投げかけると、おどろいたことに下野さんと1字違いの方が来場していたことが判明。これにはゲストからも「凄い!」と感嘆の声が。それに続いて下野さんネタでアンケートを繰り広げすゲスト陣だった。

 
『100回振り返り早押しクイズ』コーナーでは、これまで配信されたラジオのエピソードをクイズ形式で振り返っていった。ゲストの回答権はそれぞれ指定の台詞を喋ることで得られ、水橋さんは「どうしてくれんのよ!」、鈴木さんは「ハリケーンシュート」、加藤さんは「わしも男湯じゃ」、宮田さんは「やつはスパッツを履いている」、磯村さんは「浮気は許さない」、津田さんは「我慢してください」。
キャラクターになりきって「やつはスパッツを履いている」と回答する宮田さんの姿や、磯村さんが「浮気は許さない」と回答しようとするたびに鈴木さんが「はい、すみません」と雄二と翔子のようなやりとりを見せ会場は大爆笑の連続となった。出題された問題については写真をご覧いただきたい。


最後のコーナーは『下野+原田+ゲストでJUMP!!』。下野さんと原田さんとゲストで力を合わせ心が洗われるストーリーを即興で作る番組コーナーで、今回のお題は『おとぼけ警部のミステリー紀行』。
ひとりに与えられた時間は30秒でその中でストーリーを紡いでいく訳だが、今回ゲストは6人と大所帯。最初に登場した下野警部を始め、新しく配属された“おっぱい刑事(デカ)”こと原田ひとみを演じる磯村さん、さらに同じく「今日から配属された原田ひとみ」と話す宮田さん、加藤さん演じる目撃者の“原田ひとみ”、そして原田ひとみ(無)を演じる水橋さんは「盗まれたんです私の大切な双子山を」と会場を笑わせた。続いて登場した津田さんは野太くいい声の目撃者“原田ひとみ”を演じていた。

「全裸ですみません」と現場に到着したのは鈴木さん演じる“原田ひとみ”、最後に登場したした本物の?原田さんが自己紹介をすると他のキャストから「俺だ、私よ」と6人の原田ひとみが大騒ぎ。
しまいには6人の原田ひとみが合体しキング原田ひとみとなって原田さんが誕生!この流れで話を最後まとめなくてはいけない下野さんには会場から「がんばれ!」と大きな声援が飛んでいた。ちなみにこの“原田ひとみ”ネタについて当の本人原田さんは楽屋で宮田さんからそっと「皆で作るコーナーだけど皆で“下野紘”って言うことにしてるからよろしくね」と言われていたのだとか。ストーリーの内容についてはCDでご確認を!

【公録の感想】
「皆さんのお陰でバカテスのラジオがが盛り上がって、公録もこんなに楽しむことができました。本当にありがとうございました。」(津田さん)
「バカテス最後の公録ということで皆さんと最後の公録を楽しむことができて嬉しいです。原作はまだ終わっていないのでそちらを応援していただけると嬉しいです。」(磯村さん)
「アニメが終わって時間が経ちましたがこうやって根強く応援してくださるのは嬉しい限りです。またお会いできたら嬉しいです」(宮田さん)
「公開録音もこれが最後なのかと思うと寂しいです。これだけ出演者がいじってもめげない下野さんと原田さんは素晴らしいなと思います。」(加藤さん)
「感無量です!これまでを支えて下さったのはバカテスファンの皆さん、スタッフの皆さんだと思っています。また再会できる日を楽しみにしながら、雄二というキャラクターを原作の小説に返したいと思います。」(鈴木さん)、
「バカっていいですね。愛すべきバカだなと思います。そしてこうやって付き合っているお客さんたちあなたたちも十分バカよ(会場笑)。どーしようもない人達ばかりですけど大好きです!」(水橋さん)
「瑞希ちゃん役をやらせていただいてからイベントやラジオにたくさん出させていただくことになったので『バカテス』は色々なことが変わった作品です。今回の公録で最後ということですが、皆さんから最後までたくさん笑顔をいただました。原作はまだ続いていきますので、いつまでも愛して応援してくださると嬉しいです。」(原田さん)
「皆さんは本当にバカで最低で、でも本当に優しさや思いやりなど愛を持って僕のことをいじってくださいました。僕はこんなみなさんのことを最高の人間だと思っています!きっとまたどこかでお会いできるんじゃないかなと思っていますので、そのときはよろしくお願いします!」(下野さん)
とそれぞれコメント。
原田さんは感極まって声をつまらせる場面も見られ会場から「頑張って!」と大きな声援がかけられていた。最後は会場一体となって「サモン!」の掛け声で公開録音を締めくくった。

公開録音後には第1期オープニングテーマ『Perfect-area complete!』に乗せこの日のために作られたスペシャル映像が上映され会場は大盛り上がり。キャストにも知らされていなかったようでキャスト陣も最初は何が始まったのかわからず驚いた様子だった。

ラストにはパーソナリティ二人へ花束が送られ、その花束を手にステージに残り下手・上手・中央で「ありがとうございました!」とファンへ向けて挨拶をし、3時間に渡る公開録音イベントを締めくくった。

 

<Text・Photo/藤本 厚>

●WEBラジオ音泉 公式サイト
http://www.onsen.ag/