ふたりのキャッチフレーズをつけましょう! 伊藤かな恵『生☆声優グランプリV』第六回レポ&終了後インタビュー!

By, 2012年7月28日



下田麻美さんをMCに、月一でニコニコ生放送にて配信している”見た人全てが勝ち組になれる番組(下田さん)”「生☆声優グランプリV」。7月10日(月)放送分では伊藤かな恵さんがゲストに登場!

今回は番組冒頭から、まだ紹介もされずカメラが向いてないにもかかわらず、オープニングトークから伊藤さんが相槌を入れたりカメラに映りこむ”見切れ芸”で、リスナーさんが大盛り上がり。その後も、かつて伊藤さんがラジオで話していた、小さいころにトナカイをペガサスと同じように架空の生き物だと思っていたという話題や、実家ではお父さんが薪で風呂を沸かしていたなど、ゆるく2人の女子トークによる楽しい雰囲気で番組は進行した。

ただゆるいだけではなく、”見た人が勝ち組”と言わんばかりの内容となっていた。伊藤さんは6月27日(水)にライブBlu-ray&DVD「ファーストライブツアー2012”ココロケシキ”」を発売したばかりで、番組ではライブ映像を少し上映。伊藤さんは初ライブがツアーだったこともあり、歌い終わった後倒れこんでしまったけれど、それだけやりきった!と振り返っていた。

そして8月8日(水)には6枚目のシングルとなる両A面シングル「パズル/ビギナードライバー」を発売予定。「パズル」は『侵略!イカ娘』単行本12巻の限定版に付属される新作オリジナルアニメDVDのEDテーマとなっている。番組ではもう一曲の「ビギナードライバー」のPVを上映。イベントでは流したことがあるものの、メディアでは初公開。さらにはシングルジャケットをお披露目するという嬉しいものとなっていた。

伊藤さんは7月10日(火)に発売された「声優グランプリ8月号」にもグラビアで登場。「大人になんてなりたくない!」というキーワードのもと、子供っぽいイメージの写真が掲載されている。実は2号連続のグラビア企画となっており、翌9月号では大人っぽいグラビアが掲載されるとのことなので楽しみにしていよう。

一方の下田さんも、6月27日(水)にファーストシングル「awake/もう一度」を発売したばかり。
番組放送前の土日にはイベントが行われたこともあってか、たくさんのメールが届いていたようで、感謝の言葉を伝えるとともに、悩むぐらいならイベントに来てほしいとツイッターで語りかけたことや、疲れからかイベント終わりの夜から翌日の夕方まで寝ていたなどのエピソードを語っていた。

そして、リスナーにはすっかり奥さんとの動向が注目されるようになった(!?)広島編集長も登場。下田さんの「好きな都道府県名を付けていい」という提案のもと、伊藤さんが長野編集長と命名。
ちなみに今回から新企画として、声優グランプリ本誌の表紙に書かれているキャッチコピーを、コメントで公開募集をする試みも行われた。翌月号の本誌に反映されるかもとのことなので、リスナーさんは次回までにしっかりとしたものから面白いものまで考えておこう。

モバイル「声優グランプリV」で聴けるアフタートーク「生グラもういっちょ」では、小柄な伊藤さんの”小学生ネタ”や、これからやってみたいことなどが語られているので、気になるひとはこちらもチェックしておこう。

―本日の放送の感想をお聞かせ下さい。

伊藤かな恵さん(以下、伊藤):あさぽんと2人きりで番組やるのは初めてなんです。でも楽しくやらせていただきました。自然体過ぎて、映像番組をやっている空気感じゃなかったですね(笑)。控え室のままの雰囲気でした。

下田麻美さん(以下、下田):その空気でいてもらえたのが良かったと思います。かな恵ちゃんと1対1でここまでお喋りすることはなかったですから、どういうお話をしようか考えたりもしましたけど、結局何も考えずにノリとテンションでお喋りをしました。
本当に自由に、台本も気にせずできたかなと思います。

―伊藤さんにとっては2回目のニコニコ生放送ということでしたけど、こういう生放送番組はいかがですか?

伊藤:こんなにゆるくていいのかなと、今になって急に不安になってきました(笑)。あさぽんがしっかりしているからなんとかなったものの……。

下田:いいよいいよ。むしろ見ているみなさんは、こういうゆるい姿を見たいんじゃないかなと。
以前はラジオの帯番組でパーソナリティを同時期にやっていたので、そのときのリスナーさんは、私とかな恵ちゃんの組み合わせを楽しみにしてくださっていたようです。

―番組ではライブBlu-rayとDVDの映像も少し流れましたが、改めて見所を教えてください。

伊藤:一言でいうなら「全部積め込みました」ですね。ミスしちゃったところもそのまま入ってます。ライブのコンセプトが”伊藤家”で、家に遊びに来ていただいた皆さんと一緒に騒ごうというものだったんです。
アットホームでゆるい雰囲気を自宅でも楽しんでいただけたらと思います。

―その映像を見て、下田さんはどう思われましたか?

下田:かな恵ちゃんが歌手活動をしているのは知っていたんですけど、こうやってライブで歌っている姿を見るのは初めてでした。
なんだかちょこちょことしている雰囲気のかな恵ちゃんとは思えないカッコ良さがあって。楽曲も魅力的だしピッタリだと思ったんです。
プロデューサーの方がかな恵ちゃんのことを良くわかっていらっしゃる方なんだなと、魅力を引き出すのがうまいと思いました。歌声もめっちゃ好みだったので、ライブを見に行きたいです。

伊藤:じゃ次回……があれば(笑)。

下田:みんなでいっぱいBlu-rayとDVDを買って、実現させてください!

伊藤:お願いします!

―次に向けてということで、ニューシングルも出ます。こちらについてもお話いただければと思います。

伊藤:「パズル」はイカちゃん(『侵略!イカ娘』単行本12巻についてくる)のOADのエンディング曲ですね。散歩しているようなゆったりとした曲ですけど、歌詞は家族ぐらい近い距離感だからこそ、恥ずかしくて言いたくても言えないことが溜まっていくという、むずがゆさを感じられる曲になっています。
「ビギナードライバー」は恋の始まりを描いた曲で、番組でも流しましたけど、PVは車を恋人に例えてちょっとダークな雰囲気もあったりします。曲もPVも新しい挑戦をしているので、そのところを見てほしいなと思います。

―下田さんもシングルを出されてイベントも行われましたけど、その感想をいただけますか?
下田:シングルの発表から実際の発売までの間が長くて、いろんな番組などに出させていただいて告知などもしてきましたけど、今は無事に発売されてホッとしています。発売記念イベントもありがたいことにいろんな場所でさせていただくことになりました。

何かしらイベントでステージに上がる機会をいただけていますけど、ファンの直接お話しするような機会というのは、イベントのなかでも実はそうそうないんですね。だから本当にその時間を大事にしようと心に決めていました。ファンのみなさんも同じ思いだったようで、お話することをすごく考えてきてくださった方や、それが全部飛んでしまって感激しすぎて何もいえなかった方もいました。

CD買ってくださるだけでも嬉しいことなのに、いろんな場所から都合をつけて時間を作ってくださって、会いにきて感想を聞かせてくれるという……。自分の目と耳でこれだけの方に支えてもらっていることを実感できて、本当に幸せでした。これが載るころには終わってしまっているかもしれませんが、今の時点ではまだイベントが残っているので、みんなに元気になって帰ってもらえるようにしたいです。

―今回番組の新しい試みとして、声優グランプリのキャッチフレーズを付ける企画がありましたけど、ここでは本誌ではなく、お互いにキャッチフレーズを付け合っていたけますか?

下田:突然大喜利が始まりましたね(笑)。

伊藤:あさぽんは「○○なお姉さん」がいいかなぁ……。

下田:やっぱりかな恵ちゃんは子供っぽいところは魅力だと思うので、そこは推さないと……。

伊藤:推さなくていいよ!(笑)

下田:おさない……幼い……?

―ダジャレも入れると…。

下田:ハードルを上げないでください!(笑)。……それじゃ、「ちっちゃいけれど、夢は大きく。伊藤かな恵です」。選挙ポスターっぽいですけど。

伊藤:私は「隣のお姉さん、下田さん」にします。身近に感じられるお姉さんということで。

―番組で、伊藤さんがトナカイが架空の生き物と勘違いしていたという話題もされていましたが、ほかに大人になるまで勘違いしていたものは何かありましたか?

伊藤:私は、トナカイを超えるものが無い気がします。

下田:私は……漢字の読み方ならありました。「生地(きじ)」を「なまじ」とか、「出汁(だし)」を「でじる」と読んで注意されました。大人になってというより声優になって恥ずかしながら気づいたことです。

―漢字の読み間違いについて、伊藤さんはありますか?

伊藤:私は……基本的に漢字は苦手です。だから台本は家できちんと調べます。調べてから望まないと怖いですね。

下田:広辞苑(こうじえん)でね。……そういえば、広辞苑も何て読むのかわからなかったですね。だから「こう……えん」ってあやふやにして言っていた記憶があります(笑)。

―それでは最後にメッセージをお願いします。

下田:今回で無事に6回目を迎えました。実は半年を一区切りとする可能性もあったようなんですが、大好評につきまだまだ続くということでとても嬉しいです。
今回はかな恵ちゃんがゲストで来てくれましたが、まさか紹介前から相槌をオンマイクで入ってくるとは思ってませんでしたけど、リスナーさんのテンションを頭から上げていただきました。

ニコニコ生放送が2回目と思えないぐらい助けていただいたと思ってます。かな恵ちゃんもそうですが、私もCDを出させていただきました。ファーストシングルという記念すべき1枚となっていますので、まだ悩んでいるというアナタ、「絶対に買ってください。指きりげんまん嘘ついたら針千本飲ます。指きった」(笑)。

伊藤:あっという間の1時間で、あさぽんと楽しい時間を過ごすことができました。あの、オープニングから入っていくのが当たり前と思っていまして……。

下田:打ち合わせのときに、「オープニングでうっかり入ってしまっても大丈夫ですよ」と言われていたからですね。

伊藤:まったりゆるくという番組は大好きで、でもそれはあさぽんがしっかりしているから、私がゆるくいられる状態を作ってくれたと思います。あさぽん、本当にありがとうございます。
私関連としては、紹介した音楽活動もありますし、アニメ「織田信奈の野望」にも、織田信奈役で出演していますので、是非見てください。

なお次回8月13日(月)放送のゲストは大坪由佳さんに決定!
こちらもお楽しみに!

●番組サイト
http://live.nicovideo.jp/watch/lv101876372

<Text/さとかず・Photo/ダンディ佐伯>

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